メイフェの台湾大好き☆キラキラ☆な毎日

[(旧）職場ホテルでのできごと] カテゴリの記事

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  迷子

  　ホテルの朝。　フロント前のロビーはチェックアウトのお客様や　これから出勤や観光に出かけるお客様でかなりごちゃごちゃ。　昨日もそんないつもの朝だったのだけれど　ふと、ロビー全体に視線を移した時に何か違和感を感じた。　（う～ん、なんだろう？このへんな感じ）　よ～く見てみるとスーツ姿のサラリーマンや　スーツケースを引いたお客様の間に、小さい女の子が見えた。　違和感を感じた理由がわかった。　その女の子。裸足だったのである。　その上、片手に大きなタオルを持っていて引きずりながら歩いている。　（ちょっとあんな小さい子～、親はどこ？）　心配になって、フロントの中から出て行って近づいてみると　なんとその女の子ヒックヒックと泣いている　　「どうしたの～？」　私が声をかけると今までのヒックヒック泣きがエンエン泣きに変わった。　大人に声をかけられて不安と安心が一気に爆発したよう。　「ママ、いないの・・・ママ～」　　見ると裸足で、着ているのはパジャマのよう。　右手にはタオルを引きずり、左手にはおしゃぶりを持っている。　小さな目からは涙がポロポロ。　こらえて泣いているのが本当に可哀想。 「ママがいないの？今、探してあげるから泣かないでね～大丈夫だよ～」 私は子供の小さな手に弱い。　おしゃぶりをにぎりしめている小さな手を見たら、これまた可哀想でたまらない 　タオルは、もうかなり使ってある感じ。　しっかと抱きしめている様子から、多分、　寝る時にはこれがないとダメというタオルなんだろう・・・。　　見回しても子供を捜しているような親は見当たらない　　とりあえず手を引いてフロントまで連れて行きマネージャーに相談して　フロント裏のオフィスで保護することに。　各フロアにも迷子がいる旨、連絡する。　親が現れたのは１５分ぐらいしてから。　もちろん探してはいたのであろうけれど　私は血相をかかえて探している親が飛んでくるものばかりと思っていたので　あまりにのんびりした感じで　「小さい女の子、見かけませんでした～？」　と聞かれてちょっとカチンときた　「一人で泣きながらロビーを歩いていたんですよっ！」　「ロビーに降りてきていたんですか？　　あ～、じゃあ、一人でエレベーターに乗っちゃったんだわ～」　「・・・」　　　 どうしてこんなのんきでいられるのか理解不能　　 ホテルの中だから安心していたんだろうか？　 あのまま誰かに連れ去られたりでもしていたらどうしていたんだろう。　 そんなことになっていたらホテルにとっても大問題である。 「ママが来たよ～、良かったね～」　とマネージャーが連れてきたら、もちろん女の子は嬉しそう　ホッとした顔でママと手をつないでお部屋に戻って行った。　今回は大事には至らなかったけれど、エレベーターが開いて子供が　一人で乗ってしまうことを考えるとすごく怖い。　小さな子供を持っている方は注意してくださいね～　その女の子が持っていたおしゃぶり。　とっても可愛いのだった。今は色々なのがあるらしい。　　甥っ子がおしゃぶりをするかわからないけれど　早速色々検索してしまった　こんなに色々ある～　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 着せ替えのできるものから　 落としても汚れない（？）とか・・・。 で、でも赤ちゃんにドクロって・・・！？ 　本日のキラキラ度数　　　　今日、明日は野球観戦～！嬉しい嬉しい。　５つ星☆☆☆☆☆　　　

  2007.05.12

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  パンダと麻婆豆腐

  　 大陸からのお客様。　今朝、その方達がフロントに来て口々に何か話しているのだけれど・・・　　　ガーン！ほとんど聞き取れない～　名簿によると大陸からのお客様だけれど　もしかしたらこの人達の話しているのは　私の知らない言語かもしれない・・・とまで思った。　　どうしようもなくなって横にいた台湾人の同僚に通訳（？）を頼む。　でもその同僚もしばらく話した後・・・　「メイフェ、私もよくわからない・・・」　結局、言葉だけではよく意味がわからず、　紙に書いてもらってようやくコミュニケーションが取れた。　　外国語だけでなく、それが母国語であったとしても　相手の言っていることが聞き取れない時に　聴覚だけでは足りないので視覚もフル回転させる。　相手のジェスチャーを見たり、読唇術ではないけれど口元を見て　何を伝えようとしているのか一生懸命考える。　で、気がついた。　そのお客様達は口をほとんど開かないで話していた。　口をほとんど開けない上に、中国語独特の巻き舌音が強く　それもまたものすごく早口。なので１つ１つの音が区切れて聞こえない。　でも当たり前だけれどその話し方で、仲間同士では　問題なく言葉が伝わっているのだから不思議だ。　　全然関係ないのだけれど、遠～い昔、女子高生だった頃。　友人達とワイワイおしゃべりに花を咲かせていた所に　近くにいらした年配の先生が　「よくもまあ毎日会っているのにそれだけ話すことがありますね。　　あまりに早口で外国語のように聞こえますよ。　　私には何を話しているのかさっぱりわかりません」　とおっしゃっていたのをふと思い出した。　　そうそう大陸といえば。　先日、友人のご主人の出張のお土産にいただいた　　「プリッツ」四川麻辣バージョン　　　　パンダと麻婆豆腐がいかにも中国っぽい。　　パンダ・・可愛い♪　　　本日のキラキラ度数　　　最近腰痛が・・・骨の調整にいかねば！　３つ星☆☆☆　　　　　

  2007.05.01

• 台湾旅行の企画

  　日本から旅行社の方たちがホテルを見学に来ることがよくある。　客室やホテルの設備などをご案内するのだけれど　皆さん、その合間に、ホテルのことだけでなく、　今、台湾で流行っているものや、日本人が好きそうな所など色々聞かれていく。　現地に住んでいる日本人の意見というのはなかなか貴重なんだそう。　ツアーの企画のお話を聞いていたら、なかなか面白そう！　もちろん本職の皆さんは生活がかかっているので大変なのだろうけれど　　私だったら・・・どんな企画を立てるかな～。　ということで台湾のツアーの企画をたてることにする。　台湾野球観戦－球場巡りとグルメの旅　　（すでにここから個人的な趣味に走っている）　　今。台湾の試合で使われているのは１２の球場。　　なので旅行の日数は１３日間。　　日本から到着した夜から毎日試合観戦！　　　　あ～でも月曜日は試合がないので１４日間にしないと駄目だ。　　　　朝食はその地方の市場へ行って市場で食事。　　食事のあとはその地方の名所を観光して昼食はその土地の名物を食べる。　　　夕方からはもちろん野球観戦！　　夕食は球場のお弁当。　　ホテルは・・そう！選手が泊っているホテルを予約する。　　そうすれば選手に会える～！！！　　選手達。　　試合に出発するまではTシャツに短パンなどで気軽にホテルのロビーに降りてくるし、　　普段着な選手たちに会えるチャンス大！　　　　球場は台北、台中、嘉義、台南、高雄、花蓮、台東・・・　　満遍なく台湾を廻れるし言うことなし。　　こうして自己満足度１００％の企画ができあがった。　　　　でも・・・　　台湾に来てまで１２回も野球を観るツアーなんてよっぽどの野球好きか・・・　　台湾野球の追っかけにのめりこんでいる私ぐらいしか参加応募はないだろうな～。　　ボツかな・・・。　　残念。　　　本日のキラキラ度数　　　　でもこの球場巡り。やってみたいな～。　５つ星☆☆☆☆☆　　　　　

  2007.04.26

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  魅力ある日本のおみやげコンテスト！？

  　　山梨にご実家のあるお客様が日本へ帰っていて　お土産にいただいた。　桔梗屋さんの信玄餅～♪　　こんなに可愛らしい巾着袋にはいっていたっけ～？！　やだ、本当にものすごく可愛い！　桔梗屋さんのだけあって、デザインは「桔梗」のお花。　　　フワフワのお餅に黄な粉と黒蜜をまぶして・・・　　本当にとろけそうな美味しさである。　　こんなに小さなお菓子なのに、なんだかとっても贅沢な気分。　　それがこの「信玄餅」。　　２００５年の「VJC魅力ある日本のおみやげコンテスト」　　の和菓子部門で銀賞を受賞したんだそう。　　日本のおみやげコンテストなんてあるんだ～。　　知らなかった！　　国土交通省が主体となっているこのコンテスト。　　受賞した作品は成田、羽田、中部、関西空港で一定期間、展示されるのだそう。　　　２００７年のコンテストはすでに３月で終了していて　　その受賞作品が載っていた。　　　「２００７年VJC魅力ある日本のおみやげコンテスト受賞作品　　２００７年の「生活用品その他実用品部門」　　の金賞作品が　　　「本物そっくりお寿司キーホルダー」　　だった。　　　　面白い～。　　　確かに外国人が買って行ってお友達に配ったら受けがいいに違いない！　　　　　私もこのキーホルダー欲しい～！　　　　台湾からのお土産。　　外国人に人気のあるのはなんだろう？　　やっぱり「お茶」かな？！　　ちょっとさり気なくホテルのお客様に調査してみようっと。　　本日のキラキラ度数　　　　今日は夜、ずっとオレンジ色の雷がピカピカ光っていた。怖い。　３つ星☆☆☆　　　　　

  2007.04.24

• 大阪からの新入社員

  　今朝、出勤すると同僚達が　「今日、新人が来るらしいよ～」　と話していた。　　子供の時からそうだけれど転校生が入ると聞くとなんとなくワクワクした。　ちょっとそんな気分。　９時過ぎに人事部から直接、連絡あり。　「今日から一人新しい人が入ります。　　フロントではなくて営業配属だけれど日本の大阪からです。　　メイフェが色々教えてあげてください」　とのこと。　大阪から？っていうことは日本人？！　新しい日本人が入るとは誰も言っていなかったけれど、それは大歓迎である！　楽しみ～！！！　その彼女。　会ってみたら実は日本人ではなくて台湾の人だったのであるけれど　大阪に５年、留学していたそうで４月初めに帰ってきたばかり。　大阪からの帰りたてホヤホヤ・・・の湯気が出ている状態なのである。　日本語はそれはそれは流暢。　関西弁もそれはそれは流暢。　話しているとどこの人と話しているのかわからなくなるような変な感じ。　　　以前、大阪生まれ大阪育ちの生粋の大阪人の友人が　「私、関東人が真似する関西弁、すごい腹立つ」　と言っていたのを覚えている。　聞いていて気持ちが悪いのだそう。　　でも何故か関西弁の人と話していると　ついつい真似しようとしているわけではないのだけれど　つられてしまうことがある。　先日台湾の友人に言われた。　　「東京の人は大阪の人が嫌いで、　　大阪の人は東京の人が嫌いなんだってね」　　え～？！　そんな意識を私はまったく持っていないけれど・・・　それに大阪の雰囲気は台湾に似ているしすごく好き。　台湾人の彼女の関西弁と私の関西弁だったら　きっと彼女のほうが上手で自然なんだろうな～。　そう考えると面白い♪　　本日のキラキラ度数　　　新しい人が入ると違った空気が流れて新鮮♪　５つ星☆☆☆☆☆　

