330306 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ルクスのHP

ルクスのHP

最終章ー結末ー

              君は覚えててくれた
           自分はそれに気づかなかっただけ
           だけど 自分が考えてた想いとは
              明らかに違っていた

           君はもう自分を好きではなかった
           自分はずっと想い続けてたのに
               知らないうちに
            他の異性に想いを寄せていた

               気づかなかった

                  ただ
           もう終わりなのかな  なんて
              少し勘づいてはいた

          けどこんな結末は用意されていない
             自分はもう必要の無い存在
             君にはその異性がいる
              自分は消える存在
               消えゆく存在
             君の中にいるそれは
                別の存在

           これから何があるのだろう
             自分に待ち受ける物
             必然とされた想いが
             自分の中で揺れ動く


                 でも
              怒ってはいない
             ただ寂しいだけ
             感情が揺れ動くだけ
   
           少しでも君といられた時間
          少しでも君と感じる事のある時間
           少しでもお互いの通じた時間

        それが心地よいものであった事には変わりない

                 ただ
             せめて最後に言おう


           君が自分は最高に好きだった







              自分は消える
              消えて行く
          君といられた時間を大事にしながら
              忘れ去れし存在の中
              自分は消える


© Rakuten Group, Inc.