『ブリジッド・ジョーンズの日記』大好きmokuです
これまでのシリーズは全部観ているのですが、映画館で観たのは今回が初めてではないかと思います。
10年以上前のある時、ダーシー役のコリン・ファースさんにはまって観始めたのがきっかけ。
今回は、ダーシー氏が亡くなった後のお話ということで、非常に残念でしたが、要所要所でお姿が拝めて幸せでした。
以下、個人の感想です

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人は死んだら存在しないのか?
亡くなった父親のことを「自分が忘れたらどうなるの?」
と息子くんが担任の先生に問う場面がめちゃくちゃ泣けました。
私自身も数年前に父親を亡くしたのですが、しばらくはGoogleマップで実家を検索して、生きていたころの父親が映りこんでいないか必死に探していた時期がありました。
本作を観て気づきましたが、無意識に私も父親のことを忘れてはいけないと思っていたんじゃないかなぁ…と
生きているころはそんなに気にかけたこともなかったのに、いなくなった途端そう感じるから不思議ですね
本作では、担任の先生が息子くんに「パパは君の中に(生きて)いる」というようなセリフがありましたが、まさにそういうことなんでしょうね
私自身は、いまだにお墓に行くと泣けてくるし、父親と同世代の男性が目に入ると、「父親にもこんな未来(元気に生活している)があったのかなぁ…」とまた泣けてくるし、生きていたころよりずっと他の家族と父親の話をすることが増えたし、知人に父親の話をする機会も増えました。
そういう一つ一つが、亡くなった人が「自分の中に生きている」のであって、亡くなった人を「(忘れて)置いていくのではなく、一緒に生きていく」ということなのかなぁと思いました。
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