  2007.04.19

• ２月２９日がお誕生日

  　　朝からホテルのフロントの後輩の携帯にメールを送った。　お誕生日のお祝いメール。　でも彼の本当のお誕生日は２月２９日。　だから明日のはずなのだけれど、あしたは３月１日。　　今年は閏日（うるうび）２月２９日がない。　でも日本の　　『年齡計算二關スル法律』（年齢のとなえ方に関する法律）　　によると　　誕生日の前日が終了する瞬間（誕生日の午前0時00分の直前）に　　1歳を加えることになる　　らしい。　　こんな年齢計算についての法律があることはぜんぜん知らなかった。　平年は２月２９日が存在しないから、　　その月の末日である２月２８日が終了する瞬間、　　すなわち３月１日午前０時００分の直前に1歳を加えるわけである　　らしい。　だから２月２９日生まれの後輩のお誕生日は明日３月１日０時００分の　直前ということになる。　でも明日の午前０時００分の直前って今晩の１１時５９分５９秒だろうけどなー。　少し変なの。　それと子供の頃からずっと疑問に思っていたこともここにきてなんとなく（！）納得。　それは日本の学校は４月から始まるのに、　４月１日生まれの子は１学年上にいて　４月２日生まれからが同じ学年になる。　なんでだろうなー？　と思っていたけれどこれもこの法律が絡んでいるよう。　　　http://www2s.biglobe.ne.jp/~law/law/zatsu/gakurei.htm　　　　　↑　（ここに詳しく書いてありました）　「先輩、今年は僕の誕生日がありません・・・」　２月のシフト表が出た時に彼が言った。　　でもしばらくたってから２月２８日の欄のあとにマスが加えられて　２月２９日の欄ができていた。　それぞれのシフトが書かれるスペースには　　「生日快楽！○○！（後輩の名前）」　が書き込んであった。　普段、毎月のシフト票には勝手に訂正、書き込みは厳禁なのであるけれど　今月はマネージャーもちょっと大目に見てくれているよう。　閏年（うるうどし）を調べていて面白いことを発見。　２月２９日の閏日（うるうび）を英語では　　Leap　year　（跳躍の年）　という。　そして　Leap year proposal（跳躍の年のプロポーズ＝閏年のプロポーズ）　昔、イギリスでこの閏年の「２月２９日」だけは女性から男性に　プロポーズすることが認めていたらしい。　このプロポーズのすごいのは・・・　男性は断ることができなかったそう！！！　そんなことから今も閏年に女性から男性にプロポーズすると　幸せになれるとも言われているそう。　その昔、４年に１度のチャンスを狙っている女性がいたのかな～？　　男性が断れない・・・で結婚したカップルがどれくらいいたのだろうか？　知りたい・・・。　　本日のキラキラ度数　　　今朝は気持ちの良いさわやかな朝・・・　５つ星☆☆☆☆☆

  2007.02.28

• 第２の人生のブログ

  　ホテルの日本人のお客様のデータを取っていて思った。　最近、６０代、７０代のご夫婦であったり、仲間同士であったり、　そういうお客様が以前より増えてきている。　本当に元気で朝早くから散歩に出て、昼間も出かけて　夜は夜で夜市などに出かけたり・・・。　言葉の問題なども何もないかのようにエンジョイしている。　この間も７０歳代の学生時代の仲間で来ていたお客様。　「いやー川菜って書いてある店があったから　　「川の野菜」ってどんなかってみんなで入ってさ。　　適当に指差して頼んだら出てくるの全部辛くてさ。　　あんまり辛くて、１人、お腹壊したよ。ワハハハハ～」　 笑ってはいけないけど、可笑しい。　「川菜」は「川の野菜」ではない。　「川菜」は「四川料理」のこと。だからとっても辛い料理が多い。　でもそんなことも旅の面白みと思って笑い飛ばしているから楽しい。　　　　最近、ちょっと「セカンドライフ」ということについて調べているのだけれど　退職をしてからが「第２の人生の始まり」と考えて、その生活をとても充実させて　楽しんでいる人も多い。　そんなセカンドライフを綴ったブログの数もかなりのものである。　　毎日の散歩の途中で気づいたことを書いたブログ・・・　　　　　　毎日の３食を記録しているブログ・・・　　ご夫婦で海外旅行へした時の詳細な記録のブログ・・・等など。　写真がとても美しかったり、文章にユーモアがあったり　旅行先の建物や観光地の歴史などが本当に詳細に調べてあったり。　　人生経験も豊富で、知識もあり・・・　　すごいな～！！！　と思うブログがいっぱいある。　それにしても　「ブログをやっているから、写真撮りたいの。　　一緒に撮ってもらってもいい？」　とロビーや玄関に立っていると言われることがある。　あまり写真が好きではないのだけれど　せっかくだからとついつい写ってしまうこともある。　でもどこかのブログの中で自分の写真とかが載っていたら・・・　コワイ・・・。　　　撮った人が私の写っているのはボツにしてくれていることを　祈るばかり。　　本日のキラキラ度数　　　　写真って上手に撮るのがとっても難しい。　　３つ星☆☆☆

  2007.02.25

• 赤ペンで添削

  　私はホテルに滞在すると客室に置いてある館内案内とかを　敵情偵察ではないけれど、必ずチェックしてしまう。　ものすごく美しい日本語の説明書などがあった時には　すぐに　メモ・・メモ・・・。　文章を盗んで帰ってくる。　そういった盗んだ知識を応用して　私も今のホテルで働くようになってから、　かなり色々な部分の日本語訳をやってきた。　ハウスキーピング部のマネージャーなどとも相談して　今まで中国語の案内だけだったところを英語・日本語、最近では　韓国語も加えたりしている。　中国語は漢字だから見るとなんとなく意味がわかるものの　やはり母国語の日本語で説明など書いてあるとホッとするのは　自分の経験からもわかる。　最近は台湾のホテルのホームページも中国語・英語・日本語で　対応している所も多いし、逆に日本の旅館などでも英語、中国語版が　あったりしてびっくりする。　それだけ多言語での対応というのも必要になってきているんだなー。　先日、１人の日本人のかなり年配のお客様が客室の有料テレビの　操作説明書をもってフロントに来た。　「この日本語と英語、直しておいたから」　見ると操作方法の部分が赤ペンでたくさん添削されている。　　直された文章を見て　（うわーほんとにすごい、ひどい日本語・・・）　翻訳サイトで翻訳したであろう文章をそのまま載せているような文章。　これは盲点であった。　先日、ホテルが契約していた有料テレビの会社が変わり、　新しい操作説明書になっていた。これはチェックし忘れていた。　　「この日本語では操作がわかりませんね。申し訳ございません・・・」　「いやね、暇だったから、ちょこっとね」　なんとそのお客様、お話していてわかったのだけれど　英語、中国語だけでなくフランス語、スペイン語など　６ヶ国語ができるのだとか・・・　う、うらやましい・・・。　　「あなた、もしもうひとつ言語を学ぶとしたら何語を勉強したいですか？」　急にそう聞かれた。　パッと答えていたのは　「タイ語です」　だった。　「へぇー。僕も次はタイ語かベトナム語と思っているんですよ」　きっとこの方ならマスターしてしまうんだろうなーと思った。　どういう頭の構造をされているのでしょうか？　色々な国の言葉が操れるって楽しいだろうなー。　って毎回のことながら、その前に中国語をもっと！です・・・はい。　　本日のキラキラ度数　　　最近夜更かし。でも夜の時間は静かで集中できる。　５つ星☆☆☆☆☆

  2007.02.21

• ホームシック

  　　今年の旧正月の日程。　　２月１７日（土曜日）が大晦日。　　台湾にある日系の会社などこの大晦日の１７日～２５日（日）まで　９連休でお休みになるところも多い。　うちのホテルに長期滞在している日本人のお客様の中にも　この旧正月のお休みの間、日本へ帰国する人も多い。　旧正月に入ってしまうと台湾の人たちも海外に出るせいか　日本行きのチケットなどは、かなり以前からほとんど取れない状況。　そうなるとこの旧正月真っ最中に日本へ帰ろうと思ってもどうにもならない。　それを良いことに（？）なんと今週に入ってから　すでに早々ともう何名かが日本へ帰ってしまっている。　「え？今日から日本ですか？まだ旧正月のお休みには入ってないのにですか？！」　（嬉しそうに）「仕方ないよ～。飛行機取れなかったからさー」　（えーそれはズルすぎますっ！）　「あれ？メイフェさん、日本に帰らないの？元旦、働いていたよね？　　　それに旧正月、日本人少ないでしょ」　確かに。　今日、宿泊予約の確認をしたらこの旧正月の休みの間　ありがたいことに客室はほぼ満室となっているけれど　日本人の予約率はとても低い。　もちろん私は日本人のお客様だけに対応しているわけではないので　日本人がいない時でも一応（！）仕事はある。　　でも今日、支配人までもが　「メイフェは旧正月は日本か？」　「いえ、シフト、入れてます」　「台湾にいるの？でも日本のお正月は帰らなかったでしょ？」　と聞いてきた。　うそ。帰っていいの？　　早く言って・・・。　えーん。帰りたい。　急にホームシックモード。　いつまでたっても親離れができません。　　本日のキラキラ度数　　　　９連休か～。周りはみんな旅行モード。いいなー　３つ星☆☆☆

  2007.02.14

• 口コミ

  　　朝、フロントに電話がかかってきた。　「すいませんけど、お部屋にあるハンガーがどうしても欲しいんだけれど　　　販売してもらえるのかしら？」　ホテルの客室内の備品は販売もしている。　タオル、バスローブ、スリッパ、石鹸置き、灰皿などなど。　結構、そういうホテルグッズをコレクションにしている人や　記念にと買っていく人も多い。　時には枕やお布団などの購入依頼もある。　でもハンガーの問い合わせは初めてだった。　備品の販売価格表にもハンガーの価格は書いていなかったので　　　すぐに客室部へ確認を取って連絡しますと伝えた。　かなり以前の備品価格表にハンガーの値段があったようで　もうそのままの値段でいいから・・とマネージャーがいうのでお客様に伝えた。　「え～そんなにお安いの？じゃあ１０本ほど買っていこうかしら」　それにしてもうちのホテルのハンガーってどんなだっけ？　とりあえず新品の在庫が１０本もあるのかわからなかったし　直接、客室部のオフィスへ行ってみた。　　「マネージャー、お客様、１０本、欲しいそうです」　「えー１０本？！今、そんなに新品の在庫がなかったと思うんだけど」　ハンガーを見てみると、すごくデザイン性があるわけではなく　色はマホガニーで綺麗だけれど、たいした特徴もない。　なので一応確認してもらうためにお客様のお部屋へ持っていった。　年配の日本人のご夫婦である。　「こちらのハンガーでよろしいですか？」　「うわーよかった！これこれ！こういうのが欲しかったのよ～っ！　　わあ、嬉しいわ～」　わざわざ台湾に旅行に来てハンガーを買わなくても・・・と思ったけれど　こんなに喜んでもらえたら・・・良かった。笑。　結局、新品のあるだけ８本をお買い上げになった。　簡単に包装したけれど、それでもかなりかさばる重い荷物になった。　　それがそのお客様。あと２組のご夫婦と６人で一緒に来ていたのだけれど　どうやら、そのハンガー購入の話をしたらしい。　「ねえ、もう本当に在庫ないの？お友達２人も買いたいんですって～！」　なんの変哲もないハンガーのような気もするのだけれど・・・　　日本人のおば様の口コミ力、宣伝力はすごい！！！　　本日のキラキラ度数　　　今日でブログをはじめて丸１年。ありがたいです。　５つ星☆☆☆☆☆　　　　

  2007.01.28

• メニューの翻訳

  　レストラン部門から朝いちに電話がかかってきた。　「メイフェ～手が空いたらお願いしたいんだけど」　だいたいこういう時はメニューが新しく変わった時の　翻訳作業のお手伝いである。　中国語をそのまま訳したのでは意味がわからないメニューが多い。　でもそのあたりはありがたいことに、日本人に分かるようであれば　私が好きなように名付けても良いと言ってもらっている。　この作業が結構楽しいのだけれど結構難しい。　というのも中華料理にはメニューだけ見ても　一体どんなお料理なのか想像がつかないものが多い。　　なので本来ならお料理を一品一品実際に見せてもらえれば　一発で名付けられるのに、それをしてくれないのが　うちのレストラン部のケチなところ。　どんな料理かをシェフに聞きながら想像して（！）考える。　こういう作業をしているせいか　他のホテルや、レストランなどに行って日本語メニューが載っていると　すごく興味がある。　時々あまりにも直訳ですごく面白い訳になっているものがあるし　一体、これはどんなお料理がでてくるんだろう・・・と思えるような　意味不明な日本語も多い。　以前、ブログにも書いたけれど、珍しいキノコで　　「猴頭」(サルの頭）いわれてものがある。　 形が似ているので「サルの脳みそ」と言う人もいる。　　日本語のメニューを見たら　　　『サルの脳みその醤油で煮る』　と書いてあった。　（うわ～これだけ見た日本人で注文する人は少ないだろうなー）　と思った。　「このサルの脳みそとはキノコのことです」　と後から説明されてもちょっと遠慮してしまう人もいるだろう。　　もったいない・・！！！　歯ごたえもあってキノコの味が濃厚でとっても美味しいのに。　　　「わー食べてみたいなー」　と思えるようなメニュー訳を頑張ってつけていこうと思う。　　本日のキラキラ度数　　　新幹線関係のお客様が続々と帰国。お疲れ様。ちょっと寂しい。３つ星☆☆☆　

