梅雨真っ只中、蒸し暑い日が続いています。
この梅雨空の向こうに、暑~い暑い夏が待っていると思うと、
ちょっぴり凹んでしまいます。
なので、さらにその向こうにある、涼しい秋に思いを馳せながら日々頑張っていく所存です。
さて今回は山口市のほぼ中心部にある雪舟庭にいいた時のお話です。
雪舟庭とは山口県山口市宮野下平野にある臨済宗東福寺派の寺院。山号は香山。後庭は雪舟等楊の作と伝えられ、「常栄寺庭園」(通称:雪舟庭)として、国の史跡および名勝に指定されているそうです。
雪舟が造営した庭園は枯山水を用いた池泉回遊式庭園で、寺に面する南側以外の三方を林地で囲んだ小谷地に築造され、前に心字池、東北には枯滝が設けられている。また、立石の手法も独特のもので室町時代の庭園の姿を今日に遺している。また、江戸時代に雲谷等益が描いた「絹本墨画淡彩雪舟等楊像」が山口県の有形文化財に指定されている。といった感じでとても由緒正しいお庭なのです。
ここに雪舟庭園の画像を挟んでください~!!
私ながゴローも、仕事柄熱心にお庭を見るのですが、
暫くするとどうしてもその辺にいる生き物の方に目が行きはじめ、
最終的には生き物の撮影へと趣旨が変わっていくのが悲しい所です。
今回は雪舟庭園で出会った生き物たちをご紹介します。
簡単に結論から申しますと、アリとカエルに出会ったのですが、
実はどれも珍しいアリとカエルだったのです。
先ずはアリさん。このアリは画像では分かり辛いですが、
胸の部分が赤くなっているアリで「ムネアカオオアリ」と言います。
国内に居るアリでは最大のアリで、働きアリで1cm前後あるのです。
ながゴローは初めて見ましたよ(^^)
画像のアリですが一匹違うアリがムネアカオオアリの足に噛みついています。
しかし、ムネアカオオアリに噛まれたのか瀕死の状態でした。
続いてはこのような看板を見かけました。
モリアオガエル生息地
モリアオガエルは天然記念物で、
木の上に泡状の卵を産み付けるので有名なカエルです。
早速見つけました、モリアオガエル!!と思ったのですが、
画像のカエルは目尻に黒い帯模様があるのでニホンアマガエルです。
でも、木に産み付けられた泡状の卵は見つけましたよ~(^-^)
これまた実際には見たのは初めてです。
他にもサワガニやカメムシ??など、
普段下松ではあまり見かけない生き物にも沢山出会えました。
皆さんも旅行など行かれた際に足元に目を向ければ、
意外と新しい発見があると思いますので、
いつもより少しだけ注意深く見られてみては如何でしょうか?