テーマ:不思議な出来事(62)
カテゴリ:出産で繋がる不思議な縁♪
さややはちょっぴり小さめの赤ちゃんだったので
出産後すぐに保育器に入院することになりました。 保育器は母子センターという場所にあり、私の入院している病棟とは少し離れた場所になっていました。 面会は1日1回。 まず両手を洗い白衣に着替え、使い捨ての帽子を被り、部屋に入ります。 そして、今度は両腕まで洗って消毒して、やっと面会できます。 保育器には手を入れるための穴が2箇所開いており そこから手を入れてスキンシップしたり、オムツを替えたりします。 最初は小さくて、触ると壊れそうで怖かったです。 小さな赤ちゃん。心拍数を図る装置や点滴の管、ミルクをうまく飲めないので鼻からチューブを通したり…。 こんなに小さいのに、こんなにたくさん繋がれて…。 (私が安静にしていなかったからだ…。ごめんね、さやや。 早く大きくなるように、おっぱいださなきゃ、ね。) 病室では普通分娩を終えた患者さんに円座と円座型のイスを貸してくれます。(丸いドーナッツ形の座布団と、同じ形のイス) 出産経験のある人はわかると思いますが…傷がね、痛いんですよ。 3日目に医師の診察後、抜糸になるわけですが 溶ける糸を使っているため、通常は診察のみです。 同じ部屋の人は2日もしないうちに痛みがなくなったらしく、 すたすた歩いていました。 ところが私は、とっても痛い。 とにかくおっぱい出そうと思っているので 廊下にある給水器に水を汲みに行くのですが、 歩くときもそんなに早く歩けないし、心もちガニマタ? ご飯を食べたりするときに座るのがまた辛い! 痛いといっても我慢はできる程度。 ぴりぴり?ひりひり?ちくちく?なんかそんな感じ。 でもとっても居心地が悪いのです。 それにいつになっても痛みが軽くならない。 ずっと寝ていると腰が辛いのですが 座ると傷が痛い。立ったままでいるのもおかしい。 3日目の朝、とうとう抜糸してもらうことを決意しました。 診察はTS医師。またこの先生…。 それでも仕方がないから、 痛いので抜糸してください、と言いましたよ。 「糸は溶けるから抜糸の必要はないんだけどねぇ…あぁ~、そうだねぇ。 これは痛いかもしれないなぁ。」 (ナヌッ?…っていうことは一体どうなっているのじゃっ?) 「じゃあ、今から取ってあげるからね~。」 (ほっ、ありがたい…。) …と、おもいきや。 いてっ、いてっ、い、い、いって~っ!!!! 糸が、糸が引っ張られているんですよ~っ。 痛~~~っいっっっ!!!! おっぱいマッサージよりはマシだけど、ちょっとずつ痛いのもきつい…。 しかし、やっと抜糸出来たのでこれからは楽になるはず…。 夕方になると傷の痛みはすっかりなくなって 私もやっと円座を卒業できました。 いやぁよかったよかった、と安心したのもつかの間…。 今度はお尻が痛い。 そういえば抜糸のとき、TS医師が言ってたなぁ。 「傷も痛そうだけど、お尻のほうがもっと痛そうだなぁ。痛くない?」 そうなんです、出産のときに頑張ったので 痔 になったのです。 だってあの時は傷の方が痛くて、気が付かなかったんだもの…。(T_T) 仕方なく看護婦さんに相談すると 宿直の医師が診察してくれることになりました。 その医師は、ズバリ TS医師! TS医師は「そうでしょう、やっぱり痛いでしょう。」と…。 (いてぇよ、そう思ってたならあの時一緒に何とかしてくれよ。) とにかく、そんなこんなでやっと全ての痛みからの解放っ! ありがとうっTS医師! 次の朝、回診に来たのはSS医師。 タッチを産む時、私のおなかを切ってくれた先生。 「そういえば上のお子さんは、もう大きくなられたんでしょう?」 というので… 「はい、もうすぐ2歳になります。」 と答えると SS医師 「だいぶおしゃべりするんでしょうね。」 私 「えっ、いや…口は遅いみたいで…。」 SS医師 「そうですか、口から産まれてきたからおしゃべりなのかなぁと思って…。」 なんて失礼なっ!それは私のせいじゃないもんっ!!! なんだか赤ちゃん生まれておめでたいのに複雑だわ。 でも…やっぱり覚えてくれていたんですねぇ。うれしいなぁ。 そして私はめでたく退院。 さややはもう少し入院するので、当分は私が冷凍おっぱいを届けることになりました。 そこでさややはSS医師に助けてもらうことになります。 ここで今日はおしまい。 まだまだいろんなことが起きるので、次回をお楽しみに。(^.^)/~~~ 人気blogランキング ここでクリックしてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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