MX-8(次期主力自家用車-8)選定計画7章~8~
さてそれでは「FTS戦略」の最後、「S」、「スポーツ」についてです。 もうこれはね、些か遅きに失すると言うかなんというか、今更どうなのかという事です。 まあ、「超ニッチ戦略(笑)」と言うことなので、良いのでしょうけど、これは単なる「現状追認」に過ぎない様な気がします。「セニックRX4」を買った(2000年)頃には、まだ「ルノーF1」が頑張っていて「スポーツ」な感じとしてはマスコミなどでも取り上げられていた記憶が有ります。当時、「ルノー広島」に遊びに行った時、セールスのI氏に「なんでF1で広告打たんの?」って聞いたことが有るんですが「ルノー社(当時のルノー・ジャポン)自体がその戦略を取らないみたいで…」と、言って居たのを思い出します。 結果論なんでアレですが、最近は日本国内の不景気や環境問題など、モータースポーツ自体が低調なので、いまさら「スポーツで推して」と言うのも「超ニッチ戦略」としか言い様がない。まあ、それでも売ることが出来る物を売ることが出来る市場に売れるだけの数を売ると言う感じで、台数は少ないながら堅調に売れて居るということのようです。「選択と集中」ってヤツですか。 と、ここまで書いて2018年のルノーの新車登録台数を書いときます。登録台数は7253台だったようです。小型車が2600台くらい登録されていて、これは恐らくほとんど「トゥインゴ」と思われます。この「トゥインゴ」の2600台を7253台から引くと4653台。「カングー」は2000台くらいと、インタビュー記事にありますのでこれを引くと2653台です。 その他の車種は記事などから想像するワケですが、「メガーヌ」が1000台とか、「R.S」が「全体」で1800台とか、曖昧な数字しか見つけられませんでした。 「トゥインゴ」と「カングー」を全体から引いた2653台から「R.S」1800台を引くと853台。これが「メガーヌGT」、素の「ルーテシア」、「カジャー」を足したものと言う事になるのかな。 恐らくこの853台は、根拠なく(笑)半分は「ルーテシア」だと思われます。ま、根拠なくとは言うものの、広島では「メガーヌGT」、「カジャー」は殆ど見ないと言うのがその根拠です。853台の約半分を450台。まあ、これが「ルーテシア」だとして、残りの約400台が「メガーヌGT」、「カジャー」かな。 ローンチエディションの「カジャーBose」は2017年販売で100台。これの一部が2018年に登録されたとしても「カジャー」の台数は「推して知るべし」。最大限多く見積もっても「カジャー」の台数は200台もないと思われ…(笑)。 そこで!ここはやはり「ウルトラC」ならぬ「ウルトラG」として「グランセニック」または「エスパス」と「コレオス2」の導入を強く求めます。 と言う「我田引水」にもならない結論が出たところで、このエントリーを終了します。(ヽ´ω`)終わり。