ルクスのＨＰ

ばばろあ

2012年後半から2013年公開のクオリティの高いゲーム
（面白いとかつまらないとかは別　個人差があるのでツッコミ不要）

魔導神器（まどうじんぎ）
公式サイト　2012HSP　直リンク　PLAYISM

FlowerTalesやTOUCH DE DEFENCE陽だまりの要塞など
過去のHSPコンテストでも受賞するなど高クオリティの作品を出した
とこの新作で3DアクションのダンジョンRPG。
10周年を記念して作者が１人、しかもたった２ヶ月で作っている。

100階を目指すものだが、
入るごとにダンジョンはランダムで形成されるが、入ってる最中は
自動でマッピングされるため遣り残した場所などの心配がなくなる。
魔法は一定階数ごとに宝箱より入手の形で色んなものが手に入るが
基本的に使えるのは１つだけ。ただしダンジョン中に付け替え可能。

普通に攻撃をすると剣?で攻撃を繰り出すが、魔法をセットしてない
状態で攻撃ボタンを押しっぱなしにすると少し発生が遅いが
周囲をなぎ払う回転蹴りが可能。魔法をセットしている場合は
魔法が何発か同時に出る強力なものがでるが、その数分のMPを消耗する。

基本敵はこちらを向いたり、こちらの攻撃を当てたりなどして
こちらに気付かない限りは襲ってこないので、背後から近づいて
攻撃したり、遠距離から魔法で倒したりなど方法は様々。

基本的に階段は下りるのみで上の階層には戻れないが、上の階層に
上がろうとすると１階に戻れる。その際所持しているアイテムや
Lvはそのままだが、ダンジョン中にやられると

・戦果を引き継いだ状態で所持アイテムを全て失いLvも1になり
　所持資金も無くなるが戦果に応じて初期ステータスのボーナスを得る
　（初期ステータスボーナスはその後負けても完全引継ぎ）
　更に死亡時に魔法石を所持していた場合レアなものに変化する可能性がある
・ダンジョンに潜る前に戻る
　（潜る前なので戦果は引き継がないが下りて得たアイテムなどは当然
　　得ないまま。ただし下りる前に持ってたものはそのまま残る
　　Lvも潜る前に戻る）

のどちらかを選択できる。
潜る際に余程いい魔法石バッヂでも持ってたのでない限りは
Lv1にしたほうが無難。

所持アイテム数の限界と、倉庫におけるアイテム数の限界はそれぞれ
道具屋と倉庫屋で金を払うごとに拡張してくれる。
また銀行に預けてるお金はやられてもなくならない。

序盤～中盤は少しずつ難しくなっていく感覚が楽しいのだが
後半の鬼畜難易度が難である。何度もLv1からやり直せというのか。
ただそれを除けばこのクオリティのゲームはそう滅多にない。

ゲーム起動が重いと感じたらウィンドウサイズよりも
画面モードの　ティアリング抑止　と、FPSを　30　にすることで
大分軽くなる。


替天行道（たいてんぎょうどう）
公式サイト
紹介サイト

実は1年ほど前に未完成だった頃100%ふりげストアからDLプレイしたが
当時はどう進んでいいかわからずに迷ってすぐやめた。
完成した現在は当時の動きの良さはそのままなのだが

正直、色んなとこに公開するのもver1.0として公開するのも早すぎた。
クリティカルで俺ツェーな威力はゲーム中の説明を見る辺り仕様なのかも
しれないが敵強さを変えて経験値もお金もドロップ率をいつでも自由変更
できる今作ではハッキリ言ってつまらなくなってしまう。
いやそれ以前に　バグが多すぎる。
きちんとテストプレイしてないのではないだろうか。
手に入れた時のアイテム名と実際に手に入れたアイテムが違ってたり
手に入れたはずのアイテムが手に入ってなかったり。
あと話しかけたら仲間になるやつは半ば強制的に仲間になるが
何の会話もないモブカワイソス。