  2007.01.22

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  白い恋人

  　　今は台北から札幌まで直行便が飛んでいる。　　台湾の人たちにとっては北海道は憧れの旅先。　特に冬の雪シーズン。　　最近、高い山の上のほうには多少の雪が降る台湾だけれど　実際の雪を見たことがない台湾の人は多い。　今日、お客様のお土産に　『白い恋人』　をいただいた。　私もこれ、大好き。　ちょっと濃い目のコーヒーと一緒になんて最高。嬉しい♪　同僚達もとてもよく知っていて、包みを見ただけで　「わー北海道のクッキーだ～！」　「これ美味しいんだよねー！」　「ホワイトチョコレートのだよね！」　大騒ぎである。　　　今回、２種類の白い恋人が入っていた。　ホワイトチョコレートがはさんであるのと普通のチョコレートの。　えー新バージョンなのかな？！　「○○様からのお土産です。１人１枚！厳守！」　と主任が書いたメモが張られた。　そうでないと遠慮なく何枚も食べる不届き者がいるからである。笑。　「えーでもこれ、２種類の袋がある。両方食べたい！」　　若い甘いもの好きが多いフロントのメンバーは本気で悩んでいる。　食べ終わると今度は缶の取り合い。　なるほど良く見るとなかなか可愛い缶である。　こんなにうちのホテルのスタッフ達に愛されて　『白い恋人』も遠路はるばる雪の北海道から来た甲斐があるというものである。　　本日のキラキラ度数　　　札幌の雪祭り。行ってみたいなー。白い恋人、美味しい　５つ星☆☆☆☆☆　　

  2007.01.12

• メールの返信

  　旧正月の際にはお世話になっている企業やお客様に　ホテルから年賀カードを送るけれど、　新暦の正月は毎年、特に何もしない。　でも日本人にはやはり１月１日が新年であるし　何もしないのもちょっと・・・と思い、メールアドレスを　登録してある日本人のお客様には元旦に新年のご挨拶メールを出している。　今年も元旦の出勤時にメールを送った。　嬉しいのがメールに対してたくさんの返信が送られてくる。　送ってくださる方が皆さん、一言、近況などを加えてくれている。　久しくお会いしてないお客様もたくさんいる。　そんな返信の言葉を一つ一つ読んでいて　なんだか不思議だなーと感じた。　　メールはパソコンの画面上の文字のやり取りに過ぎない。　手紙のように本人の手書きの文字が見えるわけでもなく　電話のように声が聞こえるわけでもない。　ものすごく事務的で、味気なく感じることもある。　でも、それでも、何かパソコンの画面を通して　相手の気持ちのようなものが伝わってくることがある。　自分が読む時の気持ちも大きく関係するのだろうけど　送り手が自分の事を考えて文字を打ってくれているな・・・と　いうのは伝わるものだなーと思う。　　時に文字だけというのは誤解を生むこともある。　そういう意味で簡単にメールで言葉のやり取りができるのは恐いと思うこともある。　私は仲良しにメールを書くときなど、頭で思いついたままを打って、　またそれを読み返しもせずに送信したりしている。　　かなり恐いー。　これからはメールを書くとき、文章を書くときには　きちんと考えて言葉を綴っていこうと思う。　　本日のキラキラ度数　　　　周りに風邪ひきが多い。気をつけないと！　３つ星☆☆☆　

  2007.01.05

• 年下のかっこいい同僚

  　一ヶ月ほど前にフロントに入ってきた彼女。　背がスラリと高く　手足が（特に足が）長く　腰の位置もびっくりするぐらい高い。　そして顔がとーっても小さいし綺麗な顔立ち。　　そんな外見に加えて、彼女の魅力は　『声』と『話し方』　ちょっと低めな声で、　表現が難しいのだけれど、とても落ち着いた気品のある話し方をする。　　　ひとまわり（！）ぐらい年下だし同性なのに　「すごくカッコいいーーー！」　といつも思ってしまう。　そんな彼女の話す英語は、声だけ聞けば英語が母国語の人のよう。　１３歳の時、女の子たった１人でオーストリアに留学をして　途中からアメリカへ移り、そのままアメリカの大学を卒業した。　１３歳といえば中学生。　　「１３歳でたった１人で？誰が決めたの？」　「ママから、外国に行ってみる？って聞かれてじゃあ行ってみる・・・って決めたの」　すごい。　それも聞けばオースラリアではホームステイをしていて　親戚の知り合いなどがいたわけでもなかったのだそう。　そういうところに可愛い娘をたった１人で送り出す親もすごいなー。　アメリカやカナダなどへ留学している台湾の人はとても多い。　日本へも多い。　ホテルのスタッフでも留学経験がある人が多いのには本当に驚く。　その彼女。　台湾帰国後は某テレビ局の記者をしていた。　でもあまりにハードで少々体調を崩して、今は、ホテルの仕事でリハビリ中。笑。　色々な事を乗り越えてきているんだろう。　少々のことで慌てている様子をほとんど見たことがない。　ただ日本人のおじちゃんおばちゃんのお客様がフロントに押しかけ　すごい勢いで『日本語』を話してきた時だけは　表情はクールなまま　「メ、メイフェ・・ヘルプ」　そんな年下の同僚がとても可愛い。　でも最近、日本語もあっという間に上達中の彼女。　これまたすごい。　　　本日のキラキラ度数　　　　　　語学の吸収力があるのってとても羨ましい！　４つ星☆☆☆☆　　

  2007.01.04

• 箱根駅伝

  　いつぐらいからかお正月の箱根駅伝を見るのがとても楽しみになった。　本当にシナリオがあるのかと思えるぐらいのドラマが毎回ある。　　どのスポーツもそうだけれど　選手が全身全霊を込めて必死に戦っている姿は本当に感動する。　それに駅伝は一人だけじゃなく　チーム競技であるのも感動に輪をかける。　たすきを引き継ぐところはとても好き。　去年も泣いたなー。　選手がフラフラになってしまったところは　辛くて辛くて見ていられなかった。　今年は残念ながら日本にいないので直接は見られない。　だから実家の母に２日分のDVD録画を頼んだ。　　結果を見てしまってはつまらないので　今日明日はニュースや新聞などをできるだけ避けようと思っていたのに　さっき、別件でヤフーを開いたらトピックスのところに　往路の優勝結果が載っていたのが目に飛び込んできてしまった。　もーーーーーーっ！　でも往路だけじゃまだまだどうなるかわからないのが　箱根駅伝の見所でもある。　　それに結果がわかったとしても　途中途中の選手達のドラマが見たいのだから・・・まあいいか。　それにしても台湾は本当に普段どおり。　今、うちの真上の階がリノベーション中なのだけれど　その工事ももう始まって今もガンガンうるさいっ！　今日が１月２日というのが本当に信じられない。　こちらに滞在している日本人も今日から普段どおりである。　今朝もホテルに滞在している日本人の方が出勤される際に　「お正月２日なのにご出勤ですか・・・お疲れ様です」　と言ったら　「もう正月気分なんかゼロだね」　と苦笑いされていた。　そうだ。毎年、初詣の時にはおみくじをひく。　今年はどうするかなー。　あー今からでも日本に帰りたい。　　本日のキラキラ度数　　　　失くしたピアスが見つかった。良かったー　５つ星☆☆☆☆☆

  2007.01.02

• タバコのにおい

  　飛行機が全席禁煙というのが当たり前になったけれど　以前は機内でもタバコが吸えた。　でもあの上空の密室でタバコが吸えていたという事実が　今となっては怖いなーと思う。　私が以前、航空会社に勤めていた時。　これについてのクレームをよく受けた。　チェックインが遅くなると禁煙席が先に満席になり　喫煙席でしか席が用意できない。　それを説明するとタバコのにおいが苦手なお客様は怒る。　　他には禁煙席なのに喫煙席からにおいがしてきて　あれじゃ意味がない！というもの。　　タバコのにおいに敏感な人は思ったより多い。　そして今、ホテルでも同じようにタバコのにおいのクレームは多い。　どうしてもあのにおいは部屋に残ってしまう。　最近、宿泊予約をする時点で禁煙フロアと希望するお客様も増えている。　そうすると日によっては禁煙フロアの客室が足りなくなることもある。　その場合は、喫煙フロアの部屋をアレンジするけれど　前もって消臭の処理をする。　でも完全ににおいを消すことは難しくて　大体の場合、　「なんで禁煙と希望したのにタバコのにおいのする部屋なんだっ！」　ということでクレームとしてあがる。　　最近、このケースが増えてきたので、先日、今まで喫煙フロアだった　１フロア全体を禁煙フロアに変更した。　たまに禁煙フロアなのにそれを知ってか知らずかタバコを吸ってしまうお客様もいる。　　部屋に灰皿がないけれど、自分の携帯用灰皿などを利用しているらしい。　他の部屋から禁煙フロアなのにタバコのにおいがする・・・と　電話がかかって来ることも少なくない。　先日もそのタバコのにおいでの大きなクレームがあり　契約の会社を巻き込んでの大きな問題に発展してしまっていて　上層部は頭を悩ませている。　においには色々な嗜好があって　タバコや香水など人によって全然違う。　消臭スプレーなども今はあるけれど、大きな空間のにおいを　『無』　　にするのはとても大変である。　かくいう私もにおいにはとても敏感で　宿泊したホテルで「かび臭い！」とクレームをあげた経験者である。　だからお客様の気持ちもわかる。　でも対応するホテル側の大変さもわかり・・・　難しい。　　本日のキラキラ度数　　　クリスマスイブ☆若い同僚達は休みが多い。仕方ない出勤！　３つ星☆☆☆　　　　

  2006.12.24

• 旅行スタイルも街も変わって

  　最近、年配の日本人の方達も旅行が上手になっている。　以前は団体ツアーに参加して決められたコースを周る・・　というケースが多かったけれど、最近はチケットとホテルだけ　取って台湾に入り、あとは自分達で動く・・・　そんな自由な旅行が増えている。　それに年配の方達の情報量がすごい。　事前に自分の旅する場所のことを良く研究されていて　台湾在住の私などよりもいろんなことを知っていて　鋭い質問にこちらがタジタジになることもある。　　治安も最近は物騒な日本よりも安全なんじゃないかと思う。　気候も日本と似ているし日本語を話せる人も多い。　何より台湾の人たちが親切であるので旅行中、　色々なところで助けてくれる人が現れる。（と思う）　かなり開通が遅れてしまっているけれど　台湾新幹線が走るようになったら　また今以上に自由な旅行がしやすくなると思う。　地下鉄ができ、新幹線が走り、それに伴って街や道が開発され整備されて　新しくて綺麗なマンションも続々と建てられている。　タクシーも綺麗になり礼儀正しい運転手さんも多い。　でも思う。　通りにはバイクと車が所狭しと走り、　タクシーに乗れば信号を守らずすごいスピードで　野良犬が団体で道を歩いていて、道はガタガタ。　そんなひと昔（！）前の、私が初めて来たばかりの頃の台湾も　少し残って欲しいなーと、日に日に綺麗になっていく街を見ながら　ちょっと寂しく思ってしまう今日この頃である。　　本日のキラキラ度数　　　選挙運動で街がすごくにぎやか（うるさい？）　３つ星☆☆☆　　　　　　　　　　　　　

