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ふぅ。
今、午前2時58分。 世間を騒がせているApple製品の記事を起こしながら思い出した。 この15日でライターになってちょうど10年だ。 10年というと、この世におぎゃーと生まれた子供が小学4年生になるまでの時間。 地球が太陽の周りを10回まわり、春夏秋冬をそれぞれ10回経過して、3650日以上が過ぎた。 そのうち、約8割以上の日数、午後10時以降まで仕事をしている。 8割はオーバーかな…まぁ、それくらいは当然と思えるほど、仕事だらけの10年だった。 何冊書いただろう。 九州に来てからだけでも、おいらの著書だけで40冊以上。 共著や編集のみを含めると50冊近くになる。 とすると、かかわった書籍の数は、100冊くらいかなぁ。 長かったなぁ…。 少しは成長してるんだろうか。 ほぼ一日中家の中にいるからなぁ。 世間と感覚がずれたりしてないだろうか。 きっと、ずれてるだろうな。 世界が狭くなったに違いない。 頭でっかちになってるかもね。 すでに人間ではないのかも。 まれにそう思える瞬間もある。 パソコンやiPadなんかの図解書は書けるけれども、 人間の図解書は、本当に難しい。 こっちから見ると、それがひとつの真理だけれども、 下から覗くと、それはどうでもいいちっぽけなことだったりする。 どっちの視点をとるか。 それを手に入れるのか、見るだけなのか。 逃げるのか、立ち向かうのか。 それによって、歩く道も歩き方も、歩いた後につく色もみんな違ってくる。 要は、何を選び、何を選ばないのか。 何をして、何をしないのか。 そして、俺はそこで何を感じ取るのか。 いろんな出会いがあって、いろんな別れがあって、 それぞれが複雑に交差して、 共に、 笑ったり、 泣いたり、 イライラしたり、 喜んだり、 そうして、最後を迎えるんだろうね。 おいらが歩いた足跡は、 何を描いているのか、 どんな色なのか。 鈍感だから、自分の描いた絵を客観的に見れないけれども、 それは最後の楽しみにとっておく。 でも、どうせならでっかい絵を描きたい。 色とりどりの絵だとなおいいね。 幸いに、おいらは言葉を紡ぐことを生業にしている。 これほどラッキーなことはない。 言葉こそ世界。 言葉こそ次元。 言葉こそ始まりであって、 言葉で終わる。 この先10年は、深く潜って 深く感じ取って、 ジワジワとあふれる言葉を紡げたらうれしい。 おいしそうな言葉を生み出せたら、人生の目標は達成できる。 さて、次に進むか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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