2024/04/17(水)23:53
情報リテラシ- 4
この話には実に様々な問題が隠れている。
まずは時代背景だ。
関東大震災は1923年(大正12年)9月1日に起きている。
長らく続いた武士の世の中が江戸時代の終わりと共に終焉を迎え、近代国家を目指す明治政府が1868年に幕をあけてから55年しか経っていないときだ。
よく考えてほしいのは、この55年で日本は何回戦争をしたのか・・・という事実だ。
実際に数えてみよう。
1868年~1869年 / 戊辰戦争
1877年 / 西南戦争
1894年~1895年 / 日清戦争
1904年~1905年 / 日露戦争
1914年~1918年 / 第一次世界大戦(1917年/シベリア出兵を含む)
戊辰戦争と西南戦争は内戦とはいえ、
この55年間で実に10年に1回ほどのペースで大きな戦争をしてきているのだ。