2009/02/23(月)00:09
がんばらんと!薬害に遭って、見えてきたこと 福田衣里子
[福田衣里子] ブログ村キーワード
福田衣里子さん、いやーすごいひとですね。
20代の女性にして何人分の人生を生きているんでしょうか。
生まれてすぐに薬害に感染して、一生が変わってしまう。
C型肝炎訴訟で、フェブリノーゲンはよく聞いていましたが、
クリスマシン(止血剤)の薬害についてはあまり取り上げられて
いなかった。
福田衣里子さんは、C型肝炎訴訟の実名公表者であり、クリスマシン
訴訟の原告団であった。
治療をしながら国を相手に戦う。
全く想像もできない。
薬害エイズも危険であることをしっていながら厚生省が許可を
し続けたことが被害を拡大させた。
薬害C型肝炎も、アメリカで禁止されているのに日本では
使い続けられた薬だという。
日本の厚生省は日本の国民を守ろうとしているのか、
一部の製薬会社を守ろうとしているのか。
過去の負の遺産を認めることは辛い作業ではある。
ただ、それによって将来をも狂わせられるのであれば
いま変えずにどうするのか。
こんな単純なことさえも遅々として進まない日本。
本当にスピード感が感じられない。
福田さんは長崎県の選挙区から民主党候補として
衆議院選挙に出馬するという。
民主党がどれだけの力があるのかは分からない。
ただ、福田衣里子さんの日本を変えたいとの思いは大切にしたい。
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がんばらんと!
薬害に遭って、見えてきたこと
福田衣里子 (著)
出版社: 朝日出版社 (2009/2/20)
言語 日本語
ISBN-10: 4255004625
ISBN-13: 978-4255004624
0歳で薬害に遭い、20歳でC型肝炎感染を知った。いいのか、自分!……人生なんてあっという間だ。心から笑える日が来るまで、私は闘う。
小さくて弱い一人ひとりが、まるでスイミーのように集まり、国や社会を根本から動かしていく。ユーモア溢れる筆致で赤裸々に綴る、国との闘いと、自身の半生。「一度死を意識した人間は、けっこう強いんです(^-^)」
●目次
はじめに
第1章 薬害肝炎問題の中の私
第2章 やんちゃ娘はじゃじゃ馬へ
第3章 闘う相手は、感情のないモンスター?
第4章 風が吹き……山を動かす!
第5章 和解へ
第6章 さらに、がんばらんと!
おわりに
●著者紹介
福田衣里子(ふくだ・えりこ)
1980年長崎市生まれ。長崎県立長崎西高等学校卒業、広島修道大学人文学部入学。
大学在学中の2001年4月、出生時の血液製剤投与によるC型肝炎ウイルスへの感染が判明。
2004年4月、実名を公表し、薬害肝炎九州訴訟の原告となる。
著書に『It's now or never 薬害C型肝炎と向き合って』(書肆侃侃房)、『日本の薬はどこかおかしい!』(共著、青志社)がある。
がんばらんと!
It’s now or never新版
日本の薬はどこかおかしい!日本の薬はどこかおかしい!