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2008.09.29
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 □三味線BGMに紅葉鑑賞/手荷物預けゆったり散策…

 今年、2度にわたり大地震に見舞われた東北地方。紅葉でにぎわう秋の観光シーズンを目前に控え、風評被害を吹き飛ばそうという地元と、国内旅行客の減少に歯止めをかけたい旅行大手が、例年以上に連携を強めている。
                  ◇

 ■新たな趣向

 毎年、地域を限定して「日本の旬」キャンペーンを続けてきたJTB。今年は10月から来年3月まで、「日本の旬 東北」キャンペーンに乗り出す。しかし、地震の影響で今夏、例年比6~7割まで観光客数が落ち込んだ地域だけに、紅葉や温泉の魅力だけでは集客につながらない。

 そこで、JTBは地域と一体となって、「これまでと変わらない景観美」を、新たに展開する取り組みによって、幅広い客層にアピールしようという作戦だ。

 「日本の旬」キャンペーンには、新たな観光素材やサービスを盛り込んだ。青森県の十和田湖では、遊覧船で津軽三味線の生演奏を聴けるツアーを設定。津軽三味線をBGMに紅葉を鑑賞するという、新しい楽しみ方を提案している。

 一方、岩手県の平泉でも、散策に便利な手荷物預かりサービスや、通常なら2時間で2500円のボランティアガイドを同500円で提供。奥州藤原氏の栄華を伝える文化財を徒歩でゆっくり見てもらおうという仕掛けだ。

 JTBはキャンペーンを通して、自社による東北地方への送客数を、地震前の昨年よりも約11%増の100万人とする大きな目標を掲げた。

 東北地方は地震後、観光客が3割も減っているのでハードルは高いが、同社では「個人だけに頼るのではなく、団体旅行や外国人旅行でも積極的に売り出していく」ことで、目標を達成したいと強気だ。

 JTBでは、外国語案内などが充実した宿泊、飲食、観光施設の情報を集めて積極的に提供。外国人旅行客に日本の原風景を残す秋の東北をアピールする。

 ■予約率8割

 今夏の北東北の観光は地震に振り回された。

 岩手県沿岸北部を震源とする地震の落石で、渓流に沿って走る国道が一時的に通行止めとなった青森県の奥入瀬(おいらせ)渓流。復旧後も観光客の足は遠のいた。ボランティアガイドとして6年のキャリアを持つ下川原まゆみさんは、「ガイドとして歩く回数がいつもの半分」と振り返る。

 風評被害に加えて、今夏はガソリン高も追い打ちをかけた。十和田湖エリアでは、個人客の多くがレンタカーを利用するからだ。

 十和田荘(青森県十和田市)の中村秀久常務は「昨年8月に5000人を集客したレンタカープランの宿泊客が今年は300人」と影響の大きさを語る。

 通常ならすでに満室のはずの10月の予約率は、まだ8割にとどまっている。だが、JTBなどのキャンペーン効果にガソリン価格の落ち着きなど、好転しつつある環境を生かし切れるかどうかが、地元にとっても紅葉商戦の勝敗を分ける。

 「十和田ホテル」(秋田県小坂町)の菊池勇咲総支配人が「食事、サービスなどのレベルアップを図りたい」と話すように、例年以上の上質感をアピールし、集客を目指す動きが活発になりそうだ。



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最終更新日  2008.09.30 04:51:54


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