編成の法則:キハ80系
かなり間が空きましたが、「編成の法則」今日はキハ80系です。先に断っておきますが、栓構造云々は正確ではないので「イメージ」として捉えて下さいネ。■栓構造1:登場当時キハ80系は固定編成を前提としているので、基本的には片栓構造です。そのままでは向きが逆である両端の先頭車を編成する事が出来ないので、キシ80で回路をクロスさせ、キシ80を境に車両の向きを逆にするのが基本です。キハ82は先頭同士または中間車と連結出来るように運転台側は両栓構造となっていますが、デッキ側は回路増設(両栓化)に対応するものの片栓構造です。■栓構造2:キシ非連結後に食堂車を連結しない列車が登場。そうなると編成内で回路をクロス出来なくなります。そこで、キロ80のデッキ側に回路を増設してクロスさせるようになりました。無論、増設工事後も食堂車を連結した列車は存在しました。■栓構造3:キロ非連結既述の通りキハ82のデッキ側は回路増設が可能であり、実際にキハ80とデッキ側を向かい合わせにして連結したパターンもあります。ただし、通常の営業運転で最短編成となるのは「栓構造2」に挙げた編成です。で、この編成については「理論上アリ」ですが、実際には組まれなかったんじゃないかなぁと。■電源供給能力発電機はキハ82に搭載されています。1基で4両分の電力を賄えます。キシ80は電力を多く使用するため、2両分とカウントします。キハ82が両端に1両ずつで、キシを含む場合は最大7両編成までとなります。それ以上長い編成を組む場合は、必要に応じてキハ82を連結します。■信越白鳥とEF63過去に作った編成表、信越線内の例で青いEF63と連結させている絵があります。実際、EF63に連結されて走った時期というのはたったの2年くらいです。ということは、青釜とは一緒に走ってないんですね。(青釜初登場は昭和41年の2次車)まぁ、そこは拘らずに青釜と夢の競演ってのもアリではないかと。・・・ということで、キハ80系編でした。