DVDの感想【太極神拳】
またしても、ウージン(呉京)主演!『太極英雄』を全巻見る前に、1本で完結だからと、手を出しました。 ウージン、相変わらず爽やか過ぎる笑顔だわ(笑)ノリが『太極英雄』と同じです。しかも『太極神拳』のウージンの父親役は、『太極英雄』の太極拳の達人と同じ人。この俳優さんはもともと陳式太極拳ができる人なんでしょうね。私はあんまり詳しくないので、判別できないけど、単鞭の形を見る限り、新架式のようでした。ストーリーは、清王朝末期。勉強ばかりさせられて世間をしらない若者が恋をして、その子を振り向かせる為にがんばるんだけど、彼女は民主化運動をしているので、意味もわからず、とりあえず一緒に頑張っている。そんな中、アヘンの売買に巻き込まれたり色々な問題が起きるが、それを太極拳で解決していき――って感じ。この映画、太極拳の名称がばんばん出てきて笑えます。子供が「金剛搗碓でやっつけろ!」とか叫んでたりするの。健康太極拳のイメージがあると、太極拳って戦えるの? とか思われそうですが、これ見ると「ああ、太極拳って武術なんだ」って思いますよ~。戦えます、つーか強いや(笑)。白鶴亮翅の用法ってこうなんだぁ、とか、色々用法の勉強(ほんと?)になりそうな感じです。弁髪拳とかギャグな武術も出てきますけどね(でも一番最強だったりする)。ギャグがちりばめられた恋愛物(え?)なので、アクションがあって爽快な恋愛映画という位置付けで鑑賞することが可能な、武術映画(ん?)です。太極拳を知らなくてもノープロブレム。┗(・o・)┛