2011/02/15(火)19:35
動機善なりや!?
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そして、1ヶ月近く、性能実験のための貸出しを行っていましたが、無事採用が確定し、先日納品を終わらせました♪
客室の上のコンサートステージの床の音がどうしてもとれないということで、『ドラ息子』の貸出しをしておりましたが、世界中を旅する豪華客船での採用に「ほっ」と胸を撫で下ろしています。
また、同時に、ステージの音場を整えるという調音で『ルームクリエータ』も全面採用となり、こちらも納品を終えました。
現在、様々な国内フェリー会社からのオファーがあるのですが、この『飛鳥2』の実績で商談に望みたいと思います♪
それでは、タイトルです。稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)の有名な教えがあります。
稲盛氏は、ご存知の通り超のつく有名な経営者でありますが、1959年に自身が勤めていたセラミックメーカーを脱サラして起こしたベンチャー企業『京セラ』を、のちに1兆円企業に育て上げました。そして、1984年に別会社第二電電(現KDDI)を始めるときのことです。国民のために、通信料金を下げようとして通信事業への参入を決意したものの、稲盛氏は半年間にわたり、自分の「思い」がどのようなものかを問い続けていたといいます。
「動機善なりや、私心なかりしか」
という言葉に込めて、第二電電起業の「想い」に「不純なものはないのか」と、自分に厳しく問うていったということでした。
半年間毎晩欠かさず自問自答を続けて、
「自分のエゴではない」
ということを確信することができて、ようやく通信事業に参入したということです。 私も、事業を始めるときに、似たようなことを自分に問い続けました。稲盛氏と私は月とすっぽんで、次元が違いすぎますが、私なりに稲盛氏のように悩んだことを今でも覚えています。当社の経営絵理念は『子ども達のために、より良い未来を引き継ぐ責任を果たす』ということですが、この経営理念に嘘・偽りがないか自問自答いたしました。「子どもをダシに使って、商売を行おうとしていないだろうか?」
「自分は子ども達の未来をどこまで本気で考えているだろうか?」
「そもそも自分がやろうとしていることは、子どもの役に立つサービスだろうか?」上記のように悩みぬいた後、「自分のエゴではない」と判断し起業いたしました。
そして、私にも家族が出来て、2人の子宝にも恵まれた上で、これまでを振り返ってみると、全く嘘・偽りは無く、正しい選択であったと再確認出来ました。
ですから、これからも、子どもに役立つサービスを精一杯行って参りたいと改めて決意しましたとさ♪ ・・・ということで、本日の『杏奈』です。お尻がすっぽりはまる乳児用椅子で、人生初めて腰掛けました。 すっぽりです!初めて座ったねえ♪すごいねえ♪嬉しいねえ♪