4,006ー奈良東大寺修二会
奈良東大寺修二会:二月堂お松明会場風景2010年03月12日撮影昨日から関西の風物詩、奈良東大寺修二会行(お水取り)が行われています。修二会行の一つ「二月堂のお松明」は3月1日より13月14日まで行われます。修二会行は今年で1,271回目を迎え天平勝宝4年(752)に始まって以来今回まで一度も欠かさず続けられています。今年もコロナ禍の中参拝者を制限して実施されています。お水取りが終わると関西に春が訪れるとも言われています。奈良東大寺修二会:二月堂お松明準備風景 3月12日は14日間で特別な「籠(かご)松明」が焚かれます。 この日は「お水取り」のクライマックスで井戸から水が汲み上げられ お供えされる特別な日で他の13日間より一際大きな松明になっています。 通常の松明は長さ6m、重さ40kgですがこの12日は長さ8m、重さ75kgあります。 参拝者もこの日が一番多く大変な混雑振りです。 コロナ禍になってから12日は参拝者入場禁止となっています。2010年03月12日撮影奈良東大寺修二会:二月堂お松明・籠松明準備完了2010年03月12日撮影奈良東大寺修二会:二月堂お松明・籠(かご)松明 直径80cmあります。2010年03月12日撮影奈良東大寺修二会:二月堂お松明会場風景・早くから席取りで満員です 今年は様変わりした参拝風景になっているでしょう。2010年03月12日撮影奈良東大寺修二会:二月堂お松明会場風景・お松明開始5分前で立錐の余地もありません2010年03月12日撮影奈良東大寺修二会:二月堂舞台お松明・短時間切り取り 画面左からお松明が舞台を火の粉を振り落としながら右へ走ります。 この様子を長時間露光で撮影した画像が下掲の画像です。2010年03月12日撮影奈良東大寺修二会:二月堂舞台お松明・上掲短時間切り取りを長時間露光で撮影 この撮影は東大寺特設カメラマン席(事前に東大寺事務所へ届け許可証を受領して) からの撮影で2011年以降は混雑を理由に一般カメラマン席が廃止され 今はこの画像は撮れなくなっています。2010年03月12日撮影