2007/04/16(月)12:40
祖父のお見舞い
昨日、母、兄夫婦、弟と、
子供を連れて、入院中の祖父のお見舞いに行く予定でした。
が、次女ころこが、朝から嘔吐して、体調が悪かったため、ころこ&わたしはお留守番。
長女きのこはみんなと行きました。
帰ってきた母・弟に、祖父の様子を聞きましたが、
かなり壮絶な感じだったようです。
おととし、祖父にとっての一人息子の、父を亡くし、
それからは、みるみる元気がなくなっていきました。
わたし、子供時代は、祖父母と同居していたのですが、
とても豪快なおじいさんでした。
昔の人にしては背が高く、若いころはバスケットボールをやっていたそうで、
会社を一代で築き、胸ポケットにはいつも札束を入れ、
いつもお小遣いをくれるおじいちゃんでした。
父は、祖父があまり好きではなかった と聞きました。
父が幼いころ、祖父には、愛人がいて、ほとんど家には帰らず、
父は、母子家庭状態で育ったそうです。
だから、自分に子供が生まれたら、
絶対にこんな思いはさせない と、
わたしたちには、あふれるほどの愛情を注いでくれました。
仕事も忙しかったけれど、それ以上に、家族のため、子供のために尽くしてくれました。
そんな父が、
祖父の会社を継いだこと、
東京の大学に行った父が、地元に帰ってきて、
祖父の会社に就職したのは、
親孝行だったのだ と思います。
許せない と思いながらも、
親を憎みきれなかったのかもしれません。
今も、
父に聞いてみたいこと、
話したいことがたくさんあります。
おじいちゃんは、
そう遠くない未来に、
父のもとへいくのでしょう。
そのときは、
あちらで和解して、
ふたり仲良く、
わたしたちを見守ってほしい
そう、願っています。