2005/10/06(木)15:11
く~たんが危機一髪だった話し
昨日く~たんがいつまでも帰って来ませんでした。
く~たんは毎日1時間に2回くらいは
家を出たり入ったりしています。
所が昨日は早い夕方から姿が見えませんでした。
5時半に夫が帰って来ると
必ず姿を現して夫に甘えるのに
昨日はやはり現れませんでした。
ご飯を食べに戻りませんでした。
そして夜になっても戻りませんでした。
これは何かあったに違いないと思いました。
それで夜の9時過ぎに外に出て家の周りを見ました。
異常はありませんでした。
次には懐中電灯を持って東に一本隣の道を
「く~た~ん」と呼びながら
ぐるりと廻って歩きました。
北端まで行くと、なんとジュンちゃんちの猫と
三毛猫が駐車場に座っていました。
懐中電灯の薄い光で見る三毛猫は
く~たんにそっくりに見えました。
「く~たん、何しているの?
ここにいたの?」
でも正面から見るとく~たんを穏かにして
色を薄くしたような他所の猫でした。
東の区域を一周してみましたが
事故の跡もなかったので、
どこかで閉じ込められているか
他所の家に入り込んで遊んでいるか
と思いました。
普通く~たんは私の声を聞きつけると
しばらくして帰ってくるのです。
所が幾ら待っても帰って来ませんでした。
段々不安感と焦りが出て来ました。
これまで沢山の猫を探し回っても
それで発見できた事なんかありませんでした。
だから焦りがかなりありました。
く~たんに会えなくなるのはあまりにも辛いです。
だから気休めとは思いつつも
10時過ぎにまた家の外を廻りました。
いませんでした。
西に一軒隣の下は崖になっていて、
その下は児童公園です。
もしかしたらそこに落ちて動けない
なんて事だって無いとは言えないぞ
と思って西の方に行ってみました。
児童公園に行くには、まずは南に向かい
変形六差路を右に折れます。
家二軒分と家庭菜園を過ぎてから
また右に折れて三軒目です。
家庭菜園を曲がった所を少し過ぎて
「く~た~ん」と小さい声で呼んでみました。
他所様には遅い時間なので
こっそり声を出したのです。
一応声を出してみたんです。
希望は無かったんです。
所がその時聞き覚えのある
「にゃお~~ん」というか細い声が聞えたのです!
おや?!!く~たん?!!!
振り返って見てもどこにもく~たんはいません。
家庭菜園の所まで戻ってもう一度
「く~た~ん」と呼ぶと
また「にゃお~~ん」
絶対く~たんの声でした!!!
「く~たん!!」
「にゃおん!」
え?どこ?どこにいるの??
道にも向こうの市営住宅にも
家庭菜園にもどこにもいない!!!
「?・・・!!!」
見ると足元に側溝の金属のアミがあって
その中から声が聞えて来た気がしました。
「く~たん!」
「にゃお~ん」
いました~~~側溝の中に!!!
金属のアミの蓋は重たくてびくともしませんでした。
でも途中で入ったり出たりする所はありません。
これを開けないと助けられない!
すると不思議な事に
腕に力が入ってグッと持ち上げる事が出来ました!!!
火事場の馬鹿力ってヤツでしょうか。
しかも痛めていた肩は悪くなりませんでした!
不思議ですね~~。
く~たんは蓋の隙間からひょいと出て来ました。
そしてキョロキョロとあたりを見ていました。
猫は知らない所ではパニックを引き起こして
闇雲に走り出して迷子になる事は良くあるので
私はあせってく~たんを抱きかかえました。
そしてパニックを起こさない程度に急いで帰って来ました。
その間く~たんはキョロキョロと辺りを眺めていました。
家の駐車場に付くと逃げ出しましたが
又捕まえて家の中に入りました。
く~たんはご飯を食べたり、毛繕いをしたり
ほっとしていました。
危なかったです~~。
どうやって側溝に入り込んだものだか、
危なかったです~~~~。
雨でも降ったら、遠くまで行ってしまっていたら
そう考えるとぞ~~っとしました!
西に行ってみて良かったです~~~!
何が助けになるか分かりませんね。
く~たん危機一髪でした。
●危機一髪を乗り越えた今日のく~たん●
すましてるのさ。
●コルチカム●
いつの間にか沢山増えていました。
●赤い秋明菊●
白しかないと思っていた秋明菊の中に
赤いものが混じっていました。
●白尽くし●
秋明菊と孔雀草で白尽くしの花一杯。