ライダー&学習塾講師・ゴマちゃんの教育ブログ

2021/01/18(月)00:50

宇宙と三平方の定理 5

勉強が必要な訳とは!(87)

このように我々人類はこの無理数に対して、何とか帳尻を合わせるかそれらを許容できる誤差の範囲内におさめることでことで対処してきた。 では、我々人類はいつ頃からこの無理数と対峙してきたのだろう。 それを紐解けば時代はピタゴラスの時代にさかのぼる。 ピタゴラスは古代ギリシャの哲学者であり数学者で、今から約2600年前に生まれている。 彼は『サモスの賢人』とも呼ばれていて、中学数学の最後に学習する[三平方の定理]を発見した人物としても有名だ。 多くの教科書では[三平方の定理]と紹介されているが、中には[ピタゴラスの定理]とも呼ばれる所以がここにある。 ただなぜあまり[ピタゴラスの定理]と呼ばれないのかというと、あの定理はピタゴラス本人が発見したしたのではなく、彼のクループが発見したからだそうだ。 そしてさらにあまり知られていないが、彼はこの定理の発見が原因で命を落としたという説がかなり有力のようだ。

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