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テーマ:ベトナム滞在記(55)
カテゴリ:Life in VietNam
「ガー・ヌン」・・・実は、あまり人に教えたくない。なぜならば、辛いときに、ジョエルさんや佐藤さんと一緒に出かけては、会社や社長の愚痴をいい合い、一瞬の時を楽しんだ場所だからだ。
もしも・・・ここで書くことで、あの店が大繁盛して、思い出の路地裏からなくなってしまっていたら悲しいし、たくさんの人が行くことで味が落ちてしまったりしないかどうか、心配だからだ。そんなことはないか・・・ははは、うぬぼれでした。 じゃ、書かなきゃいいじゃん・・・でも、ガー・ヌンを抜きにしては、俺のハノイの食生活は語れない。それほど突出してうまい。 「ガー」は、鶏、「ヌン」は、俺の記憶が正しければ「焼く」・・・つまり、焼き鳥のことだ。 ところが、どっこい、日本の焼き鳥とは全く別の食べ物だ。確かに、鶏肉を焼く・・調理方法から言うと全く同じものと言っていい。 じゃ、何が違うかと言うと、鶏肉に塗るタレの味だ。このタレがもう例えようのないほどうまい。どういえば伝わるのだろうか・・・うーん・・・難しい。 鶏は地鶏の肉で、引き締まっていてプリプリしている。それにあの香ばしいタレの味がぴったりマッチしている。それに、フランスパンを交えて食べる。 フランスパンは、ライムの絞り汁と甘塩、そして、唐辛子の輪切りを入れたものをつけて食べる。こうすることで、フランスパンがあっという間におつまみに変わる。是非是非やってみて欲しい。 タクシーの運転手に「ガー・ヌン」の店と告げれば連れて行ってくれるはず。 お試しあれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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