  2006.12.03

• 気が重い仕事と楽しみな仕事

  　今日は朝、ちょっとご迷惑をかけてしまった　日系の会社に謝罪の訪問をする・・・。　ふぅ・・・。気が重い。　それもフロントではなく宴会部で起きたミス。　ちょっと信じられないぐらいの初歩的なミスであるのに　宴会部のマネージャーは日本語ができないからということで　全部、謝罪の仕事が私に回ってきた。　一緒に同行するだけはするかと思いきや　　「会議があるからメイフェ、お願いします」　会議って・・・　社内の会議でしょうが・・・！！！　ちょっと（いや、かなり！）納得できない部分もあるけれど　これは海外のホテルで働く日本人スタッフとしては　やらざる得ない業務なのかもしれない・・・　　いさぎよく謝ってこよう・・・。　そのかわりその後にとても楽しみな仕事が待っている。　　実はとても幸せなことだと思うのだけれど　このブログを書くようになってから　台湾についてのことを書くお仕事の話をもらうようになった。　今回もまた興味あるお仕事の話があり、　なんと以前から一度行ってみたかった　　「算命」（占い）　の取材に行けることになった。　　占いの先生にお話を聞くと同時に自分も占ってもらうことにした。　うわー。楽しみ。　では行ってまいります～　　本日のキラキラ度数　　　クリスマスツリー・・・とても幸せ。詳細は後日ブログにて。　５つ星☆☆☆☆☆　　

  2006.12.01

• 狂犬病

  　　台湾には野良犬なのか飼い犬なのかわからない犬が　まだ街のあちこちにいる。　それも真っ黒な犬が多い。　もともと台湾に昔からいる犬は真っ黒なんだそう。　　でも真っ黒な犬というのは突然現れると何故かちょっと怖い。　今は台湾でもペットブームで愛犬家も増えているけれど、　犬に対してまだひどい態度をとる人もいるせいか　台湾の犬はわりと人間を怖がっている。　先日、日本での狂犬病のニュースがあった。　海外に住む私たちにはちょっと気になることである。　実際、そのニュースのあと、ホテルのお客様でなんと11月あたまに　道で犬にかまれたという申し出があった。　すぐに病院に行って検査とワクチンを打ちたいとの事。　一緒にフロントに来たそのお客様の同僚の方が　「水を飲めてるから大丈夫だろ！」　と半分冗談で言っていたけれど、　その同僚の方いわく、狂犬病は症状として　水を怖がるので「恐水病」とも言われているのだそう。　その上、中国大陸では狂犬病は珍しくない病気だと聞いてちょっとびっくりした。　これからオリンピックもあるのに大丈夫なのだろうか？　ちょっと心配。　　　本日のキラキラ度数　　　　でも昔に比べたら野良犬が減ったなー台湾も。　３つ星☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.11.24

• 可愛い中学生たち

  　今日は地元の日本人中学校の生徒さんたちが　うちのホテルに職場体験ということで実習に来た。　何人かに分かれて色々な部署の仕事を少しずつだけれど　体験してもらった。　事前に色々な勉強をしてきてくれたようで　職場実習に入ってからもみんな臆することなく　色々な質問をぶつけてくれた。　各部署の台湾のホテルスタッフたちも　もともとみんな気さくなスタッフばかりなので　中学生たちも最初はかなり緊張している様子だったのが　後半はだいぶのびのびとやってくれていた。　お客様を見送るお辞儀やドアマンの仕事など　とっても板についていた子もいた。　最後に中学生たちが支配人を囲んでミーティングをする時間があり　職場体験の感想を一人一人述べてくれた。　「ハウスキーピングの仕事がこんなに大変だと思いませんでした」　　「フロントやベルの仕事はずっと立っていて、見た目より　　大変だと思いました」　思っていたよりもものすごく大変・・・という意見がとても多かった。　　きっと今まで旅行などでホテルを利用することは多かったと思うけれど　実際に、ホテル側のスタッフの気持ちになることはなかったと思うし　ベッドメーキングなんていう体験も貴重だったと思う。　　一日だけの職場体験だったかもしれないけれど　今日来てくれた中学生のみんなにとって、　何か得るものが一つでもあったなら、　こちらも受け入れた甲斐があったなーと思う。　それにしても今日、中学生のみんなに仕事を教える担当になった　ホテルのスタッフたちが、いつにもなく一生懸命で　接客の応対や、仕事の運びなどがとても良かった！　人に教える立場・・誰かの模範になるということは　普段の自分の仕事を見直す意味でも良いことなんだなーと、　これも発見であった！　　今後のサービスアップの糧にしたい。　それにしても中学生の可愛いことといったら・・・！　海外の学校の生徒たちは国内の生徒に比べて幼いと言われているけれど　本当に女の子だけでなく、男の子も可愛かった。　素直ないい子達。このまま成長してほしいな。　　本日のキラキラ度数　　　職場体験。なかなか良い教育法だなー思う。　５つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　　　　

  2006.11.23

• 顔が見えない対応だからこそ

  　普段、私たちフロントスタッフの接客はお客様と直に対応する。　だからお客様の様子もわかるし、　時に笑顔もジェスチャーも加えられる。　　でもホテルに問い合わせや予約の電話をかけてくるお客様は　顔や姿が見えないホテルスタッフの声だけの対応となる。　　先日、日本の帝国ホテルに問い合わせの電話をした。　その時の対応は素晴らしかった。　聞きやすいアナウンサーのような声のトーンから敬語から完璧である。　受け答えも無駄がなく、こちらの意図をすぐに把握して対応してくれた。　声だけなのに感心するようなサービスである。　受け答えをしてくれたスタッフの力量もあると思うけれど　一体どんな教育をしたらあんな素敵なサービスができるんだろう。　電話の対応が良いとそれだけでそのホテルの格が感じられる。　台湾のホテルにも電話をする機会も多いのだけれど　うわーすごい！と思った対応を受けたことはほとんどない。　だいたいが早口で、ホテルの名前でさえきちんと聞こえないこともある。　恥ずかしいことにうちのホテルも例外でなく　外から自分のホテルに電話をかけて、　オペレーターの態度に気分が悪くなることさえある。　何度もこの点については提案しつづけているし　　ホテル幹部たちもこの点については認めているのに　なかなか改善されない。　この間、日本人のお客様からクレームがあがっていたので　それを報告した。　そうしたら今日の会議の決定で、明日からの出張から帰ってきたら　オペレーター教育でオペレーター室に一週間ほど入ってくれと・・・。　安易過ぎる・・・。　　それにオペレーター部署にはとっても古くから勤めている　主のようなスタッフがいる。　　こ、こわい。　ふぅ・・・仕方ない。　帰ってきてから考えようっと。　　明日からシンガポールに行って参ります！　　本日のキラキラ度数　　　5年ぶりのシンガポール。楽しみ。　5つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.11.12

• 辞めないで・・・

  　飲食部の主任。　ホテル業界にしては珍しく勤続１０年以上のベテラン。　私が今のホテルに入ってすぐぐらいから　部署は違うのに　「日本人大好きなのよー私！」　と言いながら本当によく面倒を見てくれた。　壁にぶつかってちょっと落ち込んでいる時など　「メイフェ、こっちおいで！」　と言って、こっそり裏でコーヒーを飲ませてくれて　影ながら励ましてくれたり・・・。　　　ケーキの新作が出て試食があったりすると　私の甘い物好きを知っていて、全然関係ないフロントなのに　「日本人の意見は貴重だからねー」　と言って試食に参加させてくれたり・・・。　営業の際に日本人関係の食事会の依頼を受けても、彼女に相談すれば　大船に乗ったような安心感があった。　私にとって心の拠りどころになっていた人なのに・・・　　彼女が明日１０日付けで退職する。　今日はちょうど飲食部が関わる件があったので　　彼女と話す時間も多かった。　「メイフェと出会えてよかったわー　　辞めても時々ごはんとか一緒に食べようね」　えーん。お願い辞めないで・・・　何度も訴えたけれど意志は固いよう・・・。　でも家庭の事情があったりで仕方ないとしても　１０年以上も勤めた職場を離れる彼女が一番寂しいだろうと思う。　今日も何度か涙ぐんでいた。　　明日、やだな・・・。　もちろん同じ台湾に住んでいていつでも会えるけれど　やっぱり寂しいし悲しい・・・。　　別れは辛い・・・。　　本日のキラキラ度数　　　寂しいなー・・・　１つ星　☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.11.09

• おじいちゃん孝行

  　台湾の若い子達は自然にお年寄りを大切にしているなーと思う。　街中でもお年寄りの手を引いている若い子を良く見かけるし　ホテルの若いスタッフを見ていても　自然にお年寄りに手を貸している人が多い。　でも今日、日本人も負けてないなあ！と思えたお客様がいた。　　　見た目もなかなかかっこいい大学生ぐらいの日本人の男の子。　同行しているのは彼のおじいちゃん。　朝、エレベーターから降りてきて朝食のレストランへ行くのに　しっかり手をつないでいた。　それも若い彼が先を歩いておじいちゃんを引っ張っているというよりも　ちゃんとおじいちゃんの横に寄り添っているというかんじ。　なんかそれだけでもほのぼの・・・とした気分になった。　フロントにいたら、彼らが電車の時刻表について聞きに来た。　フロントに来る時にも、しっかり手をつないでいた。　少し話を聞いたら、昔、おじいちゃんは台湾に住んでいたそうで　その住んでいた場所を見たいというので　彼が一緒に台湾に同行してきたんだと言う。　おじいちゃん、なんと９２歳。　「じいちゃん、どうするー？」　「バスより電車のほうがじいちゃんはいいんだよね？」　必ずおじいちゃんに一つ一つ確認する。　彼の言う「じいちゃん」という響きがとても優しくて　わぁーこんな素敵な日本人の若い子もいるんだーと　ちょっと嬉しくなってしまった。　「素敵なお孫さんですね・・・」　とおじいちゃんに言ったら　「ほんとに。ありがたい子です」　うわ・・・。　ジンと来てウルッとしてしまった嬉しい朝でした。　　本日のキラキラ度数　　　こういう素敵なお客さんが来ると嬉しい！　５つ星☆☆☆☆☆

  2006.11.07

• 台北国際旅展

  　　明日から台北世界貿易センターで　台北国際旅展が開催される。　http://www.taipeiitf.org.tw/　旅行社、ホテル、航空会社などなど　世界各国からたくさんの国の人も参加する盛大な旅行展。　　この旅展の中ではそれぞれの会社がブースを持って　自分たちの商品を販売したり紹介するのだけれど　　私も今年はそこに3日間参加する。　　なんと来訪者は15万人以上というから　きっと人酔いをしてしまうんじゃないかと今から心配。　なんせ台北中のホテルがこの旅展関係の人達で満室状態らしい。　今年は中国大陸からの参加もあるということで　台中関係の友好的な進展を期待してそのあたりでもかなり注目されている旅展らしい。　私のホテルもこの旅展で宿泊優待券などを販売するのだけれど　けっこういい割引率での販売。　ということは他のホテルや航空会社も良い値段で出してくるということ・・・　「わー楽しみ。安い航空券とか買えたりするかな！」　と言ったら、聞き耳を立てていた前回も参加した企画部の部長が　「悪いけど、人数ぎりぎりのところでの参加だから　　他のブースをのんびり見ている時間なんてないですよ。　　せいぜい自分のブースの周りをちょこっと見るぐらいだから　　期待しないように」　と釘を刺された・・・。　でも色々な国の伝統舞踏ショーなどもあるそう。　見たいなー。　仕方ない。広い広い会場内で迷子になるしかないかな・・・と　いけない計画をたててはいるものの　　きっとびっちり接客・営業のスケジュールを組まれていて　　身動きが取れないだろうな・・・涙。　ということで頑張ってきます！　　本日のキラキラ度数　　　日本からの参加もあるのかな・・・楽しみ　５つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　

  2006.11.02

• 王建民のニセモノ

  　「これはニセモノですよ、メイフェ」　フロントの同僚が一枚の宿泊登録カードを私に見せて言った。　「ニセモノ？なに？」　見ると宿泊カードの宿泊名の名前は　王建民　となっている。　「これは公務員の王建民です。　　野球選手の王建民ではありません」　あー意味がわかった。　　王建民。　台湾でも大人気ののメジャーリーガー。　彼のことを台湾の誇りだと思っている台湾の人はとても多い。　タクシーに乗っているときにも熱く王建民を語る運転手さんもよくいる。　　先日ニュースでも世界情勢よりも今の若い世代に興味があるのは　王建民のこと・・・と言っていた。　でも同じ名前だからといって「王建民のニセモノ・・・」と言うのは　はちょっと違うし、公務員の王建民さんが可哀想。　　同姓同名・・・　これで苦労している人も世の中にはいっぱいいるのかもしれない。　特に有名人と同じ名前の場合は。　　以前、空港でお客様の呼び出しがあった。　「台北へご出発のヨシナガサユリさま、いらっしゃいましたら　　７８番搭乗口スタッフまでお知らせください」　私を含めて周囲にいたかなり多くの人がそのあとしばらくの間　ずっと７８番搭乗口を気にしていた。　美しいホンモノの（！）吉永小百合さんが現れることはなかったけれど。　　本日のキラキラ度数　　　わぁー気温２０度ちょっと。涼しいー♪　５つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　　　　　　

