テーマ:旅にでよう★(531)
カテゴリ:旅はいつだってワクワク♪
「ちょっとトイレ探してくる」――――。 旅のなかで、脂汗をかく、誰も知りえない、わけありの、自分だけの、「小旅行」はつきものだ。 私にだって数々の失敗・・・・・思い出がある・・・・・・・。 ちょっと回想モードスイッチオンである。 ―――――フンッだっ♪シアワセ運ぶ、不運の旅のフンだっ! 寒い冬だと、おなげきの皆様。 [まるくん’s HOUSE MUSIC CLUB]へ今宵もようこそ!カモナベイビィ~~、 ココロの隙間風邪を埋めようぜっ! ♪ズンチャ、スッチャカ、ズンチャチャ♪ アタシ、唐突ですが、寒い風吹いても足痛くならない(笑)、体質上の問題ありますの。 コレステロールも「食いしん坊」のリンク見てのとおり、全国あまたの、さんざ煌めくフランス、イタリア料理、とんかつ屋、洋食めぐり、ばかりざましょ?「お見合いプロフ」にあるとおり銀座でプロレスラーのおじさまと飲み比べしても負けない体質でしょ? でもね、・・・たぶん「風が吹けば桶屋が儲かる病」(ちょっと違いまして?)にはならないんですの。 それはね・・・・・。 【尿が妙に近いんですの。】これ、禅問答じゃなくってよ。 それは♪マドリッドの夜でした。 ちょっくら数軒、セルベッテリア(ビヤー飲むところね♪)寄っただけ、嗚呼なんども梯子。 もぅひとつの梯子はお手洗い。マヨール広場でセレナーデに乗ってナンパして、向うはプラザ前のディスコ、夜道にがまんできず、ちょっと彼女待たせて駆け出し、塀にする。そこは暗闇安心のはずが、市庁舎前。 ジャァーーーー♪の音に慌てて駆けつけてきた門衛につるし上げられる・・・・・・。 それは♪ピサからの「太陽の道」高速道路でフィレンツェへ向う路線バスでした。 お昼にキャンティ5本ばかし飲みました。 ひとりで。え? 当たり前けど、何度も何度も店で放出。店をでてからも「ピサの斜塔」見ることすらなくトイレ見学。 でも、ついにバスでもバス・ストップ♪ 高速道路の路肩、窓から日本人、ドイツ人、スエーデン人のフラッシュたくさん。 写真入りの年賀状、25の春~~~。 放出あるなら、フンもある♪ それは♪チューリヒ駅の構内でした。 バーで朝から生ハムサンドにラム酒。 プラットホームで突然変異。慌てるも、駅にトイレの表示なし。始発の汽車に乗り込んで、安堵のため息一つ、汽笛が二つ。 動いた汽車は向う予定のインターラーケン、ではなくて、反対方向ルツエルン向います。 車掌に問えば、特急ノン・ストップ・・・・・・。 それは♪白馬岳の登山口でした。猿倉から勇ましく雪渓めざします。で、突然、糸魚川あたりで飲みダメしたウイスキーとおにぎり、カップラーメン、で突然変異。 慌ててポーチ持って茂みへゴー。 紙拭き、リュックのなかでしたぁ・・・・・・・。 機転利かせて木立の葉っぱ。 なんと、それはハゼでした。悶絶する白馬の夜。 ゆえに、深夜、校歌叫ぶ慶応ボーイと大ゲンカ(笑) それは♪フランクフルト、ゲーテの家の近くの公園でした。フランクフルトの屋台とビールで盛り上がる謝肉祭。沿道の人、笑います。 なんでかな?でもコンカイ安心。異変はきません。 女子高生のブラスバンドにステップ、ステップ足ふみふみ、ココロウキウキ。 で、その足元にずっと犬のフン・・・・。 それは♪都立目黒自然研究所公園の昼どきでした。 近くのおしゃれな蕎麦屋でデート。 焼き鳥、鶏ワサ、じゃんじゃん日本酒。 でも、公園デート、トイレ多いからばっちり。 足元みすえて同じ轍踏まず(笑) 「君の瞳に吸い込まれそう。あまり見つめないで」に彼女大笑い。 人数少なくカルガモ反応。 ハトも飛び立つ。まだ笑いころげる彼女に真顔で問えば、「アタマ、あたま・・(笑)」 お気に入りのゴルチェの黒綿帽子に鳩のフン。 ♪犬もあるけばフンにあたる。 旅のココロはフンのフン。 チチンプイプイ、フンのフン。 コロコロ、アタシはフン踏むフンコロガシ。 旅のお供に、アタシをお一つ、いかが? (2002年「まるくんの旅は青空」より) ―――――そんな経験、大小の違いはあれども、誰にでも経験あること。 え?ないですか? でも、ハニー、それはそれであなた、今、今のタイミングじゃないだろ? ずっとフェリーに乗っていたのに・・・・・・そこにトイレはあるはずなのに・・・・・・・(涙) しばらくハニーが消えた。 神隠しにあったかのように消えた。 「紙隠し」の、間違いか?(爆) フェリーで降りて、ごった返していた港からあっという間にひとは散っていた。 港の近くにある売店や小さなファーストフード屋にも人気がない。 客のいない、カートを引く牛までもが退屈そうにしていた。 