あとは覚えられるスキル、APシステム。
武器や防具装飾それらに付属されてる魔法・技を使えるのがこのゲームの
売りの１つではあるのだが（それ以上にドット絵の動きが売りではある）
その魔法・技の一部が戦闘を重ねることで手に入るAPという数値で
完全にマスターすると、対象の装備を装備してなくてもいつでも使用可能
になるというものでスキルによってはマスター対象でないものもあるが
（ただし武器種類に関係するスキルはマスターしていても
　対象の武器種類を装備してないと使用不可）

問題は、わかりづらいこと。
装備品に書かれてるスキルでどれがマスター対象なのかそうでないかが
わからなく、一度装備してからAP画面を見なければならない。
また、マスターした技対象の装備を入れ替えたいのだが
キャラが少ないうちはともかく多くなってくるとかなり混乱するほどに
「どれがマスターした技の装備だっけ･･･」と成り得る。

一応この作品は最大6人までパーティーが組めるものの
パーティー人数が少ないほど戦闘で高い恩恵を受けられるとはあるが
全体攻撃スキルが異様に少ないので結局人数が少ないと戦い辛い面がある。
むしろ、やられても6ターン経過で自動復活したり消費の安いスキルで
仲間復活できたりする点があるため先の全体攻撃の少ない点を含めると
やはり人数多い方が楽になりやすい傾向にあり、
すると結局はマスターした技の装備がわからなくなりやすい。

不満点は多いものの、作りこみはかなりのものがあるので
これらの不具合を速やかに改善してくれればいいと思っている。

仲間メモ
1章から可能な人たち

栄方：初期から
玉連　楊春　朱武　陳達　焦挺：探索で無条件
施恩：染山泊にいきたがってるヤツのクエストをクリアする
玉蘭：林檎のクエストをクリア後、話しかけて染山泊に来る
徐白　周通　李忠：盗賊撃退のクエストで３連戦をこなした後、盗賊を撃退しないを選択
尊い犠牲者　血塗られた呪術師：裏道内にある堕落の氷洞で戦闘後、数回話しかける
セン：裏道内にあるDORステージへ行く
嬌秀：BIGなバナナを渡す　途中強制戦闘が３回
李瑞蘭：１０万で情報くれるというので渡す　途中強制戦闘が回
潘金蓮：中二病クエストクリア後、大魔王の契約書を持っている際に話しかける
武松：潘金蓮をパーティーに入れた状態で永遠なる死のクエスト現場へ向かう
　　　潘金蓮を仲間から外しますか？で いいえ を選択し、武松と戦闘になるが
　　　武松は一切の攻撃をしないまま何ターンかの経過の後、潘金蓮が外れないまま武松が仲間になる

仲間のクエスト　クリアするとキャラ専用装備が手に入る
陣達：筋肉のクエストをクリアし、奥の漢に話しかける
朱武：戦法大全を持っていく
楊春：李瑞蘭を仲間にした後、SUSIのトコで常駐している李瑞蘭に話しかける


帽子世界（ぼうしせかい）
公式サイト　帽子世界

過去にガールズパーティーで王女様と薔薇の騎士などを作った作者の新作。
薔薇の騎士の頃のようなひらめきで技を覚えるという戦闘システムを
導入しながら技同士でコンボするという完全なサガフロみたいに
なっている。今回はツクールVX製の模様。

移動は↑でジャンプなどをしてMAPにある素材などを入手したり
敵を避けたりとアクション要素がありながら戦闘はサイドビューながら
サガフロ（サガフロンティア）っぽいといえばいいか。

ジェムと呼ばれるものを４つまでつけられるがこれをつけることにより
戦術の幅が広がる作品。驚くべきはドット絵。
武器の単なる攻撃だけでもそうだが武器ごとに多くの技があり
それらを全ての使用キャラが覚えられることを考えると
それだけの数の動きを作ってるということになる。
近接武器のような武器は通常攻撃は似通ってしまいがちだが
弓なんかになるときちんと弦を引いて両手で行ってるので細かい。
ただ武器単体の攻撃モーションをつけくわえただけのような
の○たのFFみたいなものとは決定的に違う。
ああそもそもあっちはツクール2000だから比べる対象でもないか。
（念のために言うがツクール2000でも動きの細かいゲームはあるます）