  2006.10.31

• テング熱

  　今日、早朝から宿泊している日本人のお客様が　３９度以上の熱を出しているとのことで　すぐに付き添いで病院へ行くことになった。　実は私も先週、同じように高熱を出した。　　そんなに普段は風邪もひかないし、まして高熱なんて久しぶり。　でももともと熱にはそんなに弱いほうではなく　今回もかなり寒気もするしだるいなーと思いつつも　普通に食欲もあった。　ただデジタルの体温計の数字が３９.４となったのを　見た時にはさすがには　「うわーーーーーー」　と自分でびっくりしてしまった。　最近、台湾ではテング熱の発生があちこちで報告されているし　こんな高熱なんておかしい・・・　　もしや・・・テング熱では・・・　と思うとやっぱりちょっと怖かった。　死亡率がかなり高い病気でもある。　　いつもはあまり自ら進んで病院には行かないけれど　テング熱の症状にあるように急に気を失ったりすると困るので　急いで大きな病院に行った。　血液検査をして、診察をしてもらったら　リンパ腺が腫れているし普通の風邪だと思いますということで　１時間半ほどの点滴を受けて帰って来た。　今日、高熱を出していたお客様はさすがにフラフラで　話すのも辛そうである。　気の毒・・・。　同行しようとしたら、私もまだ病み上がり状態だというので　心配してくれたマネージャーが変わりに付き添いで行ってくれた。　急に涼しくなってくると身体がついていかない。　手洗いうがいをちゃんとして、　テング熱予防には蚊に刺されないようにしないと！　　本日のキラキラ度数　　　冬になると家族やお客様の風邪が心配。　　３つ星☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.10.30

• 名前の説明

  　電話などで何か申し込みをしたりする時に　「お名前の漢字はどのように書きますか？」　と、名前の漢字を説明する機会は日本でも意外と多い。　逆に自分が尋ねることも多くて、相手の説明している　漢字がすぐにわかればいいけれど、時々　浮かんでこなかったりするととても焦る。　今、ホテルで働いていて一番私が困るし焦るのがこの名前。　ホテルの中には客室の予約の専門の部署があるのだけれど　そこが忙しくてラインがいっぱいであると　フロントに電話が回ってくることがある。　予約の内容はやりとりできても　　「じゃあお名前をいただけますか？」　　と聞いたその後、苦労することがほとんどである。　　苗字は割と慣れてきたのでなんとかなるようには　なってきたけれど、名前のほうは検討がつかないことが多い。　そんな時は無理せず台湾人のスタッフに電話を替わってもらうのだけれど　今まで見たことがなかった漢字を使った名前の人も多い。　　台湾は繁体字を使っているので日本語よりも　もっと複雑な漢字になるのもあると思う。　　逆に中国大陸の簡体字も簡略すぎてわからないこともあるけれど。　そう思うと名前はローマ字表記できる方がなんとかなる。　以前、うちのホテルのコンピューターシステムを全部英語入力で　統一しようとしていたことがあった。　　でもそれはそれで大変で結局、それまでの　中国語入力での管理のままになって今に至っている。　名前の説明って難しいなーと思う。　　　本日のキラキラ度数　　　風邪をひいてしまったー鼻水が止まらない。　２つ星☆☆　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.10.24

• 日本人女性いろいろ

  　今朝出勤すると夜シフトの男性二人が言った。　「昨日チェックインした日本人のお客様　　とっても可愛いですよー！　　　さっき迎えの台湾人が来ましたから　　もうすぐチェックアウトします！」　二人ともとっても嬉しそう。　　いつも朝シフトと夜シフトの交代時間ぐらいが　彼らの疲れもピークであるので、　眠そうだし元気が無いことも多いのだけれど　なんだか今日はいやに元気。　　でもそのお客様がロビーに降りてきて納得。　とっても可愛い二人の日本人女性。　派手とかではないのになんだか目を惹く。　結構振り向いている男性もいる。　久しぶりに見るかなりレベルの高い美人さんたちであった。　　「シェシェ！お世話になりました～☆」　チェックアウトを終えて素敵な笑顔をスタッフたちに残して　ホテルを出発していかれた。　ベルスタッフの男性まで　「お気をつけて！」　と最高の笑顔でお見送りしている。　　いつもその元気と笑顔でやってくれれば・・・と密かに思う私。　　しばらくしてキャッシャーがなにやらにぎやか。　見ると年配の日本人女性のグループがワイワイと両替をしている。　　「チップにするからこれ５０元硬貨に換えてくれるっ！」　　「この１００元、全部１０元にしてっ！」　すごいパワーである。　それを見て横に立っていた夜シフトの男性が言った。　「メイフェ・・・さっきの可愛い日本人の女性たちも、　　あのようになりますか？」　「あのようって・・・？！　　うーん。どうかな・・・なんともいえないけど」　　ちょっと悲しそうな彼でありました。　　本日のキラキラ度数　　　　それにしても可愛い人たちだったなー美人好きなので嬉しい　５つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.10.23

• 何語？

  　ホテルには色々な国からのお客様が来る。　台湾のホテルであるので中国語が一般的には公用語であるけれど　ホテルの中において、外国のお客様に対してはやはり英語が共通語となる。　それでも外国から来るお客様が全て英語が得意なわけではない。　時にコミュニケーションがとても難しいことがある。　今日も朝早くから一人の外国人のお客様がフロントに来た。　何か話したいようなのだけれど　口から出ているのが英語ではないかんじ・・・　一生懸命、こちらもお客様の意志を汲み取ろうとするのだけれど　やはり何を話しているのかわからない。　こちらから英語で言ってみても返ってくるのは多分彼の母国語。　ちょうど夜のシフトの男性で英語が母国語並み、スペイン語も　広東語もできるスタッフがいたので彼に代わってもらった。　ジェスチャーを加え、なんだかんだとやっていたけれど　さすがに彼もお手上げ。　顧客データの国籍を見ると　　希臘・・・とある。　そう。ギリシャからのお客様。　多分、お客様が話しているのはギリシャ語。　さすがにギリシャ語がわかるスタッフはホテルにはいない。　まだ朝の７時過ぎであったけれどそのお客様の受け入れ先になっている　台湾の会社へ連絡を入れてみるもののさすがに誰も出ない。　一人のスタッフがインターネットで簡単なギリシャ語会話みたいなページを　プリントアウトしてきた。　でも挨拶程度しか書いていなくお客様の伝えたい内容はなかったようで　「OK,OK　Thank you」　と苦笑いをして部屋に戻っていかれた。　そのあと何度か会社に連絡をとってようやく８時過ぎにつながった。　　会社からお客様に電話をしてもらって用件を聞いてもらったら　　結局、今日、会社の人が何時に自分を迎えにくるのか　確認してもらいたかったということだった。　生のギリシャ語・・・初めて聞いた。　生のギリシャ人と話した(伝わらなかったけど）初めてだ。　　世界には本当に色々な言語があるし、色々な国の人がいる。　それにしてもギリシャ語が話せる台湾の人もすごいなー。　そのお客様を迎えに来た時になんでギリシャ語ができるのか　聞こうと思っていたのに、会えずに聞けなかった。　ギリシャか～　行ってみたいなー。　　本日のキラキラ度数　　　ギリシャの人は身体が大きいのか？とても大きな人だった。４つ星☆☆☆☆　

  2006.10.14

• 太陽みたいな子♪

  　うちのホテルのレストランに　私がすごく大好きなスタッフがいる。　彼女はまだ２０才。　朝６時から午後まで働いて夕方から学校に通っている。　栄養士になる勉強をしているんだそう。　仕事を見ていても、一生懸命やっている。　　いつもニコニコしていて元気いっぱいで　彼女がいるとこちらまでパワーアップできるし　レストランも彼女がいるのといないのでは　なんとなく雰囲気が違う気がする。　朝、レストランで日本人のお客様に何か問題があると　フロントに電話をかけてきて　「メイフェ姐姐（おねえちゃん）！助けて～！」　と言ってくる。　一見、ボーっとしているように見えるタイプなのだけれど　とてもよく気がつく子で、今朝も日本人の年配のお客様が　絨毯に足をひっかけてしまい転んでしまったらしく　その後、食事を続けているけれど心配で　「大丈夫ですか？」　と聞きたかったらしいのだけれど　日本語でうまく会話ができず、　様子を聞いてくれないかと言ってきた。　長期滞在の日本人のお客様たちにも人気があり　よく話しかけられるのだそう。 一度退勤後に話をしていたら　日本語を習いたいけれど今は時間がないし　でも簡単な日本語しかわからないので　お客様と話せなくてすごく残念だという。　　「いつでも教えてあげるからなんでも聞いてね」　それ以来、私を見ると走り寄ってきて　「これはどういう意味？」　「日本語でなんて言えばいいの？」　と、かなり熱心で、教えてあげると一生懸命、マイメモに　丸っこい字で書き込んでいる。　　太陽みたいな子だなあーといつも思う。　時々お客様ラッシュで頭がグルグル回ってしまいそうな時　ふと、彼女の姿が見えるとホッとする。　私よりもずっとずっと年下の彼女から　色々なことを教えられている気がする。　きっと彼女は何も気がついていないんだろうけれど・・・☆　　本日のキラキラ度数　　　同じ職場に色々な年齢の人がいるのもいいものだ。　５つ星☆☆☆☆☆

  2006.10.13

• サービスって難しい

  　相手の気持ちを読むのは、時にとても難しい。　　お客様が何か迷っている風なので　「何かお手伝いいたしましょうか？」　と話しかけて　「あー助かった、日本語ができる人がいたわー」　とホッとされることもあれば　「ほっておいてくれ」　のような態度を取られることもある。　海外に来ているからか最初から最後まで英語で通したい日本人のお客様がいる。　変に日本語で対応されるのが逆にとても嫌なようなので　こちらも最後まで英語で対応し通す。　　なるべくお客様の欲していることを先に察して　行動できればいいのだけれど、いつも相手の心が読めるわけじゃなく　これがなかなか難しい。　自分がお客さんの時もそうである。　商品を見ていて、店員さんにかまわれず　ゆっくり見ていたいなーと思うときに　「何かお探しですか？」　　とぴったり横にくっついていられるとちょっといやだ。　逆に何かアドバイスが欲しいのにほっておかれると　これもいやだ。　お客というのは常にわがままなのである。　　最近、つくづくサービスって難しいなーと改めて思う。　でもこれがまたサービス業の面白いところでもあるのだけれど。　たまに、この人すごい！と思うサービスをする人がいる。　こちらの求めていることをスッとさりげなくする人で　ああいうサービスを受けると本当に気持ちが良い。　きっと色々な経験を積んで色々なことを勉強している人なのだと思う。　世界中で一番サービスの素晴らしいホテルマン・ホテルウーマンって　どこにいるんだろう？　是非お会いしたみたい。　　　本日のキラキラ度数　　　　早く涼しくならないかなークーラーがまだ手放せない。　３つ星☆☆☆　　　

