あたらしい目・・・☆
「本当の旅の発見はあたらしい風景を見ることではなく、あたらしい目を持つことにある。」マルセル・プルースト (1871-1922) (フランスの小説家)・・・・・・・・・・そう言えば もう何年も 旅らしい旅をしていないなあ・・・宮古島の大神島に行ったとき以来だろうか・・・ぷらっと東京に行って神田の古書店辺りをぶらつくというのも旅の一つだろうか・・・旅・・・自宅を離れてよその土地へ行くこと。これじゃあ何となく味気ない感じもする・・・ちょっと陳腐かとも思うのだが人生は旅に例えられることもある・・・これだと 日常が というか今まさに旅の途中であると言えなくもない・・・・・・・・・・・・・旅の目的は さまざまあると思うのだが、最終的には 元の場所に戻るということなのだろう・・・元の場所というのは 住んでいる場所だろうか・・・それとも「自己」というところだろうか・・・旅の醍醐味は その過程というか 道中というか体験するさまざまな出来事・・・その証拠写真をただ撮って集めていくようなことだけでは・・・充実しているような (もしかして)錯覚に陥ることになりはしないか・・・あっという間に 時は流れていく・・・・・・・・・・・・・ものごとを どう捉えていくか・・・見方が変わらないままではいくらあたらしいことに出合ったとしても出合おうとしてもあたらしい「発見」はないだろう・・・やはり本当の旅の発見(醍醐味)はあたらしい目(視点)をもつことにあるように思える・・・ふと以前読んだ本を 読み返してみる・・・すると その本がその時とは ちょっと違った感覚で語りかけてくることがある・・・ものごとの見方が 変化していることを実感する・・・瞬間瞬間 新しい世界が 現れる・・・感謝