2006/02/20(月)02:14
最後の「東京ステーションギャラリー」
お蕎麦を堪能した後、
大好きな美術館「東京ステーションギャラリー」で開催されている、
「前川國男 建築展」へ。
前川國男氏は、大学卒業後、ル・コルビュジェのもとで学んだ方。
主な作品は、上野の「東京文化会館」や「東京都美術館」など多々。
現在、東京・小金井市の「江戸東京たてもの園」に移築保存されている
ご自宅の写真や模型も展示されていますが、
自然との調和も考えられていて、その芸術的な空間はとても素敵です。
こんな家に住みたい・・・
「折角作るんだったら長く残したい」
時間の流れに耐えて豊かに成熟し、
環境に溶け込みながら風景を形づくることのできる建築のあり方を
模索し続けた前川氏。
この展覧会にきている建築に携わる方々には、
氏の考え方や志を真摯に受け止めて、
これからの日本の建築界の明るい未来を作っていただきたいと、
切に願いました。
そして、美術館のカフェでお茶をしているとき、
衝撃的な発見!!
(トリュフ付きのコナコーヒーが美味しい)
東京ステーションギャラリーがなくなる?
「東京駅の改修工事に伴い前川國男建築展終了後
(2006年3月6日~)、しばらく休館いたします。2011年(予定)、
東京駅内の新しいスペースにおいて再び開館の予定です。」
2011年!遠い・・・
しばらくこの場所にこれないのはとても寂しいけれど、
最後に来ることが出来て本当によかった!
新生「東京ステーションギャラリー」
楽しみにしてます。
素敵な空間をありがとう!