この作品についてだらだら書くと長くなりそうなので言うとお勧めジェムは

・訓練行動
ステータスの上昇値及び上昇率が上がるが戦闘力が落ちる。
戦闘力はいわば攻撃力などのことだがステータスをがっつり上げるには重要。
どの道ジェムはいつでも付け替えできるのでボス戦以外はこれをつけたい。

・カウンター
とかく強い。とにかく強い。バランスブレイカー。
Lv1は20%、Lv5で100%の確率で「ダメージを受けると発生」
ダメージを受けると、なので物理・魔法に関係なく発生する。
更にカウンター発生時にも技をひらめく可能性がある。
更にカウンターのみでコンボが発生する可能性がある。
キャラによっては自分のカウンター発動＞自分の技発動という１人連携も。
カウンターで新技ひらめきそれがコンボになって6HITなどしながら
敵に10000クラスのダメージ与えることも　なくはない。

・見切り
わかりやすくいうと
特定の攻撃を回避するひらめきを発生させるジェム。
Lv3でMAXで３つまで見切れる性能をセットできるが覚えた見切りは
いつでも付け外しができるので便利。ボス戦などで訓練行動の代わりに
入れるだけでも大分違う。

・ライフ自動回復
事前にスーパーガードあるいは素早さアップをLv3にしなければならないが
スーパーガードのコストが安いのでこちらにとりあえず振る。
Lv2で10%得られるので大分大きい。水魔法による回復より安定する。

・マナ自動回復
OSを発動してもマナが回復しないこのゲームでは重要。
ただしライフの回復方法がかなりあるのでマナは節約すればいいだけとか。


他に重要なのは　オーパーツ　と呼ばれるもの。
武器、防具、アクセサリにそれぞれつけられるもので
ライフ、ソウル、戦闘力を20%増加やジェムにも存在する
ドロップ率3倍に上昇（同じドロップ率上昇系は重複不可）などがある。
他にも死亡復帰時のソウル消費をなくしたり属性攻撃の軽減など
便利な性能が数多くある。
基本的に敵の所持しているアイテムの中でレア扱いとなってるので
入手確率は1%～7%と低めだが結構戦闘してるとそれなりに拾う。
それに加えて武器や防具、アクセサリの強化。
この強化で増える数値は案外馬鹿にならない程度に火力が上がる。
ただしどちらも玩具の世界の帽子を持ってないと行えないのが悩み所。
最初にドーラを選択してもいいがオーパーツは
序盤にあるものでもないのであまり気にしなくてもいいかもしれない。


初期お勧め、あるいは最初のうちに攻略推奨の世界は

・玩具の世界
・夢の世界

玩具は先ほども書いたようにオーパーツがあれば強いがなければ微妙
夢は決定的に火力が上がるのでかなり強い。
OS時に強制コンボというものは矢印方向を無視するだけでなく
×と書かれた強力な技でもコンボ可能にする。
×が書かれた技は単純に強力なだけでなく敵のOSゲージを下げる性能が
あることもあるので3人全員でOS発動、3人全員でOSゲージ低下技を
連発するとOS発動させずに封殺できる場合もある。
（時世界の方のOS性能が強すぎたのでこれで倒しました）

初期お勧めの武器は
特に拘りがなければ素手をどうぞ。
玩具の世界がなければ武器の強化できないが素手は鍛錬度上がると
勝手に強化される。
そりゃそうだ素材注いで俺の拳が強くなったら世の中恐ろしい。
スクライドみたいに破壊しますよミモリさん。

あとチュートリアルにも載ってないので書くが
世界は満遍なくバランス良く　でクリアしようとせずに
どこを攻略するか、を決めて１つずつ確実に世界を潰した方が良い。
というのもMAPを攻略すると他全ての敵難易度が上がる。
結果として帽子が集まりにくくなるので難しくなる。