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2005/03/22(火)10:16

家と土地の物件表示で注意すべき点は何?

『借地・借家契約を結ぶ前』(9)

【賃借建物の物件表示を見るときに注意すべき点】 建物の賃貸借は、通常不動産業者の仲介によって行われるケースがほとんど。 そこでまず、賃借希望者が仲介業者の店頭に表示された物件をみて、 実地検分するときに注意すべき点を述べましょう。 建物を賃借してしまってから、いろいろな不都合や支障があることに気づいても 手遅れになるから、契約をする前に十分にチェックしておく必要がある。 まず、建物の所在地、交通の便、面積、間取り、家賃、共益費などを確かめる。 また、礼金(権利金)と敷金や保証金などが多額である場合もあるので、 必ず金額を確かめておく必要がある。 敷金や保証金は明け渡しの時に返還されるものであるが、全額が返金されない契約も多く見られる。 したがって、どれだけ返還されるのかを確かめておくべき。 建物に使用上の制限があるかどうかも、必ず確かめる必要があります。 店舗として使用する場合は、予定している用途に使用できるか、営業できる時間に制限はないか 音楽を流したりすることが許されるか、防音設備などを施す必要があるか、などが 重要なポイントになる。 店舗の内側にいろいろな設備を施したり、改装したりする必要がある場合は それが許されるか否かも確かめておかなければなりません。 居住用として使用する場合にも、居住人数に制限があったり、子供が産まれたら退去するなどという条件 (これは賃借人に著しく不利な特約=特別な約束の為無効となる)がついていることもあるので 注意が必要です。 次回は【建物を実地検分する時に注意すべき点】について

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