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最後の営業終了後、のれんを下ろした檀上さん メディアに撮影されるのはこの時限りと決めていたという(2019年6月18日) 朱華園の味、最後まで追求 尾道のラーメン人気をけん引した元店主・檀上さん 「技を伝承する余力ない。皆さんの記憶の味でいい」 尾道のラーメン人気の礎を築き、昨年6月に事実上閉店した、広島県尾道市の「朱華園(しゅうかえん)」。 ▽麺もスープも数値化。改良繰り返す ―改めて、閉店のいきさつを教えてください。 昨年6月時点では「休業」としたけど、あれは皆さんを混乱させないため。最初から閉店のつもりだった。 ―独特の中華そばはどうやって生まれたのですか。 創業したおやじは台湾出身。背脂は中国料理によく使われるから、古里の食文化にヒントを得たのだと思う。 ―父の故・正儀さんからどうレシピを継承されたのですか。 おやじが体調を崩し、大学卒業後帰郷して店に入った。 ―味に納得できるまで何年かかりましたか。 最後の日までかな。スープは煮ると味が必ず変わって、何とかキープさせるんだけど、おやじの味で育ったお客に「落ちた」と言われるんだ。 ―常連客に支えられたということですか。 常連さんには一発勝負じゃ通じない。だからまた来てもらおうと工夫するよね。 ▽伝承の余力ない。記憶に残ればいい ―90年代以降は尾道ラーメン人気が高まります。 正直騒がれるのは嫌だった。尾道ラーメンじゃなくて、朱華園でしか食べられない中華そばを作ってたから。 ―朱華園の閉店は尾道のラーメン文化に痛手という声もあります。 復活させようにも、今から技を伝承する余力がない。 中国新聞デジタル 7/11(土) 9:59配信 より抜粋 【ミニ解説】朱華園とは お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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飛行長さん、こんばんは!
朱華園情報、とても興味深く拝見いたしました。しかし残念ですね〜。あの味が食べられなくなるのは。また新しい「尾道ラーメン」情報教えてください。お待ちしてます。 (2020.07.14 00:50:38)
B.G.さん こんにちは
朱さんの閉店は衝撃的でした。 尾道ラーメンを出すお店は沢山ありますが、朱さんの独特の味は記憶の中だけです。 ただ、福山市神辺町に「しんたく」と言う朱華園の味を継承するお店が在ります。 ここのご主人は朱さんに勤めて独立した方のようです。 鶏ガラスープのラーメンの味もですし、他のメニューの焼きそばも良く味と形を伝えています。 福山駅からは遠いですが、朱さんの味を求めて大人気のようです。 ご機会があれば一度お訪ねになってみてください。 他に福山市内には朱華楼という朱華園の味を系列的に引き継ぐお店が3店舗在ります。 また、新しい情報があればお伝えします。 「しんたく」https://plaza.rakuten.co.jp/hyoryusya/diary/201309200000/ 「朱華楼」https://plaza.rakuten.co.jp/hyoryusya/diary/201305290000/ (2020.07.14 11:20:39) |
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