ふたごノート

2015/04/27(月)06:26

音楽語りーその206・♪星条旗よ永遠なれ&「世界のマーチ」感想

愛to音楽(270)

 おはようございます。 すごく楽しいCDを購入しました! 音楽語りーその206↓ ♪星条旗よ永遠なれ 『決定版 世界のマーチ』 (2001年発売・自衛隊の3音楽隊) 欧米諸国の、有名マーチ曲が収録&丁寧に解説されています。マーチというと、やっぱりこの曲。 上にくっつけた♪星条旗よ~の印象が強かったんです。母がとにかく大好きな1曲で、 「ここの間奏部分が最高なんだよ~~♪」と、 幼いころに買ったレコードを引っ張りだしては聴かせてくれていました。 なので、曲は知っていたのですが、 今回、曲の解説を詳しく読んで・・・びっくりしたんです。・・・製作年に。1800年代(と言っても、終りの終り)の曲だとは思っていませんでした。マーチ王として知られるスーザさんというこの曲の作曲者が、 1854-1932年の方。マーチというのが、「軍歌・行進曲」という使用用途があったというのが 改めて・・・なるほどなぁ・・・と。アルバム収録曲のほとんどが、1800年代後半ー1900年代初頭・・・ 世界大戦ちょい前・・・の時期の曲。 非常に・・・受け狙いで、 調子が良くて・・・感覚が完全に、「大衆エンタメ」なので、 正直、もっとずっと後の曲だと思っていました。 今回まじまじと聞いて、ディズニー映画音楽・・・ 特に、シャーマン兄弟とか、 あとはサウンドオブミュージックとかのミュージカル映画音楽とか、すごくマーチ音楽から影響を受けたんだろうな~と感じたんですが、これらは 1960年代の・・・それも後半辺りの音楽ですからね。この間が、50~60年空いてるとは思っていませんでした。 アカデミックの最上級能力を振りあてた 明確な戦略のある・・・「エンタメ」なんだな、 マーチミュージックって。人に「魔法にかける」役割、って言い方が正しいのかな。  マーチですが、 軍歌の他に・・・○○博覧会用の曲、というのも何曲かありました。この時代をモチーフとした映画やアニメなんかだと、 この派手なマーチ音楽がサントラとして流れることがよくあると思うのですが、なるほど、そういうことなのか。 今回購入したアルバムには、 吹奏楽王国・アメリカ(と解説に書いてあったw)の他にも、 イギリス・フランス・スペイン・イタリア・ベルギー・ドイツ・・・ 欧米諸国の、マーチ楽曲が収録されています。基本的に、みんなキャッチーで聞きやすいんですが・・・それぞれに国の色がすごく出てて、 そういう頭で聞くと、「ああ・・・」という納得があります。 おもしろいんですよ! フランスのマーチは・・・ やっぱりどっかリラリラした、行進というか、舞踏会?な華麗な感じがあるし。♪ロレーヌ行進曲 スペインの曲は、闘牛場で演奏されていたんだそうで。 なるほど~な曲調でした。♪ペピータ・グレウス マーチ・・・凄いな。吹奏楽って派手るな。おもしろい。吹奏楽をやったことのある方にはなじみのある曲ばかりかもですが、 今までほとんど傍目にしか触れたことがなかった分野だったので・・・ 私にはすごく新鮮でしたw。 キングレコードの「決定版」シリーズは、 図書館で何枚か借りたことはあったのですが・・・すごくおもしろいですね。音楽って、なかなかジャンルにくくれないものだと思いますが、 でもやっぱり、ある程度体系化してないと・・・頭に入らないので;機会があれば、都度手を出していきたいです。 by姉

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