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まるくんな ワンダーランド
● 今日のために ●
ようこそ
【まるくん】ワンダーランドへ
おもしろうてやがて悲しき・・・
でもやっぱりあきらめきれない
シャボン玉。
みなさん、よい旅を!
【 いつのときにも 青 】
今にも駆け出したいような
風よ
夢見の空の下で
あの山の向こうを想うように
陽に照らし出された
山よ
寛やかな稜線を描け
どんなからくりにも微動だにしない
青よ
偽りのない雲と
いつかは終わるであろう時を
あてどもなく 青く
空よ
ここから抜き出せ
紛うことなき
蒼
約150億年前の星たちの世界にさきだち、謎めいた光を放つあの「始まり」以来――――。
あの、分子も原子も原子核すら存在しない形のない超高温の物質が粥状態でドロドロした混沌から、「始まり」以来、灼熱の物質が不思議な不思議な力の作用でお互いに結合して、巨大な組み立てをはじめ、宇宙が誕生し、誇張し続け、やがて温度が下がるにつれて、ある力の作用によって、星、銀河といった結合物が生まれて、その周縁として、奇跡に近い、いや奇跡そのものの惑星が誕生しました―――。
「私たち」は150億年前から、ずっと同じ一つの冒険を続けています―――。
夜空を眺めて星空からのメッセージ―――目を閉じて瞼の裏に感じることは、生命と人類とが、あたかも壮大な叙事詩の各章のように結びついていることに気づくことでしょう。
あの「はじまり」とされるビッグバンから知性にいたるまで、全て同じ進化の過程が進行して、粒子・・原子・・分子・・星・・細胞・・有機体・・生物・・そして人間という奇妙で滑稽な動物へと、「より複雑性が増す方向」へ進んできました。
すべてが同じ鎖で繋がれ、同じ運動法則により引き起こされているのです。
私たちは、サルの子孫であり、バクテリアの子孫であるのです。
そして、私たちの体を構成する物質は、かつて宇宙を作り上げた物質にほかならないのです。
★私たちも、星の子なのです。
こうした考えにとまどいを覚えずにはいられない方も多くいることでしょう。
貴方の!通念や先入観を揺さぶるものだからだと、思います。
しかし、古来より、私たちは知識が進歩するたびに、人間は否が応でも、その身のほどを知ることになるのです。
「自分が世界の中心」と思い込んでいる身のほど知らず、というか、あつかましいというか。
退場門はいつでもあなたに用意されています。
宇宙空間における物質の形成、地球上の生命の営み、そして私たちの脳内でのニューロンの形成にいたるまで、壮大な交響楽ともいえるすべての各章をつかさどっているのは自然淘汰というたったひとつの現象なのです。
宇宙の膨大な旅は、絶対零度に近づくことにあるようです。
しかし、私たちは物理法則に則りながらも、決定論的立場に立つことは無意味です。
意味?
私たちのこの旅に意味などあるのでしょうか?
しかも、現代の私たちは、自分と同胞とも、生物圏とも調和できないでいます。
何ゆえ、自然の世界ではすべてがうまくいき、
人間の世界では何もかもがうまくいかないのでしょうか?
自然淘汰の論理では人間が機能不全になるのもいたしかたないのかもしれません。
私たちは創造者でないのはもちろんのこと、調和もできず、ばかりか、破壊者であるのです。
しかし、もし進化の過程に必然的産物として、より自由な存在が出現するとしたら、私たちはその代価を支払っているのかもしれません。
より自由になるために、私たちは問いつづけていかなくてはなりません。
夜空にまたたく星、寄せては返す波を眺めながら、生まれたばかりの赤ちゃんのほほえみに、そして恋する女の(男の)まなざしに、私たちは私たちへの問いを続けていかなくては私たちは私たちの物語を失ってしまうでしょう。
信仰は、何がしかのヒントを与えつづけてくれましたが、あくまでも周縁を軌道する惑星のごとく模索するがのごとく、答え、の調和を産むことはありませんでした。私(たち)は科学と信仰と芸術の調和を。自己と他者の関係性を。
そして、文化と自然の調和を追い求めてきて、ようやく私(たち)の起源を、調和を、知りうる、どんな定式化も不可能な、どのような論理も捉えられない一つの側面に探求しつづけます。
それらは、私(たち)が神秘や美を目のあたりにしたときの触れたときの嗅いだときの驚嘆の念にほかならないのです。
私たちはどこからきて、
私たちは何者なのか?