  2006.10.09

• ５つ星ホテル？これで？

  　自分がホテルに勤めていていつも思うのが　「あー私も快適なホテルに滞在したいなー」　ということである。　やっぱりサービスする側よりもたまにはサービスされる側に回りたい。　だから旅行ではなくても、たまに台湾の中で気分転換にホテルに滞在する。　今回も金土日と休みが取れた（というか無理やり取った）ので　台北市内の５つ星といわれている日本にもチェーンのある某ホテルに滞在した。　ここは去年、両親が来た時に宿泊した。　なんとも言えずホテルのベッドが快適であり　朝食がとても美味しくて雰囲気が最高であった。　私はホテルに宿泊する時はどちらかというと滞在型が希望なので　朝食が美味しければそのホテルでゆっくりと起きて　ゆっくりと朝の時間を過ごしたい。　なので今回もそのホテルを選択した・・・　なのにかなり・・・非常にがっかりだった。　ホテルの雰囲気がなんだかガラリと変わってしまっていたのだ。　まず行ってみて驚いたのがグループツアーのお客さんがとても多い。　以前、このホテルはグループは取らなかったはず・・・　日本人のツアーも香港のツアーもいる。　　香港からのツアーのお客さんは短パンでサンダルでロビーにいる。　ここはリゾートホテルじゃないのに・・・　ちょっと・・・違う・・・！　部屋は前と変わらないけれど、なんとなくカビくさい。　なんだかにおいが不快なので、その辺をクレームした。　その時のフロントの対応は迅速でよかったのだけれど、結局、　　新しい部屋を見せてもらっても、どこもちょっとカビくさい。　稼働率が悪くて使ってない部屋が増えたんだろうか？　そしてとどめは朝食。　以前は２階に素敵なレストランがありそこで優雅な朝食を食べられたのに　今回案内されたのは地下のレストラン。　窓が一つもなく、なくなんとなく閉鎖感のある場所で　え・・・？ここ～？　というかんじである。　あまりにも前回とレベルが違うのでそこが特設会場として設置された朝食場所かと思い　フロントに聞きにいくと、２階のレストランが地下に移っただけで　間違いないという。　ベルボーイの男性の対応も悪い。　なにもかもがガックリ続き。　かろうじてフロントがキビキビしているのと　ベッドがとても快適だったのはよかったけれど　かなり高いルームチャージの価値があるかと言われると　「？」である。　ビジネスでの眠るだけの宿泊ならあまり多くは求めないけれど　観光や滞在型向きというならやっぱり期待してしまう。　好きなホテルだっただけにとても・・・残念である。　ホテルの格を保ち続けるというのはとても大変なことなんだなー。　ウェスティンさん。頑張ってください。　　本日のキラキラ度数　　　今は台湾のホテルはどこも不景気らしい。　３つ星☆☆☆　　　　

  2006.10.08

• 相手の目を見て

  　 ホテルでお客様と接客する時。　なかなか難しいのだけれど　お客様の目をまっすぐ見て応対するようにしている。　話すときの相手の視線というのはとても重要であると思うし　人と話している時に、目がきょろきょろ泳いだりする人や　ひどい人になるとあさっての方を向いて話す人もいるけれど　「なんか失礼な人だなー」　という印象を私は持ってしまう。　やっぱり一生懸命、相手の話を聞こうとすれば　おのずと相手の方を向くと思うし　聞き手が自分の目をしっかり見てくれていると　とても誠実な印象を受ける。　　　　　　　　そういえば素朴な疑問だけれどなんで　「あさっての方を向く・・」と言うんだろう？　あさって・・・ってどこ？！　　西洋人のお客様は目をずっと見て話す人が多い。　その上、その瞳がものすごく深いなブルーやグリーンだったりして　うわー・・・綺麗な色・・・！と見入ってしまうこともあるし　最後にウィンクまでおまけにつけてくれたりするので　ドキッとすることもある。　前にテレビで、相手に好意を持っていると、　会話の時に、瞳の大きさが一回り大きくなるとかなんとか言っていた。　本当だろうか？　　先日会議の時に、話し手の上司から　「メイフェ、そんなにじっーと顔を見つめないでくれる？　　僕はそんなにかっこいいですか？」　と言われた。　会議にいたメンバーが一同爆笑となったのだけれど　実はあの時は、その上司が素敵で見惚れていたわけでは全くなく　午後一番の会議で、ちょっと眠くてボーっとしていて　視線が動かなかっただけなのだけど、　　そんなことは口が裂けてもいえない。　　　視線の置き場所というのは時にとても難しい。　じっと目を見られると確かに恥ずかしいこともある。　私の友人でおでこを見ながら話す子がいた。　それも不思議だったけれど、鼻を見るのも変だし、　しゃべる口元ばかりを見るのもなんだか。　　やっぱり基本は目を見て話すのがいいかなと思う。　人の視線。ちょっと気をつけて見てみよう。　　本日のキラキラ度数　　　ピアノが直った！音が綺麗になった。嬉しい！　５つ星☆☆☆☆☆　　

  2006.09.28

• テレサ・テン

  　今、朝のチェックアウトラッシュが終わると　今度は「中秋節」のご挨拶周りに出る。　今日はホテルから一番遠い地域で片道1時間ぐらい　かかる何社かにお邪魔した。　今は営業のマネージャーと一緒に回っている。　彼の車は日本車で、とても乗り心地が良くて長時間乗っていても疲れない。　マネージャーはとてもカラオケ好きで　車の中にはいつもカラオケの練習曲が入っているのだけれど　昨日、今日とずっと　テレサ・テン　　が流れていた。　　テレサ・テンは台湾の人だから当たり前だけれど中国語の歌も歌っている。　昨日は中国語バージョンだったのだけれど今日は日本語バージョンだった。　私もテレサ・テンの曲は、大学のコンパの時などに　歌っていたなーなんて懐かしく思い出していた。　それにしてもこんなにじっくり彼女の歌を聴いたのは初めてだった。　綺麗な歌声がなんとも耳に心地良い。　それに彼女の独特の日本語の発音が、歌詞とともにすごくはいってくる。　日本の演歌とポップスがミックスされたようなメロディに　彼女の歌声・・・歌詞を一つ一つ聴いているうちに　なぜか、ふと、涙ぐんでしまった。　演歌を聴いてグッとくるなんて私も年をとったのだろうか。　そういえば最近、紅白歌合戦を見ていても、以前は演歌が流れると　「つまらない、演歌なんて」　と、他のチャンネルに変えたり、トイレに立ったり（！）していたけれど　　最近は　「いい歌だな～」　なんてじっと聴いている事が多い。　テレサ・テン。　すでに亡くなってしまっていてとても残念である。　彼女はここ台湾に眠っている。　他のアーティストの歌をカバーしているのも何曲か入っていた。　テレサ・テンの歌うサザンや美空ひばりもとてもよかった。　直接、彼女の生の歌声を聴いてみたかったなーと今になって思う。　本日のキラキラ度数　　私も台湾でも自分で運転ができたらなーとますます思う。　４つ星☆☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　

  2006.09.22

• 大声をあげても！！！

  　今朝、朝っぱらからひともめあった。　相手は日本人の少数のグループの引率の台湾人のツアーガイドである。　彼はうちのホテルに部屋を取らず、他のホテルに泊まっていて　お客様だけがホテルに宿泊をしていた。　今朝、そのガイドさんがお客様を迎えにホテルに早めに来て　「僕の分の朝食券をくれっ！」　とフロントに言いに来た。　　（うわ・・・横柄なガイド！）　　というのがまず私の印象であった。　ホテルの規則ではうちのホテルに宿泊していないツアーガイドさんには　朝食券は提供しないことになっている。　このあたりはとても複雑で、旅行会社とホテルの　今までの長い歴史の中の色々なしがらみで、　今はそのように決まっているらしいのだ。　このことはほとんどのガイドさんは暗黙の了解となっているようで　今までもこういうケースはなかった。　ところが今日のガイド。　「なんでだよっ！お客さんをこっちのホテルに送ってやってんだろっ！　　朝食券をガイドに出さないなんて、そんな変な話があるかっ！　　ガイドは朝食を食べなくていいっていうのかっ！」　と呆れるほどのものすごい大声でフロントの前で怒り出した。　ロビー中の人がいっせいに注目するぐらいだから　かなりのものだろう。　こちらが冷静にきちんと事情を説明しているにもかかわらず　聞く耳持たずでワーワーギャーギャー　「こんな屈辱は初めてだ！」　　とか　「他のホテルは全部くれてるっ！聞いてみろ、他のホテルにっ！」　などとわめき続けている。　　ふと思い出した。　　以前、航空会社にいた時に乗り遅れたお客さんでこういう人がいた。　自分が遅れてきて乗り遅れたのにも関わらず　自分が乗る便がもう締め切ったとわかるやいなや　これまた空港ロビーに響き渡るような大声で　　「見てみろっ！俺はこの便のチケットを持ってんだよっ！なのに　　なんで飛行機が飛ぶんだよっ！どうにかしろっ！」　　大声を出せばなんとかなると思っている人が世の中にはいる。　　悪いけれど大声を出したからって全てが思い通りになるというのは　大きな勘違いである。　結局、今日のガイド、同じくうちのホテルに泊まっていた　別の旅行社のガイドさんに説明されてしぶしぶ退いた。　でも案の定　「もう絶対このホテルには泊まってやらないからなっ！」　という捨て台詞を残して・・・。　ふぅ・・・・　　疲れた。　　本日のキラキラ度数　　　わけもなく大声を出す人は大嫌い！　１つ星☆　

  2006.09.19

• 朝からアイロンがけ

  　深夜便で台湾へ到着した西洋人のお客様。　なんと不幸にもチェックイン時に航空会社に預けた　スーツケースが届かなかったということで、　さんざんもめた挙句、とりあえず着の身着のままで　ホテルへ来てチェックインした。　航空会社によると荷物は早くても今日の夜にしか　ホテルへ届けられないということらしい。　今日そのお客様は商談があり、かろうじて書類は　手荷物にあったものの、着てきた洋服しか服がなかった。　どうやら自分で部屋でシャツを洗ったのだろう。　生乾きだし、シワシワのままだということで焦って　朝５時ぐらいにハウスキーピングを呼んで　アイロンをしてほしいと依頼された。　実はうちのホテルのクリーニング部門は８時からしか人が来ない。　なのでこれまた焦った夜シフトのハウスキーピングのマネージャー。　とりあえず８時過ぎではないと・・・と答えたらしいのだけれど　７時半にはエージェントが迎えにくるということで　どうにかしろ！と言われたらしい。　私が６時すぎに出勤するやいなや、そのマネージャーが　待ってました！とばかりに　「メイフェ。頼む。アイロンかけてくれ」　という。　　え、えーーー？アイロン・・・　　うちでもかろうじてアイロンはかけてはいるけれど　あまり上手とはいえない。　でも聞けば事情が事情だし、生乾き・シワシワよりはましだろう。　そのままハウスキーピングのオフィスへ。　　それが体格の良いお客様なんだろう。　時間がないのにこんな大きなシャツ～っ！？というぐらい大きなサイズだった。　こんなに丁寧に今までアイロンをかけたことはありません・・・　というぐらいとりあえず汗だくになりながらアイロンをかけた。　　横でハンガーを持ったマネージャーが　「メイフェ、急げ、急げ」と言っている。　まったく・・・。　アイロンのりも何もなかったので襟がパリッとはしなかったけれど　取り合えず見た目はクリーニングしたようなシャツになった。　急いで客室に届けると、中からバスローブを羽織った　上も横も大柄な西洋人のお客様が顔を出した。　「オーーーーー！！グレート！！パーフェクト！　　サンキューサンキュー」　喜んでくれた。　とりあえず　「こんなアイロンじゃ着られない！！」　　と言われなくてほっとした。　航空会社さん。お客様もホテルも大変になるので　荷物はちゃんと積んでください。　　本日のキラキラ度数　　　　妹がご懐妊。なんだかとっても嬉しい　５つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　　　　　　

  2006.09.09

• 再会は嬉しい

  　かなり長い間、大人数のスタッフの方が　うちのホテルに滞在していた会社があった。　長期に滞在されていると話す機会も多くなるし　だんだんと気心が知れて、もちろん　ホテルスタッフとお客様という立場は変わらないけれど　親しみを感じるようになる。　　でもその方達も仕事がおおむね終わり　「もう観光にでも来ない限りは台湾に来ることはないだろうなー」　と言いながら少しずつ皆さんは日本に帰国されていった。　　でも急遽、再び台湾で仕事があったらしく　　懐かしいメンバーが昨日からホテルに来ていた。　突然予約が入ったので、昨日予約リストに名前を見たときは　びっくりしたけれど、とても嬉しかった。　そして今朝、仕事に出たら、そのスタッフの方たちに　すぐに遭遇した。　「うわー！メイフェちゃん、会いたかった～」　メイフェ・・ちゃん？　　以前、滞在していた時には私のことを「メイフェちゃん」などとは　呼んでなかったよな・・・（笑）。　でも朝から元気に皆さんにそんな言葉をかけてもらって　可笑しかったし嬉しかった。　　お客様との交流は接客業の魅力のひとつである。　　私もそうだけれど自分がよく行っていたお店などに　しばらく振りに行ってみて、知ったスタッフがいるというのは　なんとなく嬉しいものである。　そんなことを考えると今のホテルから離れられない私である。　　本日のキラキラ度数　　　新しいマネージャーがまだ決まらない。なんだかスタッフが不安定。　３つ星☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.09.04

