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2013.01.27
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カテゴリ:No Category
両親から電話でパソコン操作について質問。

「今、どんな画面が表示されてる?」

「パソコンの電源入れた時に出てくる画面」

「そかそか、じゃ、スタートボタンをクリックして」

「えーっっと…スタートボタン…スタート……」

「画面の左下にあるよね(軽くイライラ)」

「あー、ありましたありました」

「いい加減、スタートボタンの位置くらい覚えてよ」

「はいはい。それで?」

「(軽くカチン)それをクリックして、すべてのプログラムをクリックしたら出てくる一覧でMicrosoft Wordをクリック」

「すべてのプログラム…すべて・・・のプロ…プロ…あーはいはい…それから…Microsoft Word?ないけど?」

「いや、あるから。上から順番にゆっくり探してみて」

「Microsoft…Microsoft」

「あ、英語で書いてあるからね。カタカナじゃないよ」

「はいはい…Microsoft」

ってなテンポで延々と続く。

そして、決まっておいらのイライラが頂点に達して、猛烈な喧嘩へと発展し、互いに捨て台詞をはいて電話が終了…というのがパターンになっている。

両親は、親父が73歳、母親が69歳。

パソコンをやろうというその根性だけでも見上げたものだし、割と理解はある方だとは思うのだけれども、やはり高齢ということがあり、パソコンそのものを理解するには、やっぱり限界がある。

それはとっても理解している。

親父はカメラが趣味で、写真の管理や印刷、母親はロンドンにいる孫とSkypeやFacebookがやりたいようだ。

目の前にいれば、それぞれ10分もあれば説明できるし、代わりに操作してあげることもできる。

繰り返し説明すれば、覚えもしてくれるだろうし。

だけども、両親は大阪、おいらはトロピカル北九州。

やはり、手段は電話が中心になる。

根気強く説明するしかない。


まぁ、普通の人ならば、匙を投げることだってできるかもしれない。

パソコン教室に通うよう勧めることだってできるかもしれない。

しかし、おいらは、仮にもパソコンの図解書を書くライターさんだ(笑)。

両親のような人たちにパソコンの操作をわかってもらえてこそ存在意義のある人間なのだ。

そこのところがここ数年、ずーーーーーーっと引っかかっていて、何とかできないものかと悩んできた。

「俺の本を読めばわかる」といって、本を渡したこともあるけれども、その結果、「専門用語が多すぎる」、「重要なポイントは1回説明されたくらいじゃわからない」などと、延々と理解できない理由を説明されることとなった。

実家に帰るたびに、パソコンの操作を教える時間とトラブルを解決する時間を作る。

ほぼ前回と同じ説明をし、両親とバトルして帰ってくる。

その繰り返しだ。

どーすればわかってもらえるのだろう…ぐるぐるぐるぐる考えに考えた結果、やはりおいらには、書くことしか思い浮かばず、このブログにたどり着いた。


パソコンの説明を受けながら、理解できない横文字にうなずきながら受け流さざるを得ない人はたーくさんいると思う。

また、仮にその場で理解したとしても、次使うときには忘れてしまっている人は、さらに多いと思う。

そんな人たちだって、パソコンは必要だし、使いたい。

それは間違いない。

じゃぁどうするか。

自分が書いている本よりも、もっともっと噛み砕いて、わかるように解説するしかない。

これはおいらの運命というか、義務だね。

ちょっと根気強くやってみようと思うよ。

パソコン、わかりたいと思う人は、お付き合いくださいな。





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Last updated  2013.01.27 23:31:27
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