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2008年10月06日
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テーマ:徒然日記(22680)
カテゴリ:┗ ●世界の橋●

2008年09月26日に掲載した『ロマン溢れる可動橋の特集』



Wikipedia(ウィキペディア)に掲載されている可動橋の中で一番非現実的だと思ったのが、この沈下橋(submersible bridge)。

素人目に見てもお金がかかりそうだし、保守メンテの手間暇を考えたら普通はやらないだろう。だからホントにそんな橋はあるのかな?と思ってGoogle検索をしたら、割とあっさりと見つかったのでちょっとあっけなかった。

場所はギリシャのコリントス運河(Corinth Canal)。その運河に架かるイスミア橋(Isthmia bridge)が、船が来ると川の中に沈む橋、いわゆる沈下橋なのだ。ではなぜ沈下橋なのか?手間暇をかけて費用のかかりそうな構造体とした理由は何なのか?コリントス運河を調べてみると、沈下橋でなくてはならない理由、そうせざるを得ない理由がようやく分かってきた。





この地図を見れば誰でも考えることは同じだろう。左側がコリンティアコス湾で右側がエーゲ海だが、コリントス地峡によって分断されているため、ここを掘り抜いて地続きならぬ"海続き"にしたい。

Wikipedia(ウィキペディア)によると紀元前7世紀頃からそのような考えがあったらしいが、なかなか事は進まなかった。このあたりはWikipedia(ウィキペディア)に詳しいので関心のある方は読んでいただきたいが、いずれにしても完成したのは1893年というから構想2600年を経てようやく実現したことになる。


そのコリントス運河だが、Wikipedia(ウィキペディア)によると

全長6343m、運河の幅は水面部で24.6m、河底部で21m、深さは8m、運河の途中に鉄道橋と道路橋があり桁下は52mとなっている。丘の高いところでは標高約79mほどもあり、丘の区間では両側に高く切り立った崖がせまる細い水路を船が通過する。鉄道橋があるところでは標高60mのところに開口部に長さ約33mほどの鉄橋がかかっている。大きな船はタグボートに曳航されて水路を通る。


↓コリントス運河をGoogleマップでみたところ


↓コリントス運河の風景写真



さすがにコリントス地峡を切り開いて造っただけに両側は切り立った崖になっており、川幅も非常に狭い。小型船ならまだしも大型船ともなると、すれ違うのはまず無理な川幅であることが分かる。蛇足ながらCorinthは『コリンス』と表記する事例も見られれば、Wikipedia(ウィキペディア)のように『コリントス』と表記する事例もあり、どちらが正確な発音に近いのかは分からない。一般的に考えれば『コリンス』表記かと思うのだが、Wikipedia(ウィキペディア)が『コリントス』と表記しているのに鑑み、このブログではコリントスで統一することにした。





そのコリントス運河だがエーゲ海からコリンティアコス湾に向かって進むと、ご覧のように分断された橋が現れてくる。偶然にも橋が川の中に沈んだところをGoogleの衛星写真が捉えたものだ。

それにしても沈む橋と知っていたので驚きはないが、知らない人が見たら『あれ、この橋、ちょっとおかしい』とビックリしてしまうかもしれない。いままさにコリンティアコス湾に出ようとする手前にイスミア橋が架かっているが、場所柄、人工的に作り出した運河ゆえに川幅は狭いし、水深もそれほど深くすることは出来なかったのだろう。

写真を見ると大型船も通行しているので、水深8mのこの場所に橋を設置しようとすると必然的に沈む橋となってしまうのだ。コリントス地峡の自然環境がこの沈下橋(submersible bridge)を生み出したと言えるのかもしれないが、その詳細写真は午後に掲載。

なおこのコリントス運河の写真を探していたら、偶然にバンジージャンプの写真が見つかった。以前掲載した『2008年07月02日"233mからのバンジージャンプ"マカオタワー"-その2"』とどちらがスリリングか?高さから言えばマカオタワーなのだが、こちらは両側が切り立った崖である狭小空間。案外いい勝負かもしれない。



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Last updated  2008年10月06日 12時32分01秒
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