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昨日の残りですが・・・川東地区の多喜浜駅かき比べは例年HOTな場所です。今年も町と田上が喧嘩する噂を聞きつけたんで見に行ってきました。
その前に牛どん屋で腹ごしらえです。 ピントぼけてますが・・・オリジナルブランドなんで大手とは味が違いますが、僕は好きです。「新居浜 くりや」 どうか皆さんもひいきにしてやって下さい。 日曜休みです。 で、多喜浜駅行ったんですが・・・小競り合いだけで特になにもなし。 夜の太鼓も綺麗ですね? ここからは18日の事です。 今日は2年に一回の川西地区の「舟御幸」(ふなみゆきと読みます。)です。でかい太鼓台を舟に乗せる作業は危険きわまりないですが、皆で力合わせて乗せる様子も気持ちのいいもんです。 そんなこんなで川西終えて川東に向かってみると・・・町太鼓台のかき夫してる嫁の兄さんが実家にいるではないですか?・・・??? 兄「喧嘩してのぉ、解体命令出たけん今年は終わりじゃわね」 ???いつのまに?・・・ 昨日 多喜浜駅で挑発されたのが原因ですかね? 町太鼓台が田上の自治会館に攻め入る事になりました。 途中で警察や機動隊が「田上は解体作業してるから、町はすみやかに戻りなさい。」と警告したんですが、到着してみるとかき棒の先に何か付けて完全武装で待ち構えてたみたいです。 喧嘩の時間は40分くらいで、付き合った回数は25~30回くらいだったそうです。太鼓の喧嘩はマジで魂震えるくらい興奮します。もちろん参加してる全員の誰が死んでもおかしくない状況です。かき棒にはじかれて吹き飛ぶ者も入れば台に押されて倒れる者。かき棒にぶつかる者・・・本当に恐ろしい瞬間ですが、当事者達はまったく「怖い」という感覚がないんです。 地鳴りのようなかき夫と観客の歓声。アップテンポになる太鼓のリズム興奮は最高潮です。 この日のクライマックスは田上の太鼓が割れて終了となりました。 かき棒折れようとも台場が破壊されようとも太鼓の音が出せなくなった方の負けなんです。 むかしから伝わる喧嘩の作法です。 僕も何度か経験しました。後で考えると実に恐ろしい事ですが・・・最中はマヒしてます。はっきり人も殺せるくらいの勢いあります。 今年はな・な・なんとこれだけの喧嘩にもかかわらず「死者」「怪我人」ほとんどなかったそうです。本当に良かったと思います。 勝者の「町太鼓台」の傷跡を撮影してきました。 太鼓の迫力と脅威をこれから感じてもらえる嬉しいです。 太鼓の重がブチ込まれてひん曲がってます。 この横で太鼓たたく人いるんですが、さぞかし怖かった一撃だと思います。 かき棒の前が相手の太鼓の固い所に当たったんでしょうね?ひん曲がってます。 この中に太鼓納まってるんですが、町の太鼓もかなりヤバかったのが解ります。勝ちは僅差だったんでしょうね? ぶち込まれたツメ跡が生なましく残る横棒。下は割れてもげてます。 とても恐ろしい状況だったんですね? 一歩間違えると大惨事になりかねない危険な祭りですが、勇壮華麗なその様は見る物を圧倒します。 一度新居浜太鼓祭りを見に来て下さい。\(^◇^*)/ ワーイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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