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テーマ:歩いて愉しむ東京(1129)
カテゴリ:旅活(旅行)
どうせ、一年中春眠暁を覚えない娘の学園祭出勤は、遅いに違いない。
そんな目論見で、娘の学園祭に向かう前に寄り道した。 門井慶喜著「家康、江戸を建てる」の舞台の一つでもあり、また、かの有名なフォークソングのタイトルでもある、神田川沿いを歩いてみることにする。 神田川の水は思ったよりも澄んでいて、鯉や亀が泳いでいるのが見える。鯉が亀のすぐそばをすれ違う現場に遭遇し、注意深くみていたけど、何事も起こらなかった。ご近所さんだけど、あいさつだけの間柄というところだろうか。 びっくりするくらいの鯉の悠然たる泳ぎぶりの見事なこと。あんな堂々とした鯉になるのもいいかもしれない。日頃、セカセカと川底の苔を食むように仕事して生きている小サラリーマンにとっては羨ましくもある。 ![]() 神田川のほとに、松尾芭蕉が住んでいたという庵があった。 このあたりの旧地名をとって、関口芭蕉庵というらしい。 芭蕉はそもそも伊賀の人で、元々は藤堂家の家来筋だったらしい。そんな経緯で、神田上水の改修工事に携わって、この水番屋に庵を結んだという。 風流人も生活のためには苦労もあったのだと感慨深い。 ![]() ![]() 「家康、江戸を建てる」では、塩辛い水しか出なかった江戸に、七井の池(井の頭)から水道を引いたとあった。目白下(文京区関口大橋付近)には、海水の遡上を防ぐ石堰(いしぜき)を作ったという。 川床が人工の構造物っぽいのはそのせいであろうか? 以前見た映画「オオカミこどもの雨と雪」の一幕、オオカミであるお父さんが川で事故にあい、ごみ収集車に運ばれるシーンがあった。 映像は、雨の日のコンクリート直立護岸の川だった。 オオカミのお父さんと人間のお母さんが出会ったのは一橋大学で、国立の街がモデルになっているというということだが、本当だろうか。 あの雨の日の直立護岸の風景は、この神田川・早稲田付近と重なるのだが。 そうこうしているうちに、肥後細川庭園に到着。 南門から入って、池も周りを歩く。 薄曇りだが、周囲の樹々が池の水に映えて美しい。 モミジは少し色づき始めたところだろうか。もう2週間もすれば見事な紅葉になるだろうに。ちょっと悔しい。 ![]() その分、季節はずれのツツジの花のサプライズがあった。 ![]() 松聲閣(しょうせいかく)なる屋敷は、父の会社の箱根保養所の風情。幼き頃の思い出が蘇る。 ![]() 出口の門で、屋敷を守るように三角の目をひからせているカマキリに遭遇。 さすが、肥後細川藩の守衛、迫力がある。 ![]() ちなみにカマキリは秋の季語なんだとか。 季節は確実に進んでいるということだろう。 気がつくと、2時間近くたっていた。 気持ちの良い逍遥になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.11.08 19:52:10
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