今日は今日とてスペシャルに、奥の蔵を改装した個室を予約済です。
梁のある高い蔵の幻想的な雰囲気と卵をかかえるイグアナドン君とよく合います。
「あの・・・・・これはなんでございますか?」と支配人。
そう、今日もお伴は恐竜君たち♪
料理に合せてワインを選ぶのではなくワインに合せて料理を店を選ぶトコトン自己流まるくん。
いやもっといえばコレクションの恐竜フィギアに全てを合せてるって噂もチラホラ(笑)。
ムルソーにつづきお願いしてある赤ワインはこちら。
「―――ロマネ・コンティとラ・ターシュ。どちらもワインファンなら一度は飲んでみたいと憧れる超高級ワインですよね。本日は、そんな憧れの特級畑に挟まれた抜群の区画で造られる特級ワインを入荷することができました!
この地球上でもっともぶどう栽培に適した場所で造られるロマネ・コンティは、誰もが「世界最高」と認める特級ワイン。
ロマネ・コンティを取り囲む畑もぶどう栽培の条件はほとんど同じですから、全て特級に格付けされています。中でも毎年ロマネ・コンティとトップの座を争うほど高い評価を贈られていて人気も急騰しているのがラ・ターシュ。
そんな、ロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた絶好の区画から造られているのが、本日ご紹介するフランソワ・ラマルシュのラ・グランド・リュ。
こんなに素晴らしい場所で造られたワインなのですから、グランド・リュにも人気が集中するのは当然ですよね。あれよあれよという間に、ついに3万円を超えてしまいました。
ロマネ・コンティの真隣という、これ以上ない条件を持った特級畑なのですから3万円でも安いくらいなのに、1万円台で手に入るなんて、これはもうお買得を超えて「破格」ですね。
口に含んだ瞬間に一気に広がるパワフルなフルーツの風味や、ビックリするほど深みのある味わいは、さすがはロマネ・コンティ真隣にある特級畑ならではの風格。
タンニンはとても力強いのに果実味に完全に溶け込んでいて、少しもザラついたところがありません。ワインがスルリと喉を通り、ジンワリと全身に染み込んで行く様子は見事としかいいようがありません。
飲み込んだあとには豊富なミネラル感が顔を出し、驚くほどエレガントな余韻がいつまで続きます。ひと口飲むごとにこのワインの深い味わいに、どんどん引きこまれてしまうんです。
どれかひとつが突出することなく、お互いを引き立てあいながら絶妙に絡まりあう美味しさは、まるで「完璧な球体」と呼ばれるお隣のロマネ・コンティのよう―――」
どうですどうです?奥さん完璧っ!でしょ?
カレー粉をまぶしたヘーゲルナッツのキャラメリゼ
オリーブのケークサクレ
ピュアホワイトのグラス 南半球のトリュフ
蝦夷塩ウニのジュレとあさかぜ胡瓜のムースリーヌ
広東風に焼き上げた皮つきバラ肉
鱧のベニエ ガスパッチョの粉末
スッポンのジュレ 熱いコンソメ
スッポンの血のパートフィロ包
フォワグラナチュラル 賀茂ナスのテリーヌ
フォワグラナチュラル 海苔センベイと数種のミントと
リ・ド・ボーとフランス茸のフリカッセ
吉野川の天然鰻と黒泡の赤ワイン煮
じっくり焼き上げたアマダイ たっぷりの野菜とシジミのムース
北海道焼尻島の子羊
バスク豚
フロマージュのグラス
宮崎マンゴーのプリン
加納岩桃のパフェ
冷やし飴とモチ米のリオレ
小さなスイカ割
分厚いリストからのお茶
ミニャルディーズ
丁重でソフトな支配人のサービスと笑顔絶えないマダムの心配り、そして心身ともに充実(?)気鋭のシェフの優しくも力強さのある、今日の選択ワインにピッタリのお料理の数々。
そしてこの優雅にして雄大な箱と合せて、すでに風の便りでの評判以上の風格もある、日本屈指のレストランになるのは間違いなし、太鼓判いくつでも押せますが?
めくるめく至福の料理=空間ですよ、ここは。
なにもかもがアタシのなかであっという間にナンバーワンになりました。
まるくんのフレンチめぐりここにキワマレリ、完結編のようです。
また何度も来よう!あれ?どこかでも言ったっけ?(苦笑w
結婚記念日のハニーはブーケまでいただき嬉しそう。
痩せればもっと似合うのに、アザミに、とまるくんはちょっとだけ不機嫌(笑)。
蔵をでて鮮やかな白・紫の蘭やトルコキキョウの花がほころぶダイニングを覗かせていただく。
今日からだという初々しい新人のコミ・デ・ランのお姿も。
「まぁ、かわいらしい、お嬢さんですか?」
「いえ違います(笑)」
これも、出会い、再訪したときの彼女の成長ぶりがまた楽しみだなっ♪
また、嬉しい楽しみができました。
旅は青空。
すがすがしく皆さんとお別れをし、また大汗かきながら今度は伊丹まで末っ子おんとし3歳のみのたんをお迎えに大忙しの旅ですっ(涙目