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迷子の大人たち

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2012.10.28
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カテゴリ:ニワトリノニワ氏
人間の欲望は他者の欲望である

これはフランスの精神科医でフロイト派のジャック・ラカンの言葉である。


最近、いや僕はずっと、あることをうまく表現できないだろうか、と考えていたことがある。それは幸せとは何か、ということについて。

このブログの上に書いてある「はじめに」で始まる文章もお遍路について述べているようでって実は幸福論を唱えている。

全ての人は幸福を望む。そうではなさそうな破滅主義の人でも実のところ幸福を求めて叶えられぬから絶望しているだけであって幸福を望まない人はいない。

では幸福とは何か?


幸福とは欲望が満たされることである、と言うのが人間にとっての答えになる。

人間にとって、と言ったのは精神分析的な定義として欲望とは人間固有のものであり、動物にあるそれは欲求だけである。欲望と欲求の違いに注意してくださいね。

欲求とは動物本来が持つ三大欲、食欲・性欲・睡眠欲のこと。もちろん人間にも共通しているのだが、人間の欲求はやや壊れている。

壊れているというのは食欲などが変形して金銭欲などという本来動物が本能として持ちえない欲求を持つからである。

猫は小判を欲しない。

このように本来欲求さえ満たされれば幸福なのに人間は108つの煩悩と言われるように欲求を変形させて多様な欲望を持つようになってしまった。いわば本能が倒錯しているのだ。

その人間特有の倒錯した欲望を象徴するのが先に挙げたジャック・ラカンの言葉、

「人間の欲望は他者の欲望である」

というもの。

この意味するところは、例えば先月発売したiPhoneの最新機種を欲しがったりする所に表れている。

iPhone5の全ての機能を熟知し自分の生活にどれだけメリットをもたらすのか、をきちんと把握して購入した人がどれだけいるだろうか?

このような新機種、話題の商品に飛びつく人の特徴は人が欲しがるから自分も欲しい、ということらしい。

つまり、それが自分の欲するものかどうかはともかくとしてみんなが欲しているからそれが手に入ればさぞかし幸せになれるだろうと妄想しているのだ。

他者の欲望が自分の欲望に置き換わっている。


このことを自分で意識できたら或いは欲望と言うものをコントロールできるのではないだろうか?

これが幸福への第一歩であると思う。

上にも書いてある通り、僕は歩き遍路をした時に人間の欲望が壊れており、欲求が満たされることで満足することこそが幸福への近道であることを悟った。

それからは倒錯した欲求の一つである物欲がほとんど消えてしまったようだ。昔はボンヤリと憧れていたGTRやフェラーリなんかも今ではお金があっても全く欲しいとは思わない。

フェラーリで食欲が満たされないことを知っているからだ。


他者の欲望が自分の欲望へと置き換わる例として怖いのは、人のモノを欲しがる事例である。

つまり、不倫がこれに当る。

相手に独身だと騙されたならともかく、不倫をする人とアップルの最新機種を欲する人は共通の欲望で結ばれている。

だから、携帯をやたら最新機種に買い替える友人が近くにいたら、気を付けてくださいね。あなたの恋人も・・・・・


ゆーひ.jpg





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Last updated  2012.10.28 23:55:03
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