|
カテゴリ:教学 基礎講座
一、業とはなにか
一般に、物事が思うようにはかどらず、いらいらする時に「業を煮やす」といいます。このほかにも「業火」「業病」など、「業」のつく日常語がたくさんありますが、それらは必ずしも「業」の本来の意味を正しく伝えていないようです。 私たちは、仏法を実践する上で「業」の考え方を正しく理解することが大切です。 「業」とは、梵語でカルマといい、「行為」を意味しています。さらにその人の行いとその影響力を含めて「業」という場合があります。 たとえば、他人を傷つけた場合、その行為はすぐに消えますが、傷つけた行為にともなう後悔や悪感情などが後に残ります。そして、それによって後に必ず苦しみを感じます。 このように、業とは行為のことですが、その行為は後にも影響を残すものなのです。 (大白法・368号) つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月15日 20時46分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[教学 基礎講座] カテゴリの最新記事
|