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命 宮越 由貴奈 作 小四 命はとても大切だ 人間が生きるための電池みたいだ でも電池はいつか切れる 命もいつかはなくなる 電池はすぐにとりかえ られるけど 命はそう簡単にとり かえられない 何年も何年も 月日がたってやっと 神様から与えられる ものだ 命がないと人間は生 きられない でも 『命なんかいらない。』 と言って 命をむだにする人もいる まだたくさん命がつかえる のに そんな人を見ると悲しくなる 命は休むことなく働いているのに だから私は命が疲れたと言うまで せいいっぱい生きよう おいちゃんがこの『命』の詩と出逢ったのは体調を崩し信州大学医学部の付属病院 に入院していたときのことです。仕事も忙しく気になるし、家族にも負担をかけて しまうしイライラしながら少し自暴自棄にもなっていたとき談話室の本箱にこの本 を見つけました。この詩を読んでただ呆然としました。 こんな小さな女の子が真剣に『命』と向き合っているのに、いい歳した俺はなんて ザマなんだろうと恥ずかしくなりました。『生きている』って本当に当たり前な事 に幸せを感じていますか? 大切な人を亡くしたり、生命を脅かす病に冒されたり そんな辛い経験でもしないと、生きている喜びに気付くのは難しい事かも知れません。 この『命』を書いたのは 宮越 由貴奈さん11歳のとき、亡くなる4ヶ月前の事 だそうです。 県立こども病院の前の道をいつも何気なく走っている。しかし先日は走りながら ふと思い出した。 おいちゃんは今日47歳の誕生日を迎えました。 いろんなことを考えていると誕生日は単に人にお祝いをしてもらう記念日ではなく ここまで生きて来られたことに感謝したり、また家族や友人をはじめ周りの人々に 生かしてもらっているんだなと改めて振り返り感謝する日なのかなって思う。 あと何回、誕生日を迎えられるかわからないが、迎えられたその日はあらゆる 人、物、事・・・に感謝する記念日にしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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