PRO CABLEの新電源ケーブル購入。
昨年、マリンコのプラグを使ったこちらを購入しましたがコレがなかなかの好印象だったので今回も同社のオリジナルケーブルを追加購入。上記製品はいつの間にか販売が終了してしまっていてこの度は新製品のWATTGATEのプラグを使ったこちらをチョイスしました。同社製品の特徴はクセが無いこと。特定の帯域にピークを持たせることで音に演出を加えるような製品も見られますがそういった傾向は皆無で非常にバランスの整った素直なケーブルです。しかし、高級ケーブルには全く否定的ではありません。ある水準以上の高級ケーブルは基本的な能力を備えた上でもう一段クオリティを底上げしてくれる効果を持っているのでその価値は理解しています。事実、P-0のデジタルケーブルや電源部との接続ケーブルにはそれなりの製品を使用しています。ただし、やっぱり値段相応とはいきません。数十万出す価値があるのかといわれるとCPは大変悪いわけですべてを高級ケーブルに置き換えるのは不可能。そんな場合、ありがたいのが低価格で偏りの無い本製品のようなケーブルです。コンポーネントの素性を知るのにも一役買ってくれます。今回は去年から放置していた配線問題。CDとアンプをフロント側に移動した為、視聴位置後方に設けられていた分電盤からの専用コンセントが使用できなくなり一般コンセントを使わざるを得なくなっていました。強化電源を挿入していたので、「まぁ、いっか~」と済ませて来たのですが実は(フロント側)スクリーンボックス内にやはり独立コンセントがあってこれをスクリーンの昇降だけに使用するという勿体無い状態だったのでようやく重い腰を上げて対応しました。因みにコレ、かつて視聴位置が180度逆だったころプロジェクター用に引っ張った線だったんです。で、当然天井に設けられているため超尺の電源ケーブルでコンポーネント位置まで引っ張る必要が生じ、今回のケーブル追加と相成りました。ケーブル長は4.5メートルとなります。それでも1万超のお値打ち価格。ありがたい・・・。結果は・・・。どうだろう?同時に壁コンも変えたし作業に時間をとられたし冷静な聴き比べは毎度のように出来ませんが、やっぱり余裕が生まれたかな?以前より、朗々と鳴っている印象です。音色にもおかしな変化は感じられず期待通りの効果でした。何より精神衛生の問題がクリアしたのが一番の収穫。相変わらずネット上では話題の絶えないPRO CABLEさんですがやっぱりメール対応も電話対応も好印象。秋葉原の高級志向のヘンテコショップよりは自分は好きだなぁ~。※)現状こんな感じの経路となっています。HSR-510以降のケーブルはオルトフォンの切売りを使った自作品。P-0の電源部にはアイソレーショントランスを搭載しています。