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2011年08月07日
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「太平洋序曲」が終わって早くもひと月。
 稽古に入る一年以上前から稽古が始まるのが待ち遠しく、ワクワクしながら稽古をし、ドキドキしながら本番を務めていましたが、アッという間に18回のステージが終わってしまいました。
 体力的にも結構しんどい舞台ですが、まだまだやっていたい、とても18回では物足りないと、おそらく全員が感じていました。
 ハプニングもありましたが、大きな成果のあった舞台だと確信しています。

 2002年のニューヨーク・ワシントン公演の時にも強く感じたのですが、生まれはブロードウェイのこの作品、日本人が日本語で上演することによって真価が発揮されるのではないでしょうか。だからこそのリンカーンセンターでのスタンディングオベーションだった気がします。

 老中阿部が将軍になったり万次郎が攘夷派になって香山を斬るなど、日本の歴史を知っている我々からすると??という場面も確かにありますが、その事は舞台上のフィクションとして割り切ってしまえば、これほど刺激的で面白い作品はありません。

 何度歌ってもソンドハイムの音楽には何とも言えない緊張感を強いられますが、ただ無闇に難しいとか、凝っているというのではなく、その難しさを越えた所に魅力があり歌い甲斐があるのです。

 今回は4人の初演メンバーが出演していましたが、その他の初演メンバーもほとんど観に来てくれました。とても嬉しいことです。
 中でも一番嬉しかったのは、出演が決まっていたのに昨年末大きく体調を壊し、やむなく降板したクニちゃん(国本武春さん)が元気な姿を見せてくれたことです。それも2回も来てくれました。最初に楽屋廊下でクニちゃんの姿を発見した時には、思わず駆け寄って抱き締め、胸が熱くなってしまいました。
 2回目の時はウサさん(大島宇三郎さん)、はるパパ(治田敦さん)も来てくれていたので、終演後、中華街でまるで同窓会のように盛り上がり、一気に2002年へタイムスリップしたようでした。

 今回もとてもチームワークのいいカンパニーでしたが、この作品に関わると誰もが『太平洋マジック』に罹ってしまうのではと思うほど、作品への想い入れが強くなる不思議な舞台です。

 前回の再演から今回の再々演までは9年間を要しましたが、おそらく次回はそう遠くない時期に4演目がある気がします。希望的観測ですが、激しいダンスがある『NEXT』が出来る間に、ぜひとも再演してもらいたいものです。


 お知らせがすっかり遅くなってしまいましたが、8月10日(水)から新宿の紀伊国屋サザンシアターで「青空の休暇」という新作ミュージカルが幕を開けます。
 何本かの作品に出演しているイッツフォーリーズの公演です。主演は駒田一・宮川浩・井上一馬というミュージカルではお馴染みの3人の中年俳優たち、私は歌唱指導としての参加です。「太平洋」の閉幕後すぐにこちらの稽古場に詰めています。
 真珠湾攻撃に参加した3人が、50年後にハワイを訪れて展開される、とても心に響く作品です。辻仁成さんの小説を原作とした大人の芝居と言う印象があります。
 演出は鵜山仁さん。
 ぜひ劇場へお出で下さい。


 その「青空の休暇」稽古中の5日間、こんにゃく座の稽古場へ通いました。
 10月中旬から11月一杯まで「森は生きている」に出演します。こんにゃく座への出演は実に14年ぶり。
 私にとっては3バージョン目となる「森は生きている」です。本家本元とも言える林光さんの「森は生きている」。桐朋学園の卒業公演に声だけの出演はしましたが、本編へは初出演です。
 無名塾版では『1月の精』、安崎求演出版では『博士』、今回は『兵士』役。
 10月からの公演で何故この時期に稽古があったかというと、鵜山さんと同じ文学座の演出家である高瀬久男さんのスケジュールの都合でした。
 私にとっては馴染みのある林さんの音楽とはいえ5日間の稽古で、最終日には衣裳を着けての通し稽古というのは、かなり過酷でした。
 公演自体は学校公演がほとんどなので、一般の皆さんにはご覧いただけないのが残念です。


 そんな訳で、7月は何故か落ち着かず、あたふたしたひと月を過ごしてしまいました。

                                   佐山陽規





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最終更新日  2011年08月07日 15時25分12秒
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