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80歳後半らしい 近いうちに手術するらしい …。 私のママはねぇ 47歳で死んだの 4年の闘病生活 私はねぇ ママが乳ガンなのに 見て見ぬふりをして そばにいてあげなかったの 死ぬわけないと思ってたから もう今じゃ後悔でいっぱいよ? もっと一緒にいればよかった 月に2回あうだけじゃなくて もっと一緒にいればよかった そして悪魔の私は囁く 別におばあちゃんでしょ? って。 ママじゃないでしょ? ってね 最低最悪だよ。 人が死ぬか生きるかなのに 『だから?』 って思う自分 くだらないのよね すべてが 別に育ててもらったわけじゃないじゃない? ずっと一緒にいたわけじゃないじゃない? 私の傷にしたら 比べものにならない あぁ汚いあたし こんなドロッドロな私 誰も好きになんかなっちゃくれない いつからあたし 『死』に対して冷たくなった? 前はおばあちゃんがガンで… とか言ったら かわいそう…!大丈夫!?とか 思ってたのに もう…心はなにも感じない…。 何も思わない… 妹は 学校で泣いてる子がいて おばあちゃんが死んだのが悲しくて泣いたっていうのを聞いて 『こいつを殺してやろうか』 と考えたらしい 『私は母親が一週間前に亡くなってそれでも笑いながら学校にきてるのにこいつなに泣いてんだ』 と…。 私もそうなった おばあちゃん? おじいちゃん? だから? だから? 親が死ぬ痛みを経験なさい。 そんなこと悲しくもなくなるから。 そんなこと何も想わなくなるから。 そんなこと傷にすら感じなくなるから。 私は最悪人間。 私は冷酷人間。 人は死なないで生きていて欲しい だが所詮、人が死んでも他人ごとで終わるのだ 私だけじゃない みんな。 あぁつらい 海楓がいないと私は 食べ物を口にすることもできない 海楓がいないと生きてる価値を見いだすこともできない 海楓がいないと何を頼りにすればいいかわからない 明日は母親の納骨式なんです 海楓は今入院1日目で 私は離れ離れなんです ママが死んだ時も一緒にいたのよ パニックをおこした時も 苦しい時も 悲しい時も 嬉しい時も 楽しい時も 片時も離れなかった海楓 そばにいる海楓 明日 納骨式 一緒にいて欲しいのに いない 助けて 自分の壊れそうな音が軽く聞こえる 音はだんだん大きくなっていく 海楓… あたしの神… あたしの子供… あたしの光… 会いたい…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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