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この記事を読んでくれている人がいるのかどうか、ものすごく不安だけれども(笑)。
ずいぶんと間が空いてしまって、申し訳ない…。 ネタ切れじゃないよ。 本の執筆と国家権力との対決(笑)にパワーを使ってた。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ さて、前回は、パソコンというメカの考え方について、初めて台所で手伝いをする小学3年生の男の子に例える話を書いた。 今回は、どうしてパソコンを小学3年生の男の子に例えたのかということを書いてみようと思う。 主人公「まーくん」の設定を思い出してほしい。 ・小学3年生の男の子 ・初めて台所でお手伝いをする ・当然、道具の場所や使い方は知らない そんなまーくんに、お手伝いを頼むとどうなるか。 さぁ、ぐるぐると想像力を働かせて。 まずは、質問責めにあうのは、目に見えている。 まな板はどこ? 包丁はどこ? 包丁はどれを使えばいいの? リンゴはどうやってむけばいいの? 包丁はどうやって持てばいい? お皿はどこ? リンゴはどこ? では、どうして、まーくんは、質問ばかりするのか… 「知らないから」だよね? 知らないから自分で判断できない。 それに対して、あなたはどうするか…? 面倒と思うかどうかは別にして、たいていは、しゃがんでまーくんの目線まで下りて、手とり足とり教えないだろうか。 まな板と包丁のある場所を、丁寧に教え、包丁の握り方、リンゴの皮の向き方、お皿の場所…。 まーくんがリンゴをむき終わり、お皿に乗せて、ダイニングに運ぶまで、つきっきりで指導するはずだ。 では、なぜ、まーくんにそこまで丁寧に教えるのか。 まーくんには、知識も経験がないからだ。 ちゃんと指導しないと、まーくんはリンゴをむけないし、お手伝いを頼んだあなたもリンゴを食べることができない。 だから、懇切丁寧に指導するよね? 実は、パソコンに対しても、まーくんに接するのと同じように接すると、うまくいく。 というか、そうじゃないとパソコンは操作できないのだ。 というと、たいていの人は、「えーっ」というだろう。 パソコンには、人類が編み出した、最新・最高の技術がてんこ盛りにされているはず。 人間がリクエストした難しいことを、スラスラこなせて当然のメカのはず。 高いお金を払ったんだから、仕事が楽にならなきゃ意味ないのに、どうして小学3年生を扱うように扱わなきゃならないのか? そう思って当然。 何でも、スムースに、簡単にこなせる…という宣伝がされているし、実際、パソコンを使いこなせる人の画面を見ていると、そういう風に見える。 でも、よーーーーく考えてもらいたい。 パソコンの電源ボタンを押す。 ジャーンと音が鳴って、Windowsが起動する。 デスクトップ画面が表示される。 ここで何もしなければ、何も起こらないよね。 どんなに、毎日、パソコンを起動すると同時に決まったWebページを見ているとしても、パソコンは自動的にそのページを開いてはくれない。 必ず、Internet Explorerのアイコンをダブルクリックし、お気に入りを開いて、目的のWebページをクリックする…という操作をしているはず。 つまり、パソコンは、何一つ自分で判断することができないのだよ。 これ、とても重要なこと。 だから、もう一回同じことを言う。 パソコンは、何一つ自分で判断することができない。 だから、まーくんなのだよ。 初めて台所のお手伝いをする、小学3年生なのだ。 小学3年生の子供に物事を教える場合は、懇切丁寧に。 これがそのままパソコンの操作にそっくり当てはまるのだ。 では、Webブラウザー「Internet Explorer」でホームページを見るという動作をするときは、どうするか。 Webページを見るためには、Internet Explorerというアプリを使う。 アプリとは、包丁やまな板と同じと考えて差し支えない。 つまり、道具だ。 まず、道具を出そう。 画面左下の[スタート]ボタンをクリックする。 そして、[すべてのプログラム]をクリックすると表示される一覧から、[Internet Explorer]を選択する。 すると、Internet Explorerが起動し、Yahoo! やGoogleといった、ホームページが表示される。 この操作は、つまり、包丁とまな板のある場所を教えて、流しの上に置くという動作に相当する。 マウスを動かし、ボタンをクリックして、項目を選択する…こういった操作ひとつひとつが、まーくんに対して、懇切丁寧に教えるということに当てはまるのだよ。 適切な指示を出すことができれば、そのリクエストはすぐに、そしてスムースに実行される。 この点が、人間とは違うところ。 まーくんは、リンゴを上手に剥くことができるまでに時間がかかるけれども、パソコンは、適切に指示してやれば、指示した通りの動作を行える。 それがたとえ、どんなに難しい処理であってもだ。 その点こそがパソコンの存在意義。 今日の記事をまとめてみよう。 パソコンは、何一つ自分で判断することができない、ということをまーくんに例えて書いてみた。 パソコンは、まだロボットにはなれていない、不完全なメカなのだよ。 だから、優しい気持ちで、ひとつひとつ指示してやること。 そういう考え方でパソコンを扱うと、意外と素直にいうことを聴いてくれるということに気が付くはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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