• 無念の帰国

  　今日長期に泊まっていたお客様が日本に帰国した。　台湾新幹線の仕事に携わっていた人である。　「予定通り１０月に走りそうですか？」　「走ってくれるといいねー」　「でも開通まであと少しですのに残念ですね」　「ほんとだねー見届けたかったですよ。無念の帰国です」　この「無念の帰国」という言葉を今年に入って　何度も聞いている。　台湾新幹線の開通予定が間近でもあるにもかかわらず　開通を見ずに日本への帰国が決まった方たちの言葉である。　　皆さんサラリーマンであるので会社の異動があれば　どうしようもないのだろうけど　大きなプロジェクトであり新幹線ということで愛着もあるのだろう。　本当に残念です・・・などと聞くと涙が出そうになる。　私も新幹線が停まっているのを見たことがあるけれど　なんだかちょっと嬉しい気分になる。　もう３００キロぐらいの走行試験もどんどんしているそうで　予定通り再来月に走るといいなー。　　本日のキラキラ度数　　　大好きな野球チーム。９回裏の大逆転！ばんざーい！　５つ星☆☆☆☆☆　　　

  2006.09.01

• 突然のことに

  　私の今の直属の上司。　とても穏やかな性格で、　今まで一度も声を荒げるようなところを見たことがない。　何か部下に問題がある時などはとことん話し合うタイプである。　人当たりが良くて、女性のお客様からも人気があり　ちょっと見たところ軽そうな感じもするのだけれど　色々な提案などにはちゃんと耳を傾けてくれていた。　最近、台湾の景気が悪いせいもあるのか　ホテル業全体の商売があまり芳しくないらしい。　それもありホテルの社長の機嫌は最近いつも悪く　案の定、会議では毎回怒りっぱなしである。　稼働率が良くても怒るぐらいだから、商売が悪いとなると　各部署の責任者を罵倒する勢いは相当なものである。　私の上司もここ半年ぐらい、ずっと社長の怒りの標的となっていて　会議に出ているみんなが気の毒に思うほどであった。　　それでも根があっけらかんとした感じなので　うまく立ち回っているかのように見えたけれど　やはりかなりのストレスをためていたようで、　今週月曜日の定例のマネージャー会議の時に　堪忍袋の緒が切れてしまったのか社長と直接やりあってしまったらしい。　そしてなんと今日突然辞表を出して、今日付けで辞めるという。　信じられない・・・　　彼が辞めるということも信じられないし　社内の引継ぎも何もなく、担当しているお客さんのこともそのままで　残された私達はいったいどうしたらいいのか・・・信じられない。　このことで他の部署もひっくるめてホテル内のどこもかしこもが　今日はなんだか重い雰囲気である。　こんな時なのに、明日、社長夫人から呼び出しがかかっている。　怖すぎる。　他にも問題山積みなのに頭がパンクしそう・・・。　エステにでも行くかな・・・　それとも足のマッサージにでも・・・　明日からのことを考えたくなくて現実逃避中である。　　本日のキラキラ度数　　　３年の間にもう上司が４人も替わっている。いい加減にしてほしい。　３つ星☆☆☆　　

  2006.08.31

• 恐ろしい賞味期限切れ?

  　「あの・・・これって賞味期限が切れているってこと？　　もしかして10年以上前のことってことはないわよね？　　お店の日にちの打ち間違いよね～」　ホテルに泊まっているお客様が尋ねてきた。　お土産に買ったお菓子の賞味期限に　「賞味期限９５．０９．１７」と書いてある。　確かに今は西暦２００６年であるので、西暦１９９５年で考えると　そのお菓子の賞味期限は・・・恐ろしい・・・　10年前に切れていることになる。　　ありえないでしょう、１０年前の物っていうのは・・・と　思っても、ここは何でもありそうな台湾。　多少心配なのはわかる。　　実は台湾では日本の昭和・平成などと同じように　中華民国の民国を取って「民国○○年」というように年号を表している。　１９１２年が中華民国元年であるので　今年は「民国９５年」である。　正式な書類とかは民国で書くことがほとんどなので　台湾に慣れていない外国人にはこれにはちょっと戸惑う。　それにたまに新聞でさえも西暦と民国がごちゃまぜになっていたりもするので　混乱を招く。　ホテルの顧客管理をする時は西暦で統一して　生年月日などを入力しているのだけれど、チェックイン時の登録カードの　記入が台湾の人の場合、西暦○○年と書いてあるにもかかわらず　二桁で書いてあって民国？西暦？となってこれも困る。　台湾でお土産を買って人にあげる時は　民国の説明をしたほうがいいかもしれない。　そうじゃないと、賞味期限がとっくに過ぎている物をもらったと思って　捨てられてしまう可能性も少なくないんじゃないかと。　ちなみにこう考えると日本の明治・大正・昭和・平成なども　外国人には戸惑うことが多いんじゃないかなーと思うし　日本人である私でさえも　「あれ～？今年は平成何年だっけ？」　と思うことも多い。　　本日のキラキラ度数　　　とうとう８月も今週で終わりだー早いなー　４つ星☆☆☆☆　　　　　　　　

  2006.08.27

• 年の差にびっくり・・・

  　７月末で３人もフロントスタッフが辞めたので　このところ立て続けに新しいメンバーが加わった。　台湾ではというか、私の勤めるホテルならではなのかもしれないけれど　あまり在職歴による上下関係というのが日本に比べて少ないように思える。　新しく入ってきても、勤続５年目の先輩だろうが年上だろうが　結構対等な感じで仕事をしている。　　私が大学を卒業して会社に勤めたときは　１年前に入社した先輩とでもかなりの距離があった。　３才上ぐらいでかなりベテランに思えて近寄りがたかったし　１０才以上年上の先輩などは雲の上の人というかんじで恐れ多くて話もできなかった。　フロントに入ってきた一人のニューメンバーの彼女。　入社間もないけれど責任感が強くて、見た目も仕事っぷりもかなりしっかりしている。　一緒に仕事をしていても何の違和感も感じないし　年の差も感じないぐらいである。　話していたらなんとも偶然、誕生日が同じことが判明した。　「今年で何歳になるの？」　何気なく聞いてみて返ってきた答えにひっくり返りそうになった。　なんと・・・　私と１３歳も年が違うのである。　一回り以上って・・・・いったい・・・　　「私が中学生の時にあなたはこの世に誕生したのね・・・」　中学生と生まれたての赤ちゃんが一緒に仕事をしているんだ・・・　そう思ったらすごいな～と感心してしまった。　彼女も　「メイフェと私は１３歳も違うんですね～年の差感じないですけど」　なかなかこんな年の差のある友人というのはできそうでできないと思うので　この際、仲良くして若さを分けてもらおうと思う・・・。　それにしても台湾の若い人たちってしっかりしているなー。　　本日のキラキラ度数　　　そろそろプロ野球が始まる！応援しなきゃ！　４つ星☆☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.08.24

• 優しい人たちに囲まれて幸せ者

  　ほぼ３週間ぶりの出勤。　　帰ってくると昨日まで日本にいたことが夢だった？と思うほど　違和感なく戻れているのが不思議である。　我儘で３週間も無理やり休みを取った私であるので　　（うわーどうしよう、みんな怒ってるかなー・・・）　と恐る恐る、静か～に忍び足で出勤したけれど　「わ～メイフェ！日本は楽しめた～？帰ってきて嬉しいよ～」　「おかえり～長くメイフェがいなくて寂しかったよ～」　　こんな温かく迎えられて良いの？　何か裏があるのでは？　と疑ってしまうぐらいみんなが優しかった。　支配人までが　「お～ようやく帰ってきたか」　と声をかけてくれた。　もしやものすごく大変な任務でも待っているのかと思ったけれど　何事もなく帰国初日の仕事を終えられた。　今まで休ませていただいた分、今日からがんばります！　と気持ちを新たにしていたら　いつも言葉が厳しく物言いが直球のフロントの主任から　「メイフェ、夏は存分休んだでしょ～。　　ということで、年末まで土日も休みなしね！」　と言われた。　え？　これって本気？！・・・のようである。　やっぱり厳しい～！　　本日のキラキラ度数　　　お気に入りのプロ野球チームが滞在中。これまた嬉しい　５つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　　

  2006.08.23

• 敵情（？）視察

  　　今、日本から友人が来ていて　彼女たちと一緒にホテルに泊まっている。　どの業種の人でもそうだと思うけれど　ホテルに勤める私には宿泊先ホテルは色々なところがとっても気になる。　館内に入るやいなやスパイのように見て回る。　客室に入ってもアメニティーグッズの豊富さや　館内案内とか、いろいろと勉強になる。　　わーこれは絶対うちのホテルにも取り入れるべき！というものは　メモしておく。　　台湾のホテルに宿泊すると日本語案内が置いてあるところも多いのだが　その日本語がものすごくひどいところもある。　多分、翻訳サイトで中国語をそのまま訳したんであろう　　意味のまったく通じないような日本語のものもある。　今回泊まっているホテルはちょっと贅沢にも　台北でも５星級のホテルであるので　どの案内の日本語も完璧であった。　でもちょっと驚いたのが、環境保護のためということで　かなり無駄を省こうとしているところ。　ベッドのシーツの交換がいらない場合は　このメモを枕のところへ置いてくださいというのがあったし　シャワーブースとお風呂が別々なのだけれど　ブース内にはシャンプーやボディーソープが置いてなく　「ヘアー＆ボディーソープ」というプッシュ式　で使うものが壁にくくりつけてあった。　　髪の毛と体と同じもので平気なんだーとちょっと思ったけれど。　一個一個各場所にシャンプーやボディーソープを　置くよりも経費を削減できるんだろう。　　環境保全のためにというメモ書きもされているが　今はホテル全体にそういう無駄を省くという　傾向にあるのかなーと思った。　それにしてもシーツがつるつる枕がふわふわで　昨晩は爆睡できた。　　家でこのすばらしい寝心地を再現できないものかと　ちょっと研究してみよう。　　　本日のキラキラ度数　　　　友人とホテルステイ。ちょっと贅沢だけどやめられない。　５つ星☆☆☆☆☆　

  2006.08.02

• 私服姿

  　今日、夕方からちょっと用事があってホテルへ行った。　　私服で行ったのだけれど顔見知りのお客さんがいたので　いつものように　「こんばんは」　　と挨拶をしたら、みんな、一瞬　（だれっ？）　というような驚いた顔をして、人の顔をじっとみて　ようやく　　「なーんだメイフェさんかー。びっくりした。　　私服で髪がそんなだと全然雰囲気違ってわからなかったよ」　今日挨拶したお客様ほぼ全員の反応だった。　でも私もその気持ちがわかる。　フロントの可愛い妹たち。　仕事のときは制服を着て髪の毛はまとめてお団子にしている。　なので仕事が終わって私服になって　髪の毛をほどくとぜーんぜん別人になる。　　着るものと髪型でこんなにも雰囲気が変わるんだなーと　いつも驚く。　以前、航空会社にいた時。　憧れていたものすごく素敵な先輩がいた。　スタイルもよく制服姿のときは颯爽としててものすごくかっこいい。　ある日、出勤途中の電車が一緒になったことがあった。　制服姿の時とちがって、髪の毛をおろしていて私服で女らしくて・・・　あまりの美しさに同性でありながらしばし見惚れてしまった。　同性に憧れられる女性って素敵だと思う。　そうなりたいものだ。　　本日のキラキラ度数　　　今日は同僚たちとの食事会があった。楽しかったー☆　五つ星☆☆☆☆☆　　　　　　　　　　　

