★フクハナ★

2005/08/14(日)19:42

ドクターとナース3(恋愛編2)

ナースのつぶやき(109)

(昨日の続きです。) そんなわけで。 まずは、これからなるべくW先生のマンションで飲み会をしよう、と言うように話を持っていきました。 もちろん、先生が断る理由もなく、すんなりOK。 そうすれば、主任はいっしょに帰らなければいけなくなります。 そして、先生のマンションで毎週、飲み会が開催されるようになり、はじめはあえて、詮索せずに主任は私たちといっしょに帰って、こっそりマンションに戻っていましたが、そのまま私たちは作戦会議をしました。 今、考えると先生の奥さんにこの事実を伝えたほうが良かったかも知れませんが、できれば奥さんの知らないうちに私たちで解決したほうがいいんじゃないか、と当時の私たちは考えていました。 (あと。本音を言えば、かなり探偵ごっこに夢中でした。) しばらくして、主任と先生が警戒しなくなった頃、私たちは活動開始しました。 まずは、二人が会っている頃にわざと夜勤ナースが先生に電話をしました。W先生は糖尿専門の先生だったのでもともと、ドクターコール(患者さまが先生の指示したある状態になったら先生にそのつど電話して、指示をいただくことです。)がほかの先生に比べて多い先生でした。なにかに用事をつけて電話しました。 ひどいときはほかの病棟のナースまで協力してくれました。 こんな嫌がらせを始めたと同時に、私たちは主任が私たちと別れた後、先生のマンションに戻ってくるのをわざと主任に見つかるようにこっそり見てるぞ~、と言わんばかりに見に行きました。 すぐに二人はばれてしまったことに気づきました。 しかし、あえて私たちも追及せずに、先生も主任も何もそれには触れずに二人は会わない日々が続きました…。 いえ。 会わなかったのは1回だけでした! 私たちが何も言わなかったことを良いことに、公認してもらった!と解釈されたのか、また、二人の関係は続きました。 そして、私たちも意地になり、パパラッチの日々は続きました。 しかし、平行線のまま。 最後は乗り込みに行きました。 わざと、解散して、主任がマンションに戻ったのを確認してから先生の家に「忘れ物を取りに来た~!」とみんなで(総勢9人)戻りました。 もちろん主任がマンションにいることは私たちは表向きでは知らないことになっています。先生はあわてて、「ちょっと見てくるから待ってて。」と私たちが家に上がるのを拒んでいました。 そんなことに動じる私たちでありませんでした。 コイケの親友が、「先生~!おしっこ漏れちゃう~!トイレ~!!!」と叫びました。そして、玄関をあけようとしたらドアロックがかかって開きません。コイケの親友は玄関の扉があくまで叫び続け、やっと先生が出てきました。「トイレ入っていいよ。あと忘れ物無かったけど…。」 その瞬間、私たちはみんなで乗り込みました。 リビングにはなぜかあけたばかりの缶ビールが2本置いてありました。 「先生~!なんで一人でビール2本あけてるの~?」 「先生、お風呂、べたべたじゃん。先生もしかしてシャワー中だった?でも、髪もぬれてないし、服もさっきといっしょだよね?なんで?」 「あれ~?先生、押入れからなんか出てるよ~?あけるよ~。」 「え~!!?なんで主任が押入れにいるの~?しかもいかにもシャワーでたよ、って感じ!!」 そして、コイケはその一部始終をビデオに収める係でした。 その後の二人は。 ばったりと関係が途絶えて、先生も週末だけでなく、自宅に帰る回数が増えました。主任は相変わらず、長年付き合っている彼氏と会う回数が増えました。先生の奥さんも、ちゃんと家に帰るようになって喜んでいました。 で。コイケたちは、ほっとしたのですが、ある日、病棟の師長が主任と喧嘩し、その腹いせに看護部長に不倫の事実をぶちまけてしまいました。 結果。 主任はそのまま。 W先生は常勤から非常勤になり、代わりにとっても素敵な女医さんがマンションに住みました。(その先生は事実を知りません。知っていたらそのマンションに住みたくないですよね。) 私たちのしたことはあまり良くないことでしたが、結果はまずまずで、しっかり探偵ごっこも楽し見ました。 若かったからできたよな~、と今回ここに書くために当時のビデオを見直したコイケでした。

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