辛い立場のドッグトレーナー
こんにちは、ゴマ子です。何年か前にもブログに書いたことがあるのですが、最近またPSDのドッグトレーナーへの批判を目にしたので、再度私の思いを書かせて頂きます。(私はしつけ教室でお世話になったことがあります)前に記事を書いた時は、PSDのトレーナーが犬のしつけで首輪を強く引っ張っている動画を挙げて、虐待だと言っていることについての私の意見を書きました。一部分だけを取り上げて批判していますが、先生は、それぞれの犬によって、やり方を変えています。その犬に一番合った方法を選ばれています。どの犬にも首輪を強く引くやり方でやっているわけではありません。最近また久しぶりに批判記事を見ました。ある方がブログで、PSDのトレーナーのしつけが虐待だと書いていたのです。以前の人と同じ首輪を引っ張る件でした。そういう記事を書く人を批判したいわけではありません。ブログを書いた人はきっと犬への愛ややさしさを持っているが故に、そのやり方が乱暴に見えてしまうのでしょう。でも、PSDのトレーナーも同じように犬への深い愛情を持っています。だから、他のトレーナーが嫌がる手に負えない犬も引き受けているのです。家族が震えながら暮らさなければならないほど、ひどい状態の犬もいるんです。飼い主が血を流しながら飼い犬におびえる日々。犬を愛してるのに、しつけ本の通りやっても改善されず、他のトレーナーからは見放される現実。そんな現場に来てくれるPSDのトレーナーは疲れ切った飼い主たちにとって救いなのです。犬が悪いわけではありません。直してあげなければ、飼い主も犬も傷つきます。でももし、PSDのやり方以外にもっと良いやり方があるのなら、PSDに提案してあげて下さい。やさしい方法でしつけが可能なら、誰しもその方法を学びたいです。うちの犬はそこまでひどくはなかったですが、パピーの頃噛み癖がひどく、首輪・リードが苦手、首輪をつけるにも一苦労、リードをつけるのも難しく、やっとつけて散歩に出たら暴走族のような走り方をしてまともに散歩できず、すごく悩んでPSDのトレーニングを受けました。初めての対面の時、トレーナーは無言でうちの犬に近づき、何もしてないのにうちの犬は魔法にかかったように静かになり、トレーナーがなんなく首輪をつけたのです。その時の衝撃は忘れられません。そこに頼むまでに他の二か所のしつけ教室でトレーニングを受けましたが、どちらもうちの犬にそんなふうに首輪をつけられませんでした。噛み癖も直りませんでした。それが、PSDのトレーニングを受けるうちに、自分でも問題なく首輪やリードをつけられるようになりました。噛み癖もずいぶんましになりました。犬の顔がやさしくなりました。散歩もやっと普通にできるようになりました。(飼い主以外の人間や他の犬はいまだに苦手で威嚇しますが、トレーニングする気力がなく今はしていません。)(汗)その人が絶対100%正しいと思ってるわけではなく、そこは違うかも、と思うこともありましたが、100%正しい人なんていないし、私はそのトレーニングを受けて良かったと思います。救われたのです。批判した人のやさしさも、批判された先生のやさしさも、犬への愛情なんだなと思っています。