そして、どこへ行こうとしているのか?
この「問い」つづけこそ、私(たち)に唯一問うに値する問いであるはずです。
★旅に意味などなく、意味を求める旅なのです。
そして、たかだか数千年の文明で、人類が動物たちから抜け出すのにかかった何百万年からくらべればわずかなもので、ましてこの私(たち)の構造を生み出すのに必要とされた150億年もの時間からみれば、私(たち)が毎日繰り広げている「悲喜劇」など何の価値がありましょうか?
私は何者でしょう?
貴方は何者でしょう?
私(たち)は、皆、宇宙の創世記の原子と同じ構成で、私たちの体を構成しています。
その細胞には原子の海の一部が閉じ込められており、遺伝子の大部分は「他の」霊長類、つまり、お猿さんたちと同じです。それらの脳には知能の進化の各階層が同居しています。そして私たちは、母親の胎内で宇宙開闢以来の進化の過程を大急ぎで、たどりなおして生まれている(のに過ぎない)のです。
宇宙誕生からはかない知性にいたるまでの、私が貫き通してきたのは、生きる学ぶ喜ぶ力の発揮と、同胞愛と、人権ひいては愛の確立です。
寸分の違いもない私たちは、何故他者を憎み、陥れ、差別し、また虐殺もいとわないのでしょうか?私の手帳から深くあなたの差別心に鋭利に切り込んでみてください。
同じく、生きる学ぶ力、誰しもが生き生きと輝き続けることも、私がカフェに入会した7月25日からの日記以降、すべてを紐解いてみるのもよいでしょう。
私の、旅と恋に裏打ちされた、ある一つの方向性がみえてくるはずです。
そして、この最後にお届けしてきたのが物理法則や宇宙の歴史を綴るのみならず、多くの学びと気づきの場であることを、万華鏡のように織り込んだその様々なキーワードを礎に、貴方なりに貴方の旅の杖にしてみてください。
まるくんであり、フンコロガシ、そして私「学」は・・・・・無邪気に恋するヒトは、
さまざまな出会いと気づきによる旅により、今日ここにいます。
★旅することは、出会いです。
出会いはさまざまなものを生み出します。
出会うためにはエネルギーが必要なのです。
エネルギー=熱をもつことが自尊感情です。
内なる熱と、他者(世界)の熱が相互作用し、その出会いを意味あるものにしてくれるでしょう。
私たちは、めざすべき秩序と整合性のある光によって方向性を示さなければなりません。
いのちあるものの内にあるエネルギーいきいきと光輝くために、一つひとつのいのちが、つながりと関係性のなかで変化を創造しながら相互作用のなかで自己発揮していくのです。
熱と光に導かれて――――。
貴方の「いのち」を育んでください。
貴方とおなじいのちを育んでください。
★私たちは誰かの一瞬のまたたきのような、一瞬のきらめき、―――でしかないのです。
それでも、私は美しいと想う。
それでも、私(たち)は今日も「考える葦」であります。
一瞬のきらめき、のなかで、ほんの一瞬私(たち)はようやく、一瞬の悲喜劇、の間いのなかで気づこうとしています。
私(たち)は、皆同じなのです。
ある権力装置から脱却するための「人権」ではなく、生まれながらにして皆がもっている自然的な人権です。
基本的人権を、生きる権利を「個人の尊厳」として捉えるなら、「平等」はすべての権利の基礎とならなければなりません。
そして、私たちは「自由」なのです。
この青い地球へのプリズマ光線が織り成す青空の下で旅するように――――。
★――旅するコロコロ フワフワ ソワソワ フンコロガシ――
「とどまること」を嫌い、旅にでかけ、旅先ですらフワフワフラフラするアタシに名づけられた【 フンコロガシ 】――――――。
一年前の7月25日に、狭く小さいけど可能性のある広場に参加したときから、IDにも確たる意味と『意思』がありました。
【まるくん】とは、アタシが愛してやまない分身(笑)、【真(まこと)を成る(なる)】を略した愛称です。
いつもこう呼んでいるのです。
そして、【幸せ】とは何を意味してきたのでしょうか?
