給湯器ダウン!
うちには、台所と浴室に給湯器のリモコンがある。写真上が台所のリモコン、下が浴室のリモコンである。浴室のリモコンは半年ぐらい前に、電源が入らなくなったが、台所にあるリモコンでも風呂は沸かせるので、ついつい修理を頼むのを引き延ばしていた。(台所のリモコンは、浴室用ではないので風呂温度の設定はできなかった。)しかし一昨日の夜、リモコンに触れていないのに「給湯温度が変更されました。」と、何度かリモコンが独り言をしゃべって(笑)、電源が切れた。電源スイッチを押しても電源が入らないので、「とうとう、こっちもダメかぁ。」とつぶやいた。風呂を沸かした後だったのは幸いだった。修理を頼もうと思ったが、その前に一度自分で見てみるかと思い、次の日の朝、家の裏に回り、給湯器を調べた。右が、家の裏の給湯器。給湯器の底部の端子ボックスに入る灰色の電線が2本あり、それぞれ、台所と浴室リモコンの線のようである。灰色の線の中には、白と黒の線があり、先端は赤い被覆のついた圧着端子が圧着され、給湯器の端子ターミナルにビスで接続されていた。灰色の線が2本で、それぞれ白と黒の線が入っているので、計4か所端子で接続されていたが、2か所は、電線が腐って端子とつながっていなかった。1個所は圧着不良で、線が端子からスポッと抜けた。まともにつながっていたのは1か所だけである。「これでは電源も入らないわけだ!」間違いなく、原因はこれだと思ったので、業者に修理依頼をするのはやめて、ホームセンターの「コーナン」に圧着用のペンチと、圧着端子を買いに行った。 約1時間かけて、コーナンまで歩いて行った。コーナンに行くと、ついつい長居してしまうが、今日は目的の品を買い、とりあえずペットコーナーだけは寄って、犬、猫、フェレットを見てすぐに帰った。左の写真は、腐った電線と圧着端子。緑色っぽい線は、本来は、黒色の線です。家について、早速作業に取り掛かった。まず、電源のコードをコンセントから抜いて(抜かないと感電するよ!)、電線の被覆を剥いて、圧着端子を圧着して、給湯器に接続する。作業時間は10分もかからなかったと思う。下の写真は圧着用のペンチで、圧着端子の赤い被覆の部分をはさんで潰します。 作業が終わって、電源コードをコンセントに差し込み、台所に行き電源スイッチを入れると、はたして・・・パッと設定温度の数字が表れたので、とりあえず台所はOK。浴室へ行くと・・・ 約半年ぶりに浴室のリモコンに電源が入っていた!無事に作業終了だ!業者に依頼して修理費払った場合と、圧着ペンチと圧着端子の代金ではどっちが安かったのかな。まぁ、そんなに変わらないかもしれない。