HULA で、フラフラ

　　仲がいいつもりは無いんだが、他につるむ相手も
　　
　　いない私は、なんとなくMちゃんとランチに行く約束を

　　してしまっていた。

　　でも、よ～くかんがえると、おかしい。

　　Mちゃんと一緒にいると、ムカつくし、分かれてからも

　　しばらくむしゃくしゃしている。全く楽しくないのに

　　いくら暇があるからといって、行く事も無いんじゃない

　　のか？

　　先日のワークショップで、先生お気に入り度急上昇中の

　　Tさんにも、｢良かったら、ランチ行かない?｣と

　　誘っておいた手前、今更やめるのもどうかと思ったが

　　キャンセルした。


　　Tさんには、やはりこちらもお気に入り度急上昇中の

　　Yさんと、以前先生とひと悶着あり、疎まれている

　　NさんとSさんが仲間にいる。

　　Mちゃんは、この4人とは、付き合いが無いという割には

　　内部事情を良くご存知で私に(頼んでも無いのに・・)

　　話してくれる。


　　もともとこの4人とMちゃんは一緒に入った仲間だった。

　　だから、最初のうちは仲良くしていたらしい。

　　ところが、Mちゃんが突然講師になり、断絶したらしい。


　　連絡事項をMちゃんにだけ伝えないとかの意地悪したり。

　　先生にMちゃんばかり出番が多くて、ズルイだの、

　　出番を増やして欲しいだの、どうしてMちゃんは講師に

　　(たったの半年で）なるんだとか、の、文句を言った

　　らしい。

　　(まあ、当然の反応だ。なかなか勇気ある！）

　
　そういった話を”Mちゃんから”聞いていた私。

　　・・・元来人の話を真に受けてしまう私・・・

　　そのまま鵜呑みにしていました。

　意地悪4人組がMちゃんをいじめるって感じの話を・・


　
　4人の中の二人は、すごい美人です。

　美人に弱いオヤジなsimはとってもこの二人に
　
　興味がありました。(お話してみたいいい～♪と）

　でも、しょっぱなから、悪い話ばかり聞かされて

　すっかり、そんな先入観で見ていました。


　向こうからも話しかけてきてもくれないので、私も

　てっきり嫌われているのかな?とお持って話したことさえ

　無かったのです。


　でも、今回の発表会で、一緒に練習する事も増えて、

　少しずつ話すことも出来ました。

　
　で、その印象は・・やっぱり、顔と同じくらい素敵な

　　人でしたよ。


　発表会に対する意気込みもものすごかったですね。

　4人で練習場所を借りて、何度も通し練習をしたそうで

　その踊りは、とても息が合っていて、きれいでした。

　控え室でも、先輩方に気を使って飲み物を用意したり、

　ゴミを拾って回ったり・・・とてもよく気がついて

　お陰で、みんな気持ちよく仕度ができましたよ。

　
　素朴な疑問。

　こんなに、フラに一生懸命な人が、Mちゃんが言うように

　底意地の悪い人なんだろうか?


　少なくとも、Mちゃんよりはフラに対して一生懸命な姿勢

　で、しかも、好きそうでした。

　　Mちゃんが好きなのは、”走る事”。

　　フラの練習なんか、めったにしません。


　　自分が覚えがいいからといって、練習をしないで

　　振りを間違えるのは恥ずかしいと思います。

　これは、一度自分の目で確かめたいなぁ。

　そう思って、私は特にMちゃんと仲がいいわけではなく

　同じ立場(講師)であるから付き合いがあるだけですと

　言った上で、良かったら、ランチに誘ってねといった

　内容のメールを送った。


　返事は、予想どうり。
　
　Mちゃんから色々話を聞いているだろうから、こちらから

　なかなか話かけづらくて・・・。本当は仲良くしたかった

　そう。。。

　何だ～お互いそう思っていたのか。なら、話は早い。

　・・ランチに近々行く事に。。


　少なくとも、Mちゃんとランチするよりは

　楽しい時間が過ごせそうです。


　
（ついでの話）

　発表会の控え室で、対照的だったのがMちゃんでした。

　自分で出来る事はやる。それが大人ですが、Mちゃん

　すっかり｢お願いモード」でした。

　（「Mこういうの、上手く出来な～い｣といいつつ

　　　やってもらえるようにうまくもっていく。）

　｢しょうがないな～。じゃ、やったげるよ」といったのは

　　私。(コイツはどうでもいいが、今日くらいは気持ちよく

　　　過ごしたいから、やったるわ）


　メイクをみんなが終わっているのにまだすっぴんでいる

　Mちゃん。知り合いの美容師さんが先生のメークと頭を

　頼まれてやっていて、時間があったらMちゃんのメークも

　してあげると話したそう。。。

　　「あ、そう。」(自分だけ他の人より目立ちたいのか！）

　　　もうほっておいた。


　やはり、時間が無かったらしく、とうとう自分でメイク

　を始めた。（や～い！)

え？それでおしまいなの？

　　　・・だって、眉が線出し・・アイシャドー見えない。


　　見かねて、(実は作戦だったのか?）またもや

　　私が手伝う。(というか、やってやる）

　　眉はこうして・・ハイライトをつけて・・シャドーも

　　濃いめで・・チークもちゃんとしないと・・。

　　出来上がった！我ながらきれいに出来た！


　　しかしMちゃん，ちっとも感謝してない。

　　「こんな眉、怖くない？」

　　｢オテモヤンにせんといて～」

　　｢シャドーそんなとこに入れたらへんやろが」


　・・あんたの普段のメークが変なんだろが！


　その後、美容師さんに少し付け足してもらったようで

　顔にハイライトがありありと分かるくらい乗っていた。

　
　｢simsimちゃん、化粧上手やって褒めとったで～。

　　美容師さんがやることほとんど無いって言ってたわ。」


　　　　それ見ろ!
　　　　
　　　　人にやってもらっておいて、疑いの目で見るな!

　　　　自分がセンス無いだけなのに。。

　　　　大体、服のセンスも全く無い。

　　　　お店に勧められるままに買ってきているらしい。

　　　　全身ヴィトンずくめ。というと、ゴージャスに

　　　　聞こえるかもしれないが、その組み合わせ、

　　　　見ようによってはモード系だけど・・・・

　　　　それでOKなのは、モデルだけ～・・・。

　　
　　　　服なんて、自己満足の代表だから，本人が

　　　　良ければそれでいいんだから。誰も回りに

　　　　”それ、変”といってくれる人がいないMちゃん

　　　　も、不幸かも。。

　　　　(でも、私は言う気ナ～シ。）