藤彰三からネイチャーセンターの『開墾生活』

2007/02/26(月)17:01

開墾×(13人+4人)=

畑(52)

風がビュービュー吹いていた土曜日。空は青く晴れていた。 この日は開墾部始まって以来の大人数開墾会となったわけで。 大人が13人、子供4人と畑は賑やかだったわけで。 こうやってみると、やっぱり開墾ってのは楽しいものなのかもしれない と感じられた。 1人1スコップでただただひたすらに土を掘り返す。 傍らでは子供達が畑の中を走り回ったり、藪のなかを探検する光景が。 「うんうん、子供はこうでなくっちゃ。」と嬉しく思えた心の持ち主、 そんな私は、やはりこの未来ある子供達のためにも政治家になるべきなのだ。 と使命感に萌えたのだった。 そして労働のあとの昼食、これも今回の企画の一つだったわけで、鍋・鮭や蒲鉾の 薫製・おにぎり・おからボール・・・と盛りだくさんのこれらを囲んで、これまた 楽しいひとときを過ごした。 外で食べるだけでも美味いのに、それに労働という一捻りを加えたものだから 言葉にはできないものがあった。 私が担当した燻製作り。自家製チップの精度の低さが原因で、白い煙が必要以上に 立ちのぼり「い、いかん・・・」と震える心模様が顔に出ないようにすることで必死だった。 いざ燻製機のフタを開けると、山里の民芸品のようになった「笹かま」がその茶色い顔で こんにちは。しかし、一口目のエグみを除けば問題なく、非常に美味しゅうございました。 そして食後、およそ半分になった人数で軽く作業をし、カステラをご馳走になり、無事解散 となった。こんな休日を過ごせる人ってのは世の中にどれぐらいいるのだろうか? とふと思い、自分がその中の1人であることに感謝しつつ夕焼けを迎えた一日だった。 (あれっ、土曜って夕焼けしてましたっけ?)   つまり、 開墾×(13人+4人)=夕焼け と言うことは 開墾×(13人+4人)=オレンジ色 となり、   開墾×(13人+4人)=オレンヂ色 で、気づいたんだが、「色」って字をよく見ると、タツノオトシゴに似てない? そして、畑に来るのはキジであり、クジャクではないし、 土を掘る道具はスコップでありポケットではないということを皆さんにも知っておいて頂きたい。 (写真提供・京さん)     

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