続けて「ナポレオン覇道進撃」を紹介しようと思いながら間が空いてしまい、その間にキングダムの新刊が出ていたのでキングダムを改めてご紹介。
実写映画にもなってアニメも何シーズンもある、今さら紹介の必要もない人気漫画。
中国の春秋時代というマニアックな題材にもかかわらず、ここまで人気漫画になるとは。初期の王騎将軍のキャラ等で色物漫画家と思ってしまった時期もありましたが、今では大好きな漫画です。
前回紹介した「ナポレオン」でもそうでしたが、歴史漫画の宿命と言いますか人気キャラといえど史実に沿って退場していくのが悲しくもあり、それこそが史実漫画のいいところでもあります。
私は春秋時代は詳しくないので李斯や蒙恬は「項羽と劉邦」などに登場するから知っていますが、この時代のほとんどの人物の最期は知りません。ネットでも見ないようにしています。ですので、桓騎の最期はここまでの一番のシーンになりました。(このシーンは前巻にあたるのでネタバレしちゃいました)
キャラ的には非常に残酷な行動をするキャラとして描かれていますので、ここまで人気が出るのは不思議なキャラではありますが、やはり圧倒的な強さと奇想天外な勝ち方にあるのでしょうか。丸々1巻使って過去を描かれるというのは優遇されていたと思います。
私は今から続きの70巻を読むのですが、ここからの物語がどう進むのか気になります。まだ1国も滅んでいないと揶揄されがちな本作ですが、作者にはこの1作に漫画家人生を捧げていただいて、端折ることなくじっくり描いてほしいです。
ちなみに私が一番好きなキャラは紳士のこの方です。今後も継続して登場してほしいので、飛信隊に加入してほしいなあと願っています。
さて、私は作品によって電子書籍と紙での購入を使い分けています。正直なところ、私は本屋が子供の頃から大好きな場所であったし、街の本屋を応援したいと思っています。地方ですので発売日に購入できないのはまだしも、作品によっては置かれることもないのも仕方がないとは思います。
しかし、電子書籍はクーポンというものがありイーブックなどは頻繁に割引しております。3割引きなどされてしまえば、そちらにお客が流れてしまうのは止められません。
IT業界の台頭や参入により色んな業界が生存をかけて変化を求められます。本屋という形態も何か大きく変わっていかなければ、店舗数の減少に歯止めがかからないのかと寂しく思うこの頃です。
愛着のある作品は部屋のインテリとして紙で購入しましょうね!