―ああ、今とても幸せだ―という『体感』や、『情動』をお届けしたことでないことぐらいは、あなたがたの知識、価値、態度、技能が優れているないにかかわらず、一人ひとりそれぞれ感じていただけたことと思います。
では、この【道しるべ】は一体何が出発だったのでしょう?
アタシは『幸せ』の『旅路』を、自己本位ではなく他者との『関係性』だ、日常から常に鋭利に『気づく』ことだとさんざん、述べてまいりました。
そして、熱と光に導かれて『自尊』感情を培うことが幸せの道しるべだと、アタシの日常の情念を乗り越えて説いてまいりました。
それが自己を『解放』し、『自由』にさせる旅路と結んできたのです。
★『幸せ』とは、―「私」からの出発―です。
自分とは何かを知っていく、いかなる環境であろうとも自分がかけがえのない素晴らしい、価値をもった存在であることを自覚していく、――つまりは自分を好きになることです。
これが自尊感情=セルフエスティームという概念です。
この自尊感情が基点なのです。
自分がわからない人、自分が好きでない人、自分の価値がわからない人、あるいは劣等感あるいは優越感をもった人が、どうして他者を好きになれるか、他者の価値がわかるか、人に憧れ尊敬できるか、ということなのです。
厳しくもつらく暗く悩ましい現実にぶつかる前に、自己をどれだけ耕しておくかという大切さを訴えてきたつもりです。
それが―幸せの旅路―なのだと。
そして同時に、その『幸せ』を「生きながら」奪われ、厳しく激しい現実と闘いながら真剣に生きている人々の豊かな『出会い』、『学び』の出会いをどれだけもてるかということを、『関係性』=世界との出会い、そこから『交わる』ことの大切さを紡いできたつもりです。
★幸せ――とは、いかに出会うか、いかに自分を、そして同等に人を愛せるか、です。
アタシは、これらをまるくんの『感性』からみなさんにアプローチしてまいりました。
感性というのは価値・態度の問題にかかわってきます。
自尊感情はもちろんのこと、共に生きる共感、思いやりなどの想像力でもあります。
装おうのではなく、偽るのではなく、また理論や知識のみを養うのではなく、日常から自主的かつ主体的に参画して、自ら「自らの」問題に【気づく】こと、発見することです。
自分で気づいたことは忘れません。
伝えられるよりも、教えられるよりも自分のものになっていくのです。
自ら気づくのですから、喜びもあります。『自信』にもつながります。
エンパワメント=自尊感情とは、「自己実現」でもあります。
自己実現は自ら発見していく「学習」でないと起こらないものです。
その感性や情動から、情念にとどまるのみでなく、知識や理論(自我)のみにとどまることなく、価値、態度、技能を育み、つなげて『意思』をもって「行動」しなければならないのです。それらは自然と身につく技能ではありません。
価値、態度から日常の生活や生き方と関わった知識をしっかり学び、『開かれた心』、多様性を尊重し、他者を慈しんでこそ、共生や包括的な(ホリステイックな)物の見方が生きてくると思うのです。
そして技能とは、【 広場 】でのコミュニケーション能力、話す力、だけでなく聞く力、さらに問題解決能力、可能性を追求する能力、参加する意欲、協力心、人間関係をうまく進めていく力などのことです。
あらゆる学習や、「実践」から、アタシは広場=世界のすべてが人権の根付いた社会、人権文化を築くことが、【幸せの旅路】であることだとあらゆる分野の『生きた学問』の科学的理論の裏付けたる基盤のもとに確信しています。
人権文化のしっかりした土台のないところで真の平和と自由はありえません。
信じて、実行する。ですから、アタシは「強い」のです。誰からにも(権力)打ち負かされず、誰をも(他者を、異文化を、自然を)愛せるのです。
いかがですか?
