2010/10/11(月)02:32
登米(とめ)市を観光して来ました vol.2
居心地の良いCAFE GATIの次に案内していただいたのは
宮城の明治村と言われる登米(とよま)の
旧登米高等尋常小学校でした。
今回登米を訪れるにあたり
ネットで調べて初めて
登米には国指定の文化財の建築物が沢山あり、
「宮城の明治村」と言われている事を知ったのでした。
赤レンガの立派な門です。
シンメトリーの
木造の和洋折衷の美しい建物でした。
影が濃くて美しさが見えないので
是非HPに飛んでこの建物を見て下さい。
●宮城のめいじ村のHP●
左右に生徒の出入り口があり、
下足箱のある空間が八角形でした。
これは天井の写真です。
梁が綺麗です。
二人掛けの木製机が並ぶ
大きな教室でした。
木造の廊下は弾力があって
コンクリートの床に比べると
足や転んだ時に体に優しいと思いました。
正面玄関の上には白塗りのテラスがあり、
とてもオシャレでした。
コの字型の建物の内側に
ぐるりと吹き抜けの廊下があり、
手すりが幾何学模様で
とても美しかったです。
この美しい廊下は
「吹き抜け片廊下」と言うそうです。
仙台から遠く離れた内陸部の登米が
こんなに繁栄したのは
北上川があったからだそうです。
そして若い人は地元で買い物をするので
今も登米らしい発展を遂げているのだそうです。
私が住んでいる街は仙台駅まで
東北本線で17分。
仙石線で25分。
車で35~45分と言う近さなので
若い人はみんな仙台に買い物に行くため
地元の商店街はシャッター街になっています。
独自の文化を育むのは
便利さと少し離れた方が良いのかもしれないですね。