オープンデッキのペンションのようなハウスの前、排水溝らしき掘られた溝にピクリとも動かない2匹の犬がいて、死んでるのか寝ているのかを固唾を呑んで見守っていた。 すると、なんとその家からハニーが現れた。 「ごめんごめん。お店のひとにトイレどこって聞いたら、鍵を見せられて「1ユーロ」って言うからドルしかないので、そこの前の売店で両替してもらって、ようやく鍵もらったんだけど、今度は開かんのよ。結局お客用でなくてお店のひと用のトイレ貸してもらうことになった」 「あのなぁ・・・・・。下手な漫才みたいにヘチャコチャもうええわ!急ぐんぞ!」 マヘ島で渡された一日レンタル券2枚を自転車屋に渡す。 勝手に乗り心地よさそうな自転車を見繕っていると、大柄な従業員に座椅子のやけに低いボロッちい自転車を強引に宛がわれた。 「あんたは、これっ!」みたいに。 やれやれ、こんな辺鄙なとこでまで東洋人はバカにされないといけないのかいな。 「もうええわ!さあ行くぞ!」 「ごめん。私のギア変則きかん。替えてもらう」 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 お兄さんに診てもらった自転車は、どうやら交換の必要はないらしくちょっとした要領で入れ直しただけで直ぐにオオーケィのようだった。 海岸線に沿って一本の石畳の道、ここをまっすぐ行けば、めざすアンス・スール・ジャルダンだ。 さあ、気を取り直してゴー!! 出発してすぐに私の自転車のチェーンがはずれた・・・・・。 今度は、とっくに先を行ってしまったハニーを待ちぼうけだ。 「・・・・・・・・・・・・・・・」 もう泣きたいわん。 私が来ないのにようやく気づき舞い戻ってきたハニーに直してもらう有様。 「ギア入らんのぞ。なんでこんなボロ渡すんかいなっ!(怒)」 「ギア?入れ間違えだろ?ここをおもいっきりガシャンと力入れないかんのよ」 「え?そうなん?ダイヤルまわすだけではいかんの?マウンテンバイクなんか使うたことないもん」 「なんでよっ!!家に○○○のがあるだろ?触ったこともないんだろ?!」 港からまだわずか200メートル、瞬く間に立場が逆転してしまったようなんですけど。 ここはとやかく言わずに先を急ぎましょうよ(涙)。 計画では、9時にラ・ディーグ港を出発、アンス・スール・ジャルダン散策を11時00分まで、そこからグラン・ダンスに向けて出発し、12時グラン・ダンス着、ビーチにて約2時間、帰りは14時、15時に港に到着、お土産屋を冷やかし15時30分のフェリーで帰路。 それが今もう10時30分である。 そして予定どおり、ガイドブックに書いてあった島唯一のスーパーマーケットに寄った。 ラ・ディーグ島には自炊専用のロッジもあるらしく、白人観光客らが食材を買い求めていた。 セイシェル製は乏しいようで、ほぼすべてが外国製品である。 缶詰類、パスタ、乾燥フード、スナック、オリーブ油、食器や洗剤、薬、日用品雑貨などなど。 思わぬ収穫は、そこそこ冷えたハイネケンがあったことだ。 これを3本とってレジに置く。 1本33セイシェル・ルピー、3本で99セイシェル・ルピーだ。 セイシェル・ルピーだと金銭感覚がいまひとつわからなかったが、店員にドルに換算してもらうと、電卓の数字はなんと14ドルの請求。 当時のレートで約1700円、思わぬ出費だ。 ハニーは菓子パンを5個も6個もレジに置いたが、想像よりあまりにも高い料金提示で、そもそもユーロはなく、ルピーも残りわずか、ドルの高額紙幣しか持ち合わせていないのであきらめたようだ。 そのかわり、グラン・ダンスからの帰り、1ドルと8セイシェル・ルピーという変則的な支払いにてフルーツジュース二人分を購入していた(笑)。 「なんでも高いなー。日本以上だなー」 メリディアン・バルバロイでは地元ビールのセイブリューが一杯4.5ユーロである。 当時の為替レートで1ユーロが約160円として720円。 その割には、ハニーが帰りのラ・ディーグ島の港近くの売店で買った1リットルのミネラルウォーターは1ドルで済んだらしい。 彼女はヘンテコな「買い方」女王でもある。 ときたまの外国でも、そして日本でも常に。 つづく みーり、ただいま3200g 身長も伸びてイオンで計ってもらったら51センチ。先週あたりからよけりに手足動かすのも活発に。湯船でお風呂はじめました。なかなかひとりで寝れない甘えん坊さん。おしゃぶりらしき、はじめました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月12日 17時08分29秒
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