  2006.07.29

• 理髪店

  　以前、私の勤めるホテルの中に理髪店があったが　理髪師の高齢が理由で、今年の初めにお店を閉じた。　　創業以来ずっとホテルの中で営業してきた、ある意味歴史あるお店で　おじいさんが一人でやっている小さなお店だったけれど　そこの顧客にはかなり名立たるメンバーが多くいたらしい。　時々、ものすごく大きな黒塗りの車が車寄せに止まり　後部座席の中から、かなり高齢のおじいちゃんが降りてきて　秘書かお手伝いさんのような人を伴ってホテルに入ってきて　理髪店にいくのを何人も見た。　理髪師のおじいちゃんの技術が高かったのか、お店を閉めた後も　それを知らずに来たお客さんが多く連絡先を尋ねにきている。　その中には日本人のお客さんもいる。　理髪店というのも女性の美容院と同じで　やはり一度気に入るとずっとそこに通ってしまうものだろうか？　そういえば・・・　うちの父もあまり切るところもないのに・・・（お父さん、ごめんなさい！）　わざわざ同じ理髪店に髪の毛を切りに行っていると言っていた。　私も今、すごく気に入っている美容師さんがいる。　いつもお任せで、それでも好きな感じにしてくれる。　彼女がお店を閉めてしまったら、やっぱり困る・・・！　　本日のキラキラ度数　　　ようやく青空～☆でもあついー　　３つ星☆☆☆　　　　　　　

  2006.07.28

• 握手

  　欧米人は自然に握手をする。　久しぶりにホテルを訪れたお客様が　「久しぶりだねー」　　とチェックイン時にカウンター越しに握手をすることも多いし　チケットの予約がうまくいった時などに　「うわー良かったよ。助けてくれてありがとう！サンキュー！」　　などという時も自然に握手を求めてくる。　台湾の人もよく握手をしている。　同性であっても固く両手で握手をして、　しばらくその手を離さないまま話をしたりしている。　　日本人は政治家の人などはよく握手をしているけれど　まだ一般的には握手するという習慣はそこまで根付いていないと思う。　日本の文化には相手に触れるという習慣があまりなかったんだろう。　挨拶も離れてするお辞儀が主流であるし・・・。　でも以前に比べて、ホテルに来る日本人のお客様とも　特に帰り際、見送りに出たときなどに　「メイフェさん、お世話になりましたね」　と自然に握手をすることが多くなった。　でも握手をするとちょっとあったかい気持ちになる。　　親と子が手をつないだり、恋人同士が手をつないだり　やっぱり触れ合うというのは人間関係を築く上で　実は大切なことなのかもしれない・・・と思うようになった。　よくスターが握手会などを開くけれど、触れることでより　その人に親しみが沸くのだと思う。　自然に握手ができるようになれたらいいな・・・と思う。　とりあえず家族で練習してみることにしよう。　　本日のキラキラ度数　　　　キレイな手でいられるようにお手入れしなくっちゃ。４つ星☆☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006.07.26

• 台風よりも強い（！）ホテルのお客様

  　　今回の台風４号。　今晩から明日にかけて影響大らしく　今も外はものすごい風。雨は降ったり止んだりしている。　　台湾では台風を番号では呼ばない。　今回の名前は「碧利斯（Bilis　ビリス）」である。　今朝は朝からフロントにはフライトの状況や　交通機関の確認依頼でお客様が溢れていた。　台湾の国内線については割りと早い時間から　全便のキャンセルが決定したのだけれど　国際線に関しては行き先などによってキャンセルだったり、　変更なしだったり色々だった。　私もお客様のフライト情報の確認を対応した。　そのうちの１人のアメリカ人のお客様。　やはり自分の便がどういう状況かを確認してほしいとのことだった。　搭乗予定がお昼過ぎの便だったのですぐに確認をしたところ　問題なく「通常通りの出発」という航空会社の回答。　その旨を伝えたら　　「ほんとに飛ぶって？」　「はい。今は問題ないとのことです・・・」　「ほんとに？（嬉しそう）じゃあ明日の昼には自分の家に帰れるんだね！！　　じゃあ今から支度して空港に向かうよ。サンキュー☆」　そしてホテルを出て行かれる時にも　「風がだいぶ強くなってきてるねえ。本当に飛ぶのかな？」　「インターネットでも情報を確認していますけれど　　国際線はいまのところ大丈夫だというインフォメーションです」　「OK.あなたを信じよう☆じゃあまたね。サンキュー☆　　快適な滞在だったよ！」　　そう言ってホテルを出て行かれた。　　が・・・　　約３時間後ぐらいに、なんとホテルに戻っていらした。 　 ｢ハロー！戻ったきたよ～！」（←これがなんとも明るい！）　「え？フライトは通常通りではなかったですか？フライトがキャンセルに？」　「そうなんだよ～。飛ぶからって空港でさんざん待たされて　　挙句の果て、最後はキャンセルの案内だったよ！」　　「そんな・・・それは大変お気の毒でした・・・」　「そんなことないよ！僕はラッキーマンだよ！」　「？？？」　「だってもう一日台湾を楽しめるしね！君にもまた会えたし！」　　そして再チェックインをして部屋に行かれた。　　フライトがキャンセルになるなんて、　　それがたとえ台風が理由だとしても、やはりやりきれないと思う。　　現に私も以前、台風で足止めになり２日、家に帰れなかった経験がある。　　　　台湾を楽しむといってもこんな天気じゃ外出もままならない。　　でもあえて　　「台湾を楽しめるし・・・」　　なんていうところがニクイ。　　そして　　　「君にもまた会えたし」　　なんてお世辞でも嬉しい☆　　欧米人の人はどうしてこういうことをさらっと言えるのだろう。　　文化とか習慣とかの違いなんだろうか？　　自分も相手をもハッピーに・・・　　素敵な考え方だなぁ～と思う。　　お客様から逆に元気をいただいた荒れ荒れのホテルの一日でした♪　　　　　　本日のキラキラ度数　　　　野菜の値段が高騰中らしい！がーん。　３つ星☆☆☆　　

  2006.07.13

• 転職すること

  　　今のホテルの初出勤は手帳を見たら２００３年の３月３日だった。　びっくり。３年以上経っている。あっという間。　入社はフロントでしたはずだったのが　フロント以外のいろんな仕事も担当するようになり　絶対にやらない！と決めていた営業にも引っ張り出され　　とどまることを知らない変化のある毎日だった。　その３年ちょっとの間に直属の上司が５人替わり　同じフロントの同僚は４０人近く見送ってきた。　私が３年前に入ったときにいたフロントスタッフで今もいるのは　たったの３人しかいない。　これもすごいなと思う。　台湾の人たちは条件の良い仕事や、もっとやりたい仕事が見つかれば　割と簡単に転職することを決めるし、　それを会社側も執拗に引き止めたりもしない。（←うちの会社だけ？）　そういうところは驚くほどあっさりしている。　でも私は勤めるホテルのあまりの人事の入れ替わりの激しさと　やりかけの仕事をそのままにして転職していくスタッフに　違和感を覚えることもあった。　　でも実は最近ずっと、今までになく悩んでいる。　色々なことが重なり、今のホテルのやり方に疑問多々なのである。　違う会社に行きたいから・・・とかそんな気持ちはなかったのだが　偶然、他社から声をかけてもらったりすることもあり　それにも押されて、今回は見事に揺れ動いている。　ただホテルにもスタッフにもかなり情もかなり移っているし、　今までお世話になっているホテルへの恩もあるし（←つくづく私は日本人だなーと思う）　ある程度、任されている仕事もあるし　特に慕ってくださっているお客様のこととかを考えると　まったく決断できない。　転職や辞めることを決断するときって、みんなどうしてるんだろう。　ってそんなことは自分自身のことで人に聞くことじゃないだろう・・・　とも思うのだけれど・・・　ムズカシイ。　　本日のキラキラ度数　　　台風がまた向かってきているらしく、それも大きいらしい。　３つ星☆☆☆

  2006.07.12

• 日本人が好きに・・・

  　このところこの暑さに負けて、食欲は落ちるし　 夜も暑くて何度か目が覚めるので体がだるい。　　 夏バテである。　 なんとなく仕事に行く前もだるいので気分が乗らない。　 眠気と暑さでボーっとして、朝の効率がとても悪い。　 でも不思議と、職場について制服で館内に入っていくと　 気持ちが引き締まる・・・というか前向きになる。　 つくづく仕事が好きだなーと思う。　 朝６時半頃でももうすでに出勤のお客様やチェックアウトのお客様などが　 たくさんロビーに降りてきている。　 接客の仕事である。　 朝シフトの場合は特に爽やかな（！）気持ちのよい挨拶と笑顔を心掛けている。　 こちらの挨拶でお客様が笑顔になるのがとても嬉しい。　 今朝、昨晩の引継ぎしている時に２ヶ月ほど前に他のホテルから移ってきた　 夜勤スタッフの男性に聞かれた。　 　 　「メイフェはいつも何時間ぐらい寝るの？」　「睡眠？平均したら最近は５時間ぐらいかなー。　　暑くて眠れなくて。なんで？？寝不足の顔してる？すごい顔？」　「ちがうちがう。いつも朝から　有精神！（←元気だね！）　　だから１０時間ぐらい寝てるのかなーって思って」　「１０時間？それぐらい眠れたらいいのにね」　　「日本人の接客ってこんな風にやるのかってすごく勉強になるよ。　　いつも笑顔で対応して。メイフェに会ってから日本人がすごく好きになったよ」　 ジン・・・　 こういう言葉にとても弱い。　　　 それも同僚から言われるなんてとても嬉しいし　 日本人が好きに・・・なんて、これも嬉しい。　 最近、いつも仕事中も「だるい、暑い」の連発なのだけれど　 今日は彼の朝の一言で一日元気いっぱいでいられた。　 私の今の目標である「日本と台湾の小さな架け橋になる・・・！」　 そのためには夏バテなんて言ってられないな・・・☆　　 本日のキラキラ度数　　　　　とりあえず今やれることを頑張ろう！　五つ星☆☆☆☆☆　　　　 　　　　　 　 　 　　 　　　　　

  2006.07.06

• 数字の記憶力

  　　台湾では領収書を書くという習慣がない。　　台湾の場合は会社ごとに「統一編号」という番号を持っているので　通常、領収書を発行して欲しい時は、先にこの番号を相手側に申告して　その番号をレシートに打ち込んでもらうと、　それが正式な領収書となる。　その「統一編号」は８桁なのであるが　ホテルのキャッシャーにいるとほとんどのお客様が領収書が必要で、　つまり、その統一編号をパソコンに打ち込む操作が必要となる。　でも不思議なことに、どのお客様もその８桁の番号を言うとき　「１ｘ６７ｘ５ｘｘ」とものすごい速さで言うのである。　数字の聞き取りは全部が数字なのでヒアリングとしてもたいして難しくない。　割と早くても全部聞き取れる。　　でも・・・　聞き取った数字をパソコンに打ち込んでいる途中で　私の場合、記憶力に問題があるのだろう・・・か？　たった８桁なのに途中から全部忘れてしまう。　以前は何度も聞き返して入力していた。　気の長いお客様なら何度も気持ちよく（？）言ってくれるのだが　気の短い人となると即、嫌な顔をされる。　なので最近はまず手書きでメモしておいて　それを入力するようにしているのだが　台湾人のスタッフたちは、その８桁をいとも簡単に覚える。　それは彼女たちには母国語で私には外国語だから？と　思ったけれど、しばらく経ってから聞いても　その番号を覚えていたりする。　　　語学の習得の早さも早いけれど、数字の記憶力もいいのだ。　何か関連があるんだろうか？　私など四桁のお部屋番号を言われてもすぐ忘れてしまうので　最近はメモを欠かせない。　　それに忘れないように数字を繰り返してブツブツいっているので　「メイフェ、最近、自言自語（←独り言）が多いよ」　と同僚たちに笑われている。　そういえばトランプの神経衰弱は昔から苦手。　訓練すれば記憶力は増進できるのだろうか？　　本日のキラキラ度数　　　またもや会社に大きな人事異動の噂。もういい加減にしてほしい。　１つ星☆　

  2006.07.05

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