
【第06話】森にいるはずのない魔物|倒せても、助ける力が足りない【退職金転生おじさん】
薬草店で穏やかな時間を過ごした翌朝。
宗一郎、リーナ、セリアの三人は、少し離れた草地へ薬草採取に向かいます。
鳥も虫も鳴かない、不自然に静かな草地。黒く変色した葉。森の奥にいるはずのない巨大な足跡。
危険を感じたセリアは、すぐに採取を中止して町へ戻る判断をします。
しかし森から現れたのは、黒い蔓と棘に侵された大型魔獣ヴェノムベア。
宗一郎はその突進を正面から止めますが、飛び散った毒の棘がリーナへ向かいます。
娘をかばい、傷を負うセリア。
魔物を止めることはできても、傷を治し、毒を消すことはできない。
宗一郎とリーナは、初めて「倒す力だけでは人を救えない」という現実に直面します。
セリアは命を取り留めますが、普通ではない黒い毒が体に残っていました。
黒い蔓。森の異変。そして、侵された魔物。
穏やかな薬草店の日常を守るため、宗一郎たちは原因と治療法を探し始めます。
オリジナル異世界転生紙芝居シリーズ
『退職金をもらう前にトイレで異世界転生した51歳のおじさん〜29歳の最強魔導士なのに本人だけ気づいていない〜』
【次回】
第07話 助ける力が足りない
※各音声モデルおよびキャラクターの利用規約に基づいて使用しています。
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