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熊本の地震、本当にびっくりだった。
九州であんなに大きな地震が起こるなんて、まったく思ってなかった。 北九州にいる7年間に、体に感じる地震があったのは2~3回だったと思う。 そのうちの1回は、愛媛で起こった大きな地震のとき。 それでも、震度2とか震度3程度で、揺れた揺れたって騒いだ。 九州に来たのは、中学2年生のとき、友達と2人で国鉄の周遊券を使って1周したのが最初。 10時間ほど電車を乗り継いで、ようやく関門海峡をくぐって、初めて本州を出た時の感動。 長崎の古いけど、ちょっと日本じゃない感じの街並みに、心が躍ったこと。 夜行急行には、横になれなくてあまり眠れなかったこと。 青島の海の青さに、居ても立っても居られないほどテンションが上がったこと。 そして、何よりも阿蘇の大きな大きな景色に心を揺さぶられたこと。 阿蘇は、大きくて、力強くて、生き生きしてて、地面が生きてることを肌で感じられる場所だ。 それでいて、時間がゆったりと流れ、静かで、気持ちが落ち着く。 いつまでいても飽きない。 だから、北九州に移住するまでにも、何かの節目に阿蘇に一人で旅をした。 行くたびに、どこまでも広い空と、大きな大きな緑の地面に、心配とか不安とかイライラとかを捨ててきた。 そして、7年前に、導かれるように北九州に移住した。 門司港の人の良さ。 関門海峡と、おいしい魚と釣り。 本当に楽しくて、緩やかな時間を過ごせた。 それに、独立という大きな決断もした。 ある意味、九州は自分にとってなくてはならない一部のようなものだ。 それなのに、九州を離れたとたん、大きな地震が起こった。 ニュースの映像が流れるたびに、自分の景色が壊されたようでせつない気持ちになる。 自分でさえそんな思いになる。 家が崩壊して避難所にいる人、車の中で寝泊まりしている人、けがをした人…どんな思いをされているんだろうと思うと、心苦しい。 熊本と大分の皆さんに心からお見舞い申し上げるとともに、この地震が一日も早く収まることを祈っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.02 11:21:34
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