ふゆゆん亭

2005/10/06(木)15:11

く~たんが危機一髪だった話し

動物(134)

昨日く~たんがいつまでも帰って来ませんでした。 く~たんは毎日1時間に2回くらいは 家を出たり入ったりしています。 所が昨日は早い夕方から姿が見えませんでした。 5時半に夫が帰って来ると 必ず姿を現して夫に甘えるのに 昨日はやはり現れませんでした。 ご飯を食べに戻りませんでした。 そして夜になっても戻りませんでした。 これは何かあったに違いないと思いました。 それで夜の9時過ぎに外に出て家の周りを見ました。 異常はありませんでした。 次には懐中電灯を持って東に一本隣の道を 「く~た~ん」と呼びながら ぐるりと廻って歩きました。 北端まで行くと、なんとジュンちゃんちの猫と 三毛猫が駐車場に座っていました。 懐中電灯の薄い光で見る三毛猫は く~たんにそっくりに見えました。 「く~たん、何しているの?  ここにいたの?」 でも正面から見るとく~たんを穏かにして 色を薄くしたような他所の猫でした。 東の区域を一周してみましたが 事故の跡もなかったので、 どこかで閉じ込められているか 他所の家に入り込んで遊んでいるか と思いました。 普通く~たんは私の声を聞きつけると しばらくして帰ってくるのです。 所が幾ら待っても帰って来ませんでした。 段々不安感と焦りが出て来ました。 これまで沢山の猫を探し回っても それで発見できた事なんかありませんでした。 だから焦りがかなりありました。 く~たんに会えなくなるのはあまりにも辛いです。 だから気休めとは思いつつも 10時過ぎにまた家の外を廻りました。 いませんでした。 西に一軒隣の下は崖になっていて、 その下は児童公園です。 もしかしたらそこに落ちて動けない なんて事だって無いとは言えないぞ と思って西の方に行ってみました。 児童公園に行くには、まずは南に向かい 変形六差路を右に折れます。 家二軒分と家庭菜園を過ぎてから また右に折れて三軒目です。 家庭菜園を曲がった所を少し過ぎて 「く~た~ん」と小さい声で呼んでみました。 他所様には遅い時間なので こっそり声を出したのです。 一応声を出してみたんです。 希望は無かったんです。 所がその時聞き覚えのある 「にゃお~~ん」というか細い声が聞えたのです! おや?!!く~たん?!!! 振り返って見てもどこにもく~たんはいません。 家庭菜園の所まで戻ってもう一度 「く~た~ん」と呼ぶと また「にゃお~~ん」 絶対く~たんの声でした!!! 「く~たん!!」 「にゃおん!」 え?どこ?どこにいるの?? 道にも向こうの市営住宅にも 家庭菜園にもどこにもいない!!! 「?・・・!!!」 見ると足元に側溝の金属のアミがあって その中から声が聞えて来た気がしました。 「く~たん!」 「にゃお~ん」 いました~~~側溝の中に!!! 金属のアミの蓋は重たくてびくともしませんでした。 でも途中で入ったり出たりする所はありません。 これを開けないと助けられない! すると不思議な事に 腕に力が入ってグッと持ち上げる事が出来ました!!! 火事場の馬鹿力ってヤツでしょうか。 しかも痛めていた肩は悪くなりませんでした! 不思議ですね~~。 く~たんは蓋の隙間からひょいと出て来ました。 そしてキョロキョロとあたりを見ていました。 猫は知らない所ではパニックを引き起こして 闇雲に走り出して迷子になる事は良くあるので 私はあせってく~たんを抱きかかえました。 そしてパニックを起こさない程度に急いで帰って来ました。 その間く~たんはキョロキョロと辺りを眺めていました。 家の駐車場に付くと逃げ出しましたが 又捕まえて家の中に入りました。 く~たんはご飯を食べたり、毛繕いをしたり ほっとしていました。 危なかったです~~。 どうやって側溝に入り込んだものだか、 危なかったです~~~~。 雨でも降ったら、遠くまで行ってしまっていたら そう考えるとぞ~~っとしました! 西に行ってみて良かったです~~~! 何が助けになるか分かりませんね。 く~たん危機一髪でした。 ●危機一髪を乗り越えた今日のく~たん● すましてるのさ。 ●コルチカム● いつの間にか沢山増えていました。 ●赤い秋明菊● 白しかないと思っていた秋明菊の中に 赤いものが混じっていました。 ●白尽くし● 秋明菊と孔雀草で白尽くしの花一杯。

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