|
カテゴリ:徒然草紙
今日のテーマは認知です。認知症ではありません。
人間の観察というものは案外と当てにならぬものですね。 自分の目の前で他人のしている動作が全く見えていないことが多いです。 例えば朝食後に常備薬を飲む、この場合コーヒーを飲み終わったあとのカップを薬服用用の白湯いれに使う。 このカップが朝刊を見ている間に消えてしまう。 つまり、毎朝の「行事」が終ったか、否かを確認されていない。 しかし、この場合は未完了のケースだからある程度は理解できる。 問題は済ませたことが確認されていないケース。 コーヒーを沸かす、パンを焼く、その前に洗顔・漱ぎをする、と言った事柄に全く気付かれていない。 人間は見たいと思うことしか見えてこない。聞きたいと思うことしか聞こえてこない。 そういえば、以前に読んだ本のなかで、良く気がつくひとで、他人の身になって行動している人でも、自分の頭のなかでは96パーセントも自分自身のことを考えているらしい。 まあ、そんなもんでしょう。 「写真」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月16日 08時44分23秒
コメント(0) | コメントを書く |