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カテゴリ:学習面ネタ
さあ、『人格形成』は分かったから、もっと具体的な話を!!
と思われている人も多いかと思います。 (まぁ、ちゃんと読んでくれている人がいれば、ですが、、、) まず中3生しか教えない「なまけた塾」の呼び声高い我が「ゴマ塾」では、数学を大きく4つのパートに分けます。 1:計算パート 2:図形パート 3:関数パート 4:確率パート で、入塾希望者面談で苦手科目を聞いたときに「数学が苦手」と言った生徒に対しては、さらにこの4パートの中から、 「一番戦える気がするパート」と「一番戦えない気がしているパート」を聞きだします。 あとは、授業で実際各パートをどれくらいの基礎から教えるべきかを探ります。 で、必要であれば、小学校の学習内容までさかのぼって授業をします。 しかし、この4パートの中でも最もしっかり特訓しなければならないのは、計算パートです。 ここがしっかりできないと、図形も関数も確立も解く事ができません。 そこで私が数学の授業をしていて、最近の中学生の皆さんが苦手としていることが多い単元を紹介しておきます。 今後の学習の参考にしてください。 まずは小学校の内容から、 【分数の計算】 特に、「分数の足し算引き算」と「分数の掛け算割り算」の違いが頭の中でゴッチャになっている人が多いですよ!これはある意味「通分」と「約分」の違いが理解できていないということもできるでしょう。 それと、分数の割り算を、掛け算の式に直して計算することも苦手な人が多いです。 [÷]の後ろにある分数を、逆数にして掛け算に持ち込むってヤツです。 【小数の計算】 これも苦手な人が多いです。 まずはしっかり足し算・引き算ができるように! 勿論、掛け算・割り算もできないといけないのですが、『《ある正の整数》に1より小さい数を書けると、その元の《ある正の整数》より小さい数になる』といった概念が無い人も多いです。この概念というか感覚は結構重要です。 【分数と小数の計算】 これに至ると更に怪しい生徒さんが多いです。 特に小数を分数に変える技術を早く身につけることが大切ですね! 、、、ついでに整数を分数に変える技術もしっかり把握しておきたいところです。 まずはこの3つの単元ができるようになると、数学は勿論のこと、理科の計算問題の正解率が跳ね上がることも多いです。 また、この3つをしっかり克服した後で、文章問題にじっくり取り組むのもお勧めです。 結構、《時間・距離・速度の問題》《割引価格・定価をつける問題》《食塩水等の濃度の問題》などがスラスラできたりもします。 文章問題の克服に取り掛かるときは、いきなり「答え」を求めようとするのではなく、まずはしっかり『式をたてる』ことを目標とします。 慣れないうちは、1つの式を考えるだけで30分とか1時間とかかかる場合があるかもしれませんが、焦らず、腐らず、しっかり考えてください! その「う~ん、、」って考えている時間が、その「あ~でもない、こ~でもない」と考えている時間があなたの成績を必ず上げてくれます。その考えている時間があなたの脳(厳密にいうと数学脳)を鍛えてくれているのです。 まぁ、文章問題に踏み込むかどうかよりも、はやりまずは小学校の学習内容をしっかり把握するための学習時間を確保してください。 この作業はできれば、中学2年の冬~春休みの間にしっかり済ませておきたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.29 00:32:54
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