定理として――自然と平和と自由を希求しない人はこの世にいない――と思います。
異論のある方を世界中で探し当てるほうが困難だと思います。
しかし頭の中で、理屈をこねるだけでは自己実現=社会実現できません。人権、差別と声高に叫ぶのではなく、知識ではなく、価値・態度・技能でもって、暗く、重く、マンネリな【啓発】ではなく、―自分とは何か、幸せとは何か―という根源的な共感性でもって、―厳しく悩ましく迷いもあり、ともすれば絶望的な現実から―、その壁を乗り越えなくては真の幸せなどいっこうに近づいてはきません。
「生きる」などと力強く叫んでみたところで、なにがしか手からこぼれてしまうものを感じとってしまうのはアタシだけでしょうか?
人生とは日々なんとなく過ぎていくものです。
しかしながら、アタシたちはその「なんとなく」を「無為に過ごせる」保証はどこにもありません。自己をどれだけ鍛えておくか、自分とは何か、自分の価値とは、これらをいつも体感しておかなければ、厳しい現実に流され、壊されていくのです。
それが、【幸せへの旅路】、なのです。
充実した素晴らしい「私」を作る自己開発が自己実現であります。
なんとなく――ばかりでは、今まで気づきもしなかった自分の価値を発見していくことなど、とうていムリなはなしです。
★― わたし あなた そして みんな ―
―― コロコロ転がるフンコロガシとは、―あなた―でもあるのです。
自己理解のうえにたって「私からあなた」、「あなたからあなた」、つまり他者理解へ進み、他者理解が積み上げられて尊重(愛の昇華)へと進むのです。
【フンコロガシ=まるくん=アタシの旅路】とは私からあなた、あなたから私たちという過程でもあります。
その出発点である私は、誰なのか?何なのか?という問であり、自己理解です。
出会うことで、他者=世界との共通性をみいだすこと、共通認識をもつことが「交わる」ことです。
そのたおやかな流れのなかから、たとえ共同幻想であろうとも、豊かな人、家族、豊かな地域、豊かな社会、安心と自信と自由に満ち溢れた「貴方と僕の幸福」が築かれるのではないでしょうか。
誰かの一瞬のまたたきのような存在である、一瞬のきらめきのアタシたちの旅路。
気づかなければ、何もはじまりません。
―私からの出発―は、あなたからあなた、そしてみんなへつなげていく旅でなくては、あなたの幸せなど、いつまでたっても青い鳥でしかありえません。
―人と人との素晴らしい出会い、つきあい、交わり―などというのは、他人、他者の苦しみ、悩みをいかに自分のものとして精一杯受け止めていくかにかかわるのです。
自尊感情という愛と同じく、常に緊張の連続と厳しい現実を受け止めて通じる感性を磨いていかなくてはならないのです。
「想像力」といいます。
―想像力とは、自分が自分でないものの身になって考える力―のことです。
その想像力を鍛えるのに、夢想していて、日常に気づかないまま、湧いてくる力などではとうていありえません。
想像力を磨き、鍛えるのは日頃からいろいろな人と関わりをもつ、出会いをもつことなのです。
そして、厳しい現実は、自己との闘いは、不条理に自己実現を阻まれている多くの人たちに関わり、苦しみを共感する以外、豊かな心を育むことはムリでしょう。
それがアタシのいう、「あなたの思い込みや思いやりなどでは薄っぺらで駄目」なのです。
★この幸せ帳は、そのことに【気づく】入口です。
みなさんは、おそらくまだ扉の前に立っているだけなのでしょうが、
扉はいつでも開放されているのです。
★『 青 空 』=『 自 由 』なのです。
なにものにもかえがたいものです。
しかし、アタシたちは、『自由』を希求しながらも『自由』な存在足りえてません。
逆説的ではありますが、自由を求む意識そのものが、アタシたちを『不自由』にしてしまうのです。
アタシ(たち)は青空を探し求めつづけます。 いつもどんより雲っていても、厚くたちこめた雲に覆われていても、雨が降りつづけていようとも、吹雪が吹きすさんでいても、、、、
――その、突き抜けた向こうはいつもたおやかな青空。
あなたの青空を探してみてください。
アタシたちは自由な生き物です。
★だから、アタシの旅はいつも青空です!
それが――幸福への旅路――なのです。
ようこそ、【まるくん】ワンダーランドへ
おもしろうてやがて悲しき・・・
でもやっぱりあきらめきれないシャボン玉。
どこまでも透明で、あの青空に吸い込まれるように
みなさん、よい旅を!
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