ひらさんのページ

　＜ショック＞
　何年か前のことだが、ある資格をとるのに､大学で夏期講座を受けていた。普通はレポートで単位をくれるのだが､ある先生がなんと筆記試験をすると言い出した。
　仕方なく、試験対策の勉強をして、試験前に試しにどれくらい覚えているか､自分で自問自答してみた。
　なんと前の日に何度もやったことが､ほとんど思い出せない。記憶力がいつのまにか大幅に低下していた。
　40台の時に、無線の試験を受けたが､そのときは記憶力の衰えなどは全く感じなかったので余計ショックだった。

＜頭脳のピーク＞
それ以来人間の頭脳のピークはいつごろかと言うことが気になりだした。
数学ではだいたい20、30台位にすぐれた業績をあげるらしい。

　私の趣味の囲碁､頭脳ゲームだが、ほとんどチャンピオンは20代だ。今世界最強といわれている韓国のイチャンホは20台、日本でも名人戦に勝った、張ウさんは２０代　天元の羽根さんも２０代、50代で優勝というのはほとんどない。

＜体力のピークと頭脳のピーク＞
　どうもこれから類推すると､体力のピークである２０代から３0代は実は頭脳のピークでもあるのではないかと思われてくる。
　もちろんきたえ方によっては体力頭脳力の維持はできるとおもわれるが、努力しても５0代では到底２０代３０代には対抗できないのではないか。

　まして６０台などは頭脳的に見てかなり衰えている。ただ経験とか知識ででごまかしていても、本当の意味での頭脳の力、（発想とか､発明とか、思考）では確実に衰えているに違いない。

＜日本の支配層の老化は大丈夫か＞
　そこで気になるのが日本の政治家の老化､一般社会なら引退生活に入っているような老人が多い。

　小泉さんも６０台をとっくに超えている。言い出したら人の話を聞かない。頑固。柔軟性がない。思い込みが激しい。
　どうも頭脳の老化が起きているのではないかと心配。

　経済の世界でも日本の大企業､公団などは老人支配が行き渡っている。このままでは新しい発想ができず、ジリ貧で行き詰まってしまいそうだ。　

＜世界との比較＞
　世界的に見ても日本の政治家の年齢の高さは心配。果たして頭脳の力で対抗できるのだろうか。外国の政治家は日本よりずっと若い

＜私の場合＞
　頭脳の衰えは生理的なもので避けられないが少しずつでも新しいことをするようにしてます。
　楽天のブログも老化防止には役立ちそう。
　受身でいることは頭脳にはよくないそうで、自己表現が老化の防